30代前半の理学療法士の女性が1年で成婚した婚活エピソード(16)

作業療法士として忙しい日々を送る中で、職場は女性が多く、異性との出会いはほとんどありませんでした。気づけば30代に入り、友人や同僚の結婚報告が続く中、自分の将来について不安が募っていきました。「このままではいけない」と感じ、行動を起こさなければ何も変わらないと決意。少しでも早く真剣に結婚を考える方と出会いたいと思い、婚活を始めました。 婚活アプリや婚活パーティーなども検討しましたが、真剣度や安全性に不安がありました。プロフィールの信憑性や相手の素性がはっきり分からないまま関係を進めることに抵抗があったのです。
その点、結婚相談所は入会時に身元確認や独身証明などが必須で、安心して活動できる環境が整っています。中でも“いち婚”を選んだ理由は、ホームページで見た若いカウンセラーの活躍と、面談での熱意。年齢に関係なく経験と情熱で支えてくれる姿に信頼を感じ、ここなら自分も頑張れると確信しました。

天間さんは若いながらも経験豊富で、男性目線からのアドバイスや、異性との距離感の作り方を具体的に教えてくれました。活動中、不安や迷いがある時にはLINEや電話ですぐに相談でき、いつも私の気持ちを最優先に考えてくれました。些細な質問にも真摯に答えてくれ、心が折れそうな時には励ましの言葉をかけてくれる。その安心感があったからこそ、諦めずに続けられたと思います。成婚が決まった後も最後まで寄り添ってくれたことに感謝しています。 何度も会う中で、お互いに家族構成や価値観が似ていることに気づき、自然と距離が縮まりました。私は妹が二人いる長女、彼は妹と弟がいる長男。どちらも家族を大切に思う気持ちが強く、その温かさに触れるたび、心地よさを感じました。背伸びをせず自然体でいられる相手との時間は、本当に特別でした。 とても優しく、さりげない気遣いができる紳士的な方だと感じました。お見合い中の会話では、ご家族や休日の過ごし方など大切にしていることに共通点が多くあり、初対面にも関わらず驚くほど話が弾みました。 真剣交際に入るタイミングで、結婚を意識しました。私の気持ちを大事にし、会話のテンポを合わせてくれる姿勢や、雰囲気を感じ取ってくれる優しさに「この人なら一緒に生きていける」と確信しました。 仕事で疲れている時、会う約束の日に私の好物をさりげなく用意してくれていたこと。言葉だけでなく、行動で労ってくれる姿勢に心が温まりました。 特に細かな条件は設けていませんでしたが、何よりも大切にしたのはお人柄と価値観でした。相手が自分の家族を大切にできる人であること、そして私自身の家族とも無理なく関われる距離感で生活できることが重要でした。特に、結婚は日常を共にするものですから、思いやりや誠実さが自然とにじみ出る方でなければ、長く続けることは難しいと考えていました。そのため、地理的にも家族と離れ過ぎない関東圏内でのご縁を希望し、価値観と生活環境が合う方との出会いを重視していました。 二人で訪れた鎌倉の海辺。穏やかな景色を見ながら散策し、自然体で語り合えた時間は忘れられません。観光と会話が同時に楽しめ、距離を縮めるのに最適でした。 活動半年を過ぎた頃、一人の方と長く続かない状況に疲れ、「もうやめたい」と思ったことがあります。お見合いは組めても、結果に繋がらない日々が精神的に堪えました。 天間さんに相談し、気持ちを整理できたことが大きかったです。前向きなアドバイスを受けて立ち直り、その直後に彼と出会うことができました。あの時、諦めなくて本当に良かったです。

婚活は時に心が折れそうになる瞬間があります。でも、一人で抱え込まず、信頼できるカウンセラーに頼ってください。些細な悩みも共有することで、道が開けます。諦めない気持ちと相談できる環境があれば、必ずご縁は訪れます。どうか自分を信じて進んでください。