30代前半の自動車関連【設計】の男性が1年2ヶ月で成婚した婚活エピソード(14)

これまでは、一人でも十分に生きていけると思っていました。
仕事や日常もそれなりに充実していて、不自由さを感じることはありませんでした。
ただ、ふと10年後、20年後の自分を想像したとき、この先の時間を一人で過ごすのは、少し寂しいかもしれないと感じたんです。

嬉しかったことや何気ない出来事を、自然に共有できる相手がいたら、人生はもっと温かくなる。
そう思ったことが、一緒に過ごせるパートナーを探そうと決めたきっかけでした。 最初は街コンにも参加していましたが、出会う方の多くが、結婚に対してまだ本気ではないように感じることが多くありました。
仮に結婚の意思があったとしても、「いつになるか分からない」「何年かかるのだろう」という不安が拭えませんでした。

自分の年齢や将来を考えたとき、ただ出会いを待つよりも、結婚を前提に効率よく活動できる場所の方が自分には合っていると感じ、結婚相談所に興味を持つようになりました。

その中でも、地元の結婚相談所であれば、距離も近く、しっかりとしたサポートを受けながら活動できるのではないかと思いました。
いくつか調べる中で評判も良く、安心して相談できそうだと感じたのが鈴木さんの結婚相談所で、「ここで頑張ってみよう」と思い、お世話になることを決めました。

仕事が忙しく、思うように活動の時間を取れない時期もありました。
そんな中でも、鈴木さんが状況を理解したうえで、無理のないペースで効率よくサポートしてくださり、とても助かりました。

その都度の状況だけでなく、先を見据えた提案をしてくださったのが印象的で、「一人で考えていたら気づけなかったな」と思うことも多かったです。
プロポーズについても、場所選びまで相談に乗っていただき、安心して当日を迎えることができました。 プロポーズの際に、「婚約指輪や特別なものは何もいらないよ」と言われていました。
それでも、どうしても自分の気持ちをきちんと形にして伝えたくて、手紙を書くことにしました。

渡したときに、想像以上に喜んでくれて、「部屋に飾るね」と言ってくれたことが、とても嬉しくて今でも心に残っています。 初めてのお見合いのときは、正直なところ「手ごたえがなかったな」と感じていました。
会話も少し控えめで、印象がつかみにくかったんです。

でも、あとから聞いてみたら、実は人見知りだったと分かって（笑）
今では何でも楽しく話せる友人のような関係です。 2回目にお会いしたときに、「あ、話が合うな」と素直に感じました。
お互いの趣味や価値観が近いように思えましたし、相手が自分のことも自然に話してくれたことで、距離がぐっと縮まった気がしました。

そのときに、不思議と「この人と結婚するかもしれないな」と、なんとなく感じたんです。 結婚相手に求める条件の中で、これだけは譲れないと思っていたのが「お互いの趣味を否定しないこと」でした。
無理に合わせるのではなく、それぞれが大切にしているものを尊重できる関係でいたいと思っていました。 ボードゲームカフェは良かったですね。あるとき、彼女からボードゲームカフェに誘われたんです。
正直、私はそれまでほとんどやったことがなかったのですが、せっかくなので一緒にやってみることにしました。

実際に彼女と遊んでみると、想像以上に楽しくて、「こうやってお互いの好きなことを共有できる関係っていいな」と感じました。

取り繕う必要はないと思います。
自分に正直でいることが、一番大切だと感じました。

無理に取り繕って交際を続けても、どこかで疲れてしまいますし、いずれ素の自分に戻ったときに、そこで断られてしまう可能性もあると思います。

だからこそ、最初から無理をせず、自然体で向き合うことが大事なのかなと感じています。
もちろん、最低限の常識や相手への思いやりは忘れずに、ですが。