30代後半のサービス業の男性が4ヶ月で成婚した婚活エピソード(38)

若いころは「いつかは結婚するんだろうな」と、ぼんやり未来を考えていました。ですが実際に生きてみると、仕事や夢を追って自分のやりたいことを突き進んできました。

そんな中で仕事が落ち着いたタイミングがあり、ふと周りを見てみると、友人たちはみんな結婚して子どももいて…。自分だけが取り残されているような気がしました。

そこで「将来を共にできるパートナーを探したい」と思い、婚活を始めるきっかけになりました。 婚活を始めた当初、まずはマッチングアプリを利用してみました。ですが大きな動きもなく、自分には合っていないと感じました。年齢的にも厳しいのではないかと思ったんです。

正直、婚活といえば「婚活パーティー」や「婚活バスツアー」といったイメージしかありませんでした。結婚相談所に“アドバイザーがいてくれること”や、“結婚願望をしっかり持った人同士が1対1で出会える場所”だということは、全く知りませんでした。

そんな時に、親友が「すごくいい人がいるから一度話を聞いてみなよ」と紹介してくれたのが、今回お世話になった仲人の竹原さんでした。それが入会を決めるきっかけになりました。

仲人の竹原さんは、私の仕事の都合で夜しか連絡ができない状況でも、営業時間外に関わらずこちらに合わせていつでも相談に乗ってくださいました。常に気にかけてくださり、安心させてくれたことが本当に嬉しかったです。

また活動の中では竹原さんから「それじゃ結婚できないよ」とズバリ言われたこともありました。その言葉で、自分が相手と真剣に向き合えていなかったことに気づかされました。その瞬間が今でも心に残っており、心から感謝しています。 2人でよく都内へお出かけデートをしました。比較的遠出をしたりすると、一日を一緒に過ごすことになるので、長い時間をどう楽しく過ごせるかをお互いに工夫していました。

その中で計画を立てたり、待ち時間を工夫して楽しんだり、共通の「好き」を見つけたり、一緒に笑い合ったり…。そうした一つひとつがいつも本当に楽しく、心に残っています。 彼女に会ったとき、まず「お洒落だな」と思いました。お見合いの場でも気さくに楽しそうに話してくれたのですが、僕に対する質問が少なく感じられて、「もしかしてあまり興味がないのかな」というのが第一印象でした。

ただ、その中でも見せてくれた彼女の笑顔がとても印象的で、「もしこの笑顔が自分に興味を持ってくれている笑顔だったらいいな」と思ったことをよく覚えています。 ディズニーランドに行ったとき、初めて朝から晩まで一緒に過ごしました。遠出をするとなると、事前に計画を立てたり、話し合ったり、協力し合ったり、歩幅を合わせることが必要になります。アトラクションの行列に並んで待つことも含めて、大変なことまですべて楽しく過ごせました。

その経験を通して「これから先も、どんなことでも同じように楽しんでいける」と確信に変わり、この人と結婚したいと思うようになりました。 花火大会の時に、彼女が浴衣姿で来てくれました。僕のために時間をかけて準備してくれたことに、まずキュンとしましたし、普段の彼女とはまた違う雰囲気のギャップにも思わずキュンとしました。 僕の趣味や仕事を理解してくれることが大前提でした。といっても、自分と同じ趣味をやってほしいわけではありません。ただ、そのことに理解がないと一緒に生活していくのは難しいと思っていたので、そこは大切にしていました。 カラオケデートがとても楽しかったです！若いころはよく行っていましたが、大人になってからは足が遠のいていました。久しぶりに行ってみると、自分や彼女の無邪気な一面や素直なところが自然に出て、童心に返ったような気持ちになれました。

お互いに知らなかった部分を知り合えたり、一緒に盛り上がったりして、本当に良い時間を過ごせたと思います。 特に「やめよう」と思ったことはありませんでした。ただ、婚活自体が初めての経験だったので、慣れないお見合いに戸惑ったり、スケジュールの調整が大変で「少し苦しいな」と感じることはありました。 悩んだときは竹原さんに連絡をして、気持ちのことや進め方、スケジュールの立て方などを逐一相談させていただきました。そのおかげで上手く乗り越えることができたと思います。

いつも自分では思いつかなかった視点でアドバイスをくださったので、考え方の幅が広がり、とても心強かったです。

動き出すことによって、必ず良いめぐりあわせがあります！だからこそ、躊躇せずにまずは一歩を踏み出すことが大切だと思います。

婚活というと重く考えてしまいがちですが、もっとフランクにスタートを切っても良いと思います。結婚を真剣に考えているのであれば、まずは行動に移したほうが、きっと後々後悔しないはずです。