安心できる人を前に、迷いが生まれる心理について
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
安心できる相手に心が動かないのは、珍しいことではありません
婚活の現場でお話を伺っていると、
多くの方がこんな違和感を口にされます。
「条件も合っているし、安心できる人だと思うんです。
でも、なぜか気持ちが盛り上がらなくて……」
一方で、
少し不安になる相手や、気持ちが振り回される相手には、
強く惹かれてしまう。
実はこれ、婚活ではとてもよくあるご相談です。
そして同時に、
「自分は贅沢なのではないか」
「もっと現実的にならないといけないのではないか」
と、自分を責めてしまう方も少なくありません。
ですがまずお伝えしたいのは、
それは感覚の問題ではなく、心の仕組みによるものだということです。
「惹かれる=相性が良い」とは限らない理由
人は、感情が大きく揺れる関係に出会うと、
それを「恋」や「ご縁」だと感じやすくなります。
・相手の反応が気になる
・連絡の有無で一喜一憂する
・不安と期待が交互にやってくる
この状態は、心に強い印象を残します。
すると脳は、それを
「好きだからこんなに気になるのだ」
と解釈してしまう。
一方で、
安心できる相手との関係は、感情の波が穏やかです。
・連絡のリズムが安定している
・無理に頑張らなくても関係が続く
・相手の言動に過剰に反応しなくて済む
結婚を考えるうえでは、とても大切な要素ですが、
刺激が少ないぶん、
「物足りない」と感じてしまうこともあります。
婚活では「安心」を判断材料に入れる視点が大切です
婚活をしていると、
どうしても「気持ちが動くかどうか」に意識が向きがちです。
もちろん、気持ちは大切です。
ただ、結婚生活は日常の連続でもあります。
・素の自分でいられるか
・意見が違ったときに話し合えるか
・不安を増やす相手か、減らしてくれる相手か
こうした視点は、
短期的なドキドキよりも、
長期的な満足度に大きく影響します。
実際、成婚された方を振り返ってみると、
「最初からすごく盛り上がっていた」というケースばかりではありません。
むしろ、
「一緒にいて疲れなかった」
「気づいたら安心していた」
という声の方が多いのが現実です。
選び方に迷ったときは「自分の傾向」を知ることから
もし今、
「安心できる人に心が動かない」
「同じような相手を選んでしまう」
そんな感覚があるなら、
相手を変える前に、
自分がどんな関係性に安心や不安を感じやすいのかを
一度整理してみることをおすすめします。
婚活は、
「正解の相手を探す作業」ではなく、
「自分の傾向を知り、選び方を調整していくプロセス」でもあります。
私たち相談所の役割も、
無理に誰かを勧めることではなく、
その整理を一緒に行うことだと考えています。
(ちなみに、「安心って何か分からなくなってきました」と
苦笑いされる方も結構多いです。
そういう時点で、ちゃんと向き合おうとしている証拠なので、
それ自体は悪いことではありません。)
安心と幸せは、少しずつ重なっていくもの
安心=即ときめき、ではないかもしれません。
ですが、安心できる関係の中で、
信頼や愛情が育っていくケースは多くあります。
もし今、
選び方に迷いが出ているなら、
それは「間違っている」サインではなく、
次の段階に進もうとしているサインかもしれません。
焦らず、
一緒に整理しながら進めていきましょう。