結婚相談所の仮交際でドキドキしない…これって大丈夫？

婚活をしていると、

「とても優しくて、自分に好意を持ってくれるいい人」と仮交際になったのに、

なぜか心がときめかない——。

そんな気持ちに戸惑うこと、ありませんか？

実際に、会員様からもよくいただくご相談です。

「このまま交際を続けても好きになれるのかな？」

「ときめきがないまま真剣交際に進んでも大丈夫？」

そんなときにどう気持ちを整理していけばいいのかを一緒に考えてみましょう。

ときめき＝恋愛感情、とは限らない

「ときめかない＝恋愛感情がない」と思ってしまいがちですが、

実はときめきは“刺激”や“新鮮さ”から生まれる一時的な感情。

それに対して、信頼や安心感は「時間をかけて育つ感情」です。

結婚生活で大切なのは、ドキドキよりも「穏やかに心地よく過ごせること」。

次のように感じられるなら、良いご縁の可能性は十分あります。

・一緒にいて落ち着く

・無理せず自然体でいられる

・相手の優しさに安心できる

まずは「この人と一緒にいるとき、自分がどんな気持ちになるか」を感じてみましょう。

好きになれる可能性を見極める3つのポイント

「今はときめかないけれど、もう少し関わってみたい」と感じるなら、

焦らずお相手との時間を重ねてみましょう。

① 相手の優しさを“当たり前”にしていないか？

お相手が丁寧に接してくれることに慣れてしまうと、

ありがたさや魅力を見失ってしまうことがあります。

少し距離を置いて考えると「やっぱりこの人、誠実だな」と

改めて感じることもあります。

② 「楽しい」と思える瞬間があるか？

ドキドキはなくても、「一緒にいて楽しい」「また会いたい」と思えるなら、

心が少しずつ動いているサインです。

③ 無理せずいられるか？

緊張せず、沈黙が気にならない。

自分を無理に飾らずにいられる。

そんな関係性なら、相性が良い可能性が高いです。

それでも「違う」と感じたら

・会うたびに「やっぱり違うかも」と思う

・デートが義務のように感じてしまう

・気になる部分にばかり目がいく

そんなときは、心がもう答えを出しているのかもしれません。

交際を続けることがストレスになっているなら、

感謝の気持ちを伝えて一区切りつけることも、

お互いにとって誠実な選択です。

（特に結婚相談所は短期間での成婚を目指している環境のため……）

悩んだらプロに相談

婚活中は、気持ちが迷うのが自然なこと。

「好きになれるか分からない」というお悩みは、

誰にでも起こりうるものです。

そんなときは一人で抱え込まず、

担当の婚活アドバイザーに気持ちを話してみてください。

第三者の視点で話を整理すると、

「自分は何を大切にしたいのか」や「本当はどう感じているのか」が

はっきり見えてくることがあります。

30代後半女性Dさんのケース

実際に、30代後半のDさんも同じように悩まれていました。

仮交際のお相手はとても誠実で、いつも優しく寄り添ってくれる方。

それでも「気持ちが前に進まない」「でも断るのは申し訳ない」と迷っていました。

私たち夫婦と一緒に気持ちを整理していく中で、

「一緒にいる未来を想像できない」と気づかれました。

無理に続けるより、お互いに誠実でありたいと考え、

勇気を出して交際を終了することに。

するとその後、価値観が自然に合う方と出会い、

今はとても穏やかで楽しいお付き合いを続けています。

私たちは決して先へ進むよう無理に勧めたりせず、

丁寧に、一つずつ気持ちを確認しながら、交際のサポートをお手伝いしています。

焦らず、自分の心を信じて

Dさんのように

「この人を逃したら次がないかも」と焦る気持ちも分かります。

でも大切なのは、単に”結婚”をすることではなく、

「この人と一緒に生きていきたい」と思えるパートナーに出会うこと。

ときめきがなくても居心地が良いなら、

もう少し続けてみるのもアリ。

どうしても気持ちが動かないなら、無理をせず次へ進んで大丈夫です。

自分の心の声を大切に、納得のいく選択をしていきましょう。

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