結婚相談所のお見合いが成立しない理由ランキング
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こんにちは、マリヴィットの大原です。本日は、先日IBJから共有された最新データをもとに「お見合いが成立しない理由」と、その改善のポイントについてお伝えします。お見合いが成立しなくて悩んでいるという方に、役立つヒントになれば幸いです。
【男女別】お見合いが成立しない理由ランキング
結婚相談所での婚活は「お見合い」が最初のステップです。ここが成立しないと、どうしてもモチベーションが下がってしまいますよね。
2025年1月~6月に実際に申し込まれた案件の「お断り理由ランキング」は以下の通りです。
女性がお断りされる理由
1位 写真の印象 35%
2位 年齢 27%
3位 趣味・共通点 12%
4位 自己PRの内容 12%
5位 居住地 9%
男性がお断りされる理由
1位 写真の印象 31%
2位 年齢 27%
3位 居住地 16%
4位 自己PRの内容 13%
5位 趣味・共通点 7%
男女ともに「プロフィール写真の印象」が最も大きな理由でした。
プロフィール写真の重要性
ビジネスにおいても、人の第一印象は「見た目・身だしなみ」が大きな割合を占める、といわれますが、婚活においても例外ではなく、プロフィール写真がそのままお見合い成立率に直結しています。
多くの会員様はプロのカメラマンによるスタジオ撮影をされていますが、中には自撮りやスナップ写真を使う方も。比べられた時に見劣りしてしまい、出会いのチャンスを逃してしまうのは本当にもったいないことです。
お相手の希望欄に「人柄重視」「誠実な人」「優しい人」と書いてあっても、まずは写真で「会ってみたい」と思われることが大前提。清潔感や笑顔を意識した一枚を準備することをおすすめします。
服装やヘアスタイル・メイクなど、しっかりと取り組みをすることで、自ずと表情にも自信が出てくるのも見えます。
年齢条件は柔軟に考える
次に多い理由が「年齢」です。検索条件で簡単に絞り込めるからこそ、相手の年齢でチャンスを狭めてしまいがちです。
実際、男性は35歳以下を希望する傾向が強く、女性は同年代~5歳上くらいまでを希望し「年齢が離れる=恋愛対象外」と考える方が多いという結果が出ています。ですが、年齢だけで相手を判断するのは大きな機会損失にもなりかねません。
例えば、先日面談をした40代の女性会員様。とても気遣いができ、ご自身からも積極的に行動される方なのですが、お見合いをする中で「お相手が積極的に提案してくれると嬉しい」と感じたそうです。そこから「そういう方との相性が良いかもしれない」という新たな気づきに繋がりました。
このように、相性や心地よさは年齢では測れない部分が大きいものです。会ってみないと分からないことも多く、一概に「年齢」で傾向を決めることはできません。
私が会員様にアドバイスしているのは、何かよほどの理由がない限り、「年齢で絞りすぎない」こと。いろんな年代の方と出会えるのをチャンスと考えて頂くことで、新たな発見があるかもしれませんし、実年齢より若々しい人もいれば、同年代でも落ち着きすぎて見える方もいます。せっかくの出会いの場ですから、固定観念に縛られず柔軟に接していただきたいとお伝えしています。
また、多くの結婚相談所が「できるだけ若いうちに活動をはじめること」とアドバイスされますが、私は年齢ごとに異なる結婚の良さがあると考えています。20代・30代には若さの魅力があり、40代以降には人生経験を活かした落ち着いた結婚のかたちがあります。子供を希望される方は早いに越したことは、医学的にも間違いないのですが、結婚の形は様々なので、若くして結婚も大人婚もそれぞれ魅力的なところがあると考えています。
まずは「なぜ年齢を制限するのか?」「それは絶対的な条件なのか?」を自分の中で整理してみることが大切です。そこを明確にすると、出会いの幅が広がり、理想のパートナーと巡り会う確率も高まります。
まとめ
今回のデータから見えてきたのは、男女ともに「プロフィール写真」と「年齢」が大きな壁になっているということでした。
・写真の印象を整えること:プロの撮影で清潔感や明るさを伝える
・年齢条件を広げること:固定観念に縛られず柔軟に出会いを受け入れる
この2点を意識するだけでも、お見合い成立の確率は大きく変わります。
また、ランキングで4位だった、「自己PRの内容」は、写真や年齢の印象をプラスに加点させることが可能です。ここが、カウンセラーの力の見せどころの1つでもあります。例えば40代で年齢に不安を感じている方であっても、20代30代にない経験値や強みがあります。それをしっかりアピールすることで、年齢以外でのあなたらしさをちゃんと伝えることができます。
結婚相談所での活動は「まずは会ってみること」から始まります。
結婚相談所で活動するからこそ、新しい気づきや柔軟な発想を大切に。「まずはお見合い成立」から一歩ずつ、一緒に前に進んでいきましょう。