真剣交際に進める？仮交際中の「なんとなく」を脱却する関係
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こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
最近、30代の女性会員様からこんな相談をよく受けます。
「いろんな方と仮交際にはなるんです。デートも楽しく、関係も悪くない。でも、いつまで経っても真剣交際の告白をもらえなくて…いったいいつになったら進展するんでしょうか」
実は、このようなお悩みを抱える方は意外と多いのです。
仮交際までは順調に進むのに、なかなか真剣交際に進めない。
複数の方と同時に交際しても、最終的にどの関係も中途半端なまま交際終了になってしまう。
今回は、そんな状況を打破するために大切な「関係性を進展させる意識」についてお話しします。
「なんとなく」のデートでは関係は深まらない
仮交際中のデートを振り返ってみてください。
お相手との関係性を積極的に進展させようという気持ちがありますか。
なんとなく会って、なんとなく当たり障りのない会話をして、なんとなくLINEのやり取りをする。
月日は経っていくけれど、二人の関係は一向に深まっていない。
もしかすると、あなたもこの状態に陥っていませんか。
JOYマリッジ.comの会員様の中にも、複数の方と仮交際には進むものの、なかなか真剣交際につながらないという方がいらっしゃいました。
その方の傾向を分析すると、ある共通点が見えてきました。
それは「男女であることを意識しなくなってしまうような関係性」になりがちだということです。
なんとなく友達のような関係になって、「この人じゃなくてもいいかな」という雰囲気が漂ってくる。
そうなると、同性の仲間のような仲は深まっても、男女としての関係性はあまり進展していないのです。
結婚相談所での交際に必要な「異性として」の意識
私は常々「結婚相談所での婚活は、恋愛感情がなくても成婚に至る」とお伝えしています。
これは事実です。
ですが、それは「男女であることを忘れてもいい」という意味では決してありません。
恋愛感情はなくても、男女として異性として、お相手に対するじんわりとした尊敬に似た愛情は必要です。
それは同性の友達に対する好意とは明確に違うものです。
具体的には、お相手の異性としての魅力を感じられるか、ということです。
仮交際中のデートでは、お互いに男性として、女性として、魅力をちゃんと見せているでしょうか。
男性として惹かれる部分、女性として惹かれる部分をちゃんと残しているでしょうか。
この部分を意識できているかどうかが、真剣交際への進展を大きく左右します。
慎重すぎる決断が招く機会損失
一方で、関係性の進展はうまくいっているのに、なかなか真剣交際へ踏み出す勇気が出ない方もいらっしゃいます。
「本当にこの人で大丈夫なのかな」
「もっと良い人がいるかもしれない」
次の真剣交際へ進むという決断に対して、過度に慎重になってしまうのです。
結婚相談所での交際期間は、原則として3ヶ月が基本ルールとなっています。
しかし、どうしても気持ちが追いつかないという場合に限っては、少しだけ期間を伸ばすことも検討できます。
ただし、その際は必ずカウンセラーに相談してください。
「あとどのくらい、どんなことを話せば、気持ちが真剣交際に向けられるのか」
ただだらだらと、いたずらに時間を引き延ばすだけでなく、合理的な期間を設定して真剣交際へ進む準備をすることが重要です。
真剣交際の告白を待ち続ける危険性
真剣交際の告白を待っている女性の方にも、同じことが言えます。
いつまで経っても見極めがつかない、決断できないお相手との交際は、ある意味で時間の無駄かもしれません。
決められない人というのは、いつまで経っても決められないものです。
そういう場合もあります。
もしあなたが「いつまで経っても真剣交際に進む気配がないな」と感じたら、そこで交際終了を選択するのも一つの手です。
仮に運良く真剣交際に進んだとしても、今度は「本当に成婚退会できるのかな」という不安がつきまといます。
さらに成婚退会できたとしても、「入籍はちゃんとできるのかな」という心配が一生続くかもしれません。
決断力のないお相手との将来には、常に不安がつきまといます。
合理的な期間の中で関係を進展させる
大切なのは、きちんと見定めて、合理的な期間の中で交際を進展させることです。
結婚相談所での婚活は、時間が限られています。
だらだらと同じ状態を続けていても、関係は深まりません。
むしろ、お互いの貴重な時間を無駄にしてしまうだけです。
関係性を進展させることを一番に考えてほしいと思います。
そのためには、以下のポイントを意識してみてください。
1. デートごとに目標を持つ
何のためにこのデートをするのか、今日はお相手のどんな一面を知りたいのか、デートごとに目標を設定しましょう。
2. 結婚に関する具体的な話題を出す
将来の住まい、子どもについて、仕事と家庭のバランスなど、結婚後の具体的なイメージを共有する会話を積極的に取り入れましょう。
3. 異性としての魅力を意識する
友達のように気楽な関係も大切ですが、男女としての距離感を完全になくしてしまわないよう注意しましょう。
4. カウンセラーと定期的に振り返る
交際の進捗状況を定期的にカウンセラーと共有し、客観的なアドバイスを受けましょう。
5. 決断のタイミングを見極める
「もう少し」が積み重なって長期化しすぎる前に、進むか引くかの決断をする勇気を持ちましょう。
まとめ
仮交際から真剣交際への進展は、受け身で待っているだけでは実現しません。
お互いが積極的に関係性を深め、異性として魅力を感じ合い、結婚に向けた具体的な話し合いを重ねることが必要です。
もしあなたが今、仮交際はできるのに真剣交際に進めないと悩んでいるなら、ぜひ一度、デートの内容や関係性の進展度合いを振り返ってみてください。
そして、「なんとなく」の交際から脱却し、目的意識を持った交際へとシフトしていきましょう。
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