30代後半の会社員の男性が1年11ヶ月で成婚した婚活エピソード(13)

気づいたら、誰かと一緒に過ごす日常を大切にしたいと思うようになっていました。
笑ったり、落ち込んだり、何でもない時間を分け合えるような家族が欲しかったんです。 最初は自分なりに婚活パーティーに参加していたんですが、うまくいかなくて...
そしてまずは敷居が高くないネットの相談所に入ったのですが、それも上手くいかなくて...
そんなこともあって個人で結婚相談所をやっている方がしっかり対応してくれると思って鈴木さんのところに入会したんです。

交際中の彼の言動に違和感を感じても、自分ではどうしたらいいのか本当に分からなくなってしまって……。
ひとりで考えていると、これでいいのか、私が気にしすぎなのか、堂々巡りになっていました。

そんな時、鈴木さんと面談するたびに、ちゃんと自分の方向性を見つめ直せたんです。
「断ることも誠実な対応だよ」って言われた瞬間、胸のつっかえがスッと取れたのを今でも覚えています。
あの言葉で、自分の気持ちを大事にしていいんだって思えました。 最初のお見合いの日、彼が30分遅れてきたんです。
あの時は正直、「もうお断りかな…」って思っていました。
でも実際に会ってみたら、びっくりするくらい話しやすくて。
言葉の選び方とか、こちらの話を聞く姿勢とか、そういうところに誠実さを感じたんですよね。

あとで聞いたら、彼は最初から「この人と一緒になりたい」って思ってくれていたみたいで。
なんだか照れくさいけど、すごく嬉しかったです。

私自身も、気づいたら「この人と一緒に生きていくのかもしれないな」って思っていました。
「この人だったら大丈夫」って、自然に思えたんです。 私の具合が悪い時も、彼は本当に心配してくれて……。
大げさじゃなくて、ただ静かに寄り添うみたいに気にかけてくれる姿がすごく嬉しかったです。 結婚の条件として、私がどうしても譲れなかったのは「思いやり」でした。
あとは、「ありがとう」とか「ごめんなさい」みたいな、当たり前のことを当たり前に言えるかどうか。
派手な条件じゃなくていいんです。
一緒に生きていくなら、そういう小さな言葉をちゃんと交わせる人じゃないと、私の中では難しいなって思っていました。 デートでおすすめなのは、イルミネーションです！
あしかがフラワーパークもそうですし、茨城のイルミネーションもすごく素敵で。
きらきらした光を一緒に見てるだけで「なんかいいな」って思えたんですよね。 ほとんどの方は本当にいい人だったんですけど、中にはどうしても話が盛り上がらなかったり、ちょっと態度の良くない方もいて…。
そういう相手にまで「合わせなきゃっ」て思いすぎて、気づいたら自分のほうがぐったり疲れてしまっていました。 このままじゃダメだな…って、思ったんです。
相手に合わせるばかりじゃなくて、自分の気持ちもちゃんと大事にしなきゃって。

それで、一回立ち止まって自分を見つめ直しました。
そこからは、思っていることを我慢しすぎずに伝えるようにしたんです。
もちろん常識の範囲ですけど、ちゃんと私の言葉を出すようにしました。

婚活って、どうしてもつらい時もあると思います。
でも、鈴木さんが言っていたみたいに少しでも楽しむって大事なんだと思います。

それに、自分から申込みをしたり、いろんな人に会ってみると、気持ちも前に進んでいきます。
勇気を出して動けば、ちゃんと流れが変わります。

そして何より、自分を出してください。
無理に合わせたり、いい人を演じる必要はないと思います。
自然体でいること。その自然体でいる姿を相手が認めてくれる相手こそが本当のご縁だと思います。