はじめまして結婚相談所みんなの仲人さん代表の小林です。第1回目のコラムは『40代からの婚活の可能性』について書きたいと思います。当時40歳だった私は自分自身の人生設計で生涯独身の考えを見直し婚活を始めることにしました。テレビやネットのニュースでは40歳男性の結婚ができる可能性は初婚で8%と言われており、当時の消費税と同じパーセンテージでした(笑)。自分自身が営業職という事もあり人とのコミュニケーションには自信がありましたが、婚活は別でした。そこで『40歳の壁』というものを感じました。30代までは合コンなどの自己紹介で自分の年齢を女性に伝えても遜色なく対応してもらっていた印象でしたが40代になって自分の年齢を伝えると何となくリアクションが急に薄くなり、それ以降の私への対応が鈍くなることが増えたと感じるようになりました。私は婚活パーティに参加することから婚活を始めたのですが、そこでもお相手から年齢的なものを指摘されることが多かったように思えます。また、未婚というのもむしろ逆風で『この歳まで未婚ってなにか問題あるんじゃない?』って思われ、むしろ40代だとバツ1の方が安心という意見もありました。そこで、我流でやっていた婚活を見直して、婚活セミナーや婚活アドバイザーのアドバイス動画などをたくさん観てマッチングしたりお付き合いしたり成果が出るようになりました。その学んだノウハウの一例を記させていただきます。『身の丈に合ったカッコいい身だしなみ』・40代ならではの落ち着いた服装にして清潔感を出す・『オヤジ臭さ』を消し『雰囲気の良いオジ様』に変化まずは外見です。清潔感を与えるには髪型を短髪にして髭がないのが好印象。眉も適宜に手入れをするのも効果的です。そして、当たり前ですが歯の黄ばみがないよう歯磨きはしっかりと。NG要素の口臭予防にもなります。服装はジャケット(ブレザー)にシワのない白ワイシャツ。ズボンはジーンズにローファーなど大人の落ち着いた服装がおすすめ。そして、デートなどを重ねていくにつれて徐々にカジュアルにしていくといいでしょう。また、若者のファッションを取り入れるのも悪くないですが、歳相応として無理が出たり、子供っぽく見えてしまったりするのであまりおすすめできません。その他の全体的な事としては、さり気ないアクセサリーをしてオシャレさを演出したり、香水をして清潔感を出すのも良いです。特にいい匂い清潔感をさらにアップします。はただしどちらもやりすぎは逆効果ですので、程々にしましょう。人は『中身』は間違いではありません。しかし、残念ながら婚活では人は外見で判断します。最低限の身だしなみがないと箸にも棒にも引っ掛かりません。『中年太りを解消させたシャープなカラダ作り』・カラダのラインを意識して雰囲気を出す・スポーツやダイエットで健康的なカラダに変化体格のラインは結構重要です。特にぽっこり出たお腹はだらしない印象を与えてしまいます。また、着る服装も限られてしまうのでスポーツジムに行くなどして、中肉くらいに絞れるようにしましょう。引き締まったカラダは健康の象徴ですし男らしい印象にも繋がります。また、女性はダイエットに関心があります。どんなダイエットが効果的かは興味がある人が多いので自分の体験談などの話題にも繋がります。そして、スポーツジムの通って頑張っている姿に共感を持たれます。また、40代になると若い時と比べてだんだん健康維持が難しくなってきます。そういう意味でもスポーツとダイエットは必修科目になります。女性も結婚相手として不健康な人より健康的な人を選びますよね。現在の代表は結婚して幸せ太りしてます(笑)『40代ならではの落ち着いた包容力』・相手をあたたかく見守る器の大きさで余裕を表現・相手の話をきちんと聞く包容力を持つ相手を思いやり心に余裕を持って接すると相手は余裕を感じて頼りになる人だと思ってもらえます。それにはコミュニケーション能力は必須です。特に女性との会話は重要なポイントだと言えます。会話のターンのパーセンテージは女性6~7割、男性3~4割がいいでしょう。その中で、特に会ったばかりの会話で相手の話を否定したり話の結論を出そうとするのはNGです。きちんと相手の目を見て内容を聞いて相槌をして聞き上手になることがポイントです。また、適宜、自分の話をしてPRすることも忘れてはいけまんが、前向きでポジティブな内容がベストです。自慢話やネガティブ(否定的な話・誰かの悪口・愚痴・お説教等)な話はNGです。また、若い女性がターゲットの場合はその歳の人たちの流行を抑えて、上から目線にならずに同じ目線で話を合わせられることも必要です。次に金銭的な余裕を見せるのも重要です。食事はなんでも驕り、欲しいものはなんでもプレゼントするという意味ではありませんがお付き合いするまでのデートの食事代やお茶代くらいは出してあげた方が好印象です。しかし、あまりに高い物をプレゼントしたりすると金銭感覚が疑われ『結婚したら散在するのではないか?』と思われる可能性があるので、程々が肝心です。結婚したら生活を共にしてコミュニケーションの連続です。会話や生活感(金銭感覚)が合わないなと思われたらいくらイケメンでも結婚対象から外されます。『今までの自分を変える意識を持つ』・結婚は生活は譲り合いです。それには自分の意識と相手の意識の違いをすり合わせることの連続です。・自分から意識を変えて相手と一緒に協力し合う気持ちが大事よく相談者様から『ありのままの自分を知ってほしい』という言葉を聞きます。これは一見聞こえがいいですが言い換えると『自分は何も変えません』と言っているようなものです。生まれたところや育った環境も違う2人なのですから考え方の違いや習慣の違いなどあるのは当たり前です。そこにはどちらが正しいなどの議論は結婚生活にはあまり意味がないと私は感じています。自分のためではなく相手のため、そして2人のため、そして大事な家族を守るために自分の意識を変え、相手の立場になって考えを理解して、そして相手も自分を理解してもらい、一緒に協力して助け合っていくことが大事です。結婚は二人三脚。思いやりの気持ちでお互いのペースを合わせて前に進んでいきましょう。『結論』ニュースやネットで出ている40代が結婚できる可能性とは現時点での全体的な統計にしかすぎず『あなたが結婚できる可能性』ではありません。40代でも50代でも努力次第でいくらでも可能性を上げることができます。自分で行動し、自分が成功すれば『40代が結婚できる可能性』のパーセンテージは上がります。頑張って行きましょう。