30代後半/男性
H.Sさん 会社員(建設関係)
素直な一歩が、7ヵ月後のゴールへ──
素直さと行動力で、7ヵ月後に迎えた最高のゴール。喧嘩すら二人の絆に変えた、H.S様の婚活物語。
「今動かなければ」──36歳、婚活を始めた理由。思い立ったが吉日。温かい家庭を求めて
一方で、人生を共に歩むパートナーがいないことへの不安も少しずつ大きくなっていました。
コロナ禍で人との交流が減り、休日も自宅で過ごすことが増える中、「このまま一人で歳を重ねてしまうのでは」という焦りが芽生えたのです。
友人たちが家庭を持ち、子どもの話を楽しそうにしている姿を見て、羨ましさと同時に「自分も温かい家庭を築きたい」という思いが強まりました。
そんな時、「思い立ったが吉日」という性格も後押しし、婚活を本格的に始める決意をしました。
ただ、交際が進むと結婚への温度感や将来設計に大きな差があることに気づき、長く続くことはありませんでした。
「同じゴールを目指す人と出会わなければ、時間だけが過ぎてしまう」——その危機感が強くなっていきました。
結婚相談所は、最初は「堅苦しいのでは」というイメージもありましたが、サポート体制や出会いの質を調べるうちに、むしろ自分の求める条件にぴったりだと感じるように。
特にいち婚を選んだ理由は、ネットにあったリアルな口コミでした。良い面だけでなく課題も正直に書かれており、「ここなら信頼できる」と感じたのです。
諦めずに向き合った7ヵ月間が結んだ、ご成婚。──喧嘩を越えて辿り着いた、二人のゴール
仕事が繁忙期に入り、連絡が疎かになってしまった時期、彼女との関係に影が差しました。
焦りと後悔で気持ちが整理できないまま電話をした夜、天間さんは1時間以上耳を傾けてくれ、
「お相手の心境を察すること」「素直に謝ることの大切さ」を繰り返し伝えてくれました。
その言葉に背中を押され、次の日には彼女に心からの謝罪と気持ちを伝えました。結果、彼女は笑顔で受け入れてくれ、それが関係を深めるきっかけになりました。
さらに木之下さんとのプロポーズ作戦会議では、私では思いつかないような演出案を次々と提案いただき、場所探しから花束の準備まで二人三脚で進めることができました。
ストレートに意見を伝える彼女の言葉を、その時の私は受け止めきれず、思わず「別れようか」と口にしてしまったのです。
その日のデートは川越の街。最初は重い空気が漂っていましたが、食べ歩きをしながら少しずつ笑顔が戻り、最後には「やっぱり一緒がいいね」と自然に言い合える関係に戻っていました。
この出来事で、彼女の存在が自分の中でどれだけ大きいか、はっきりと気づかされました。
当日、彼女は落ち着いた雰囲気のワンピース姿。声は柔らかく、笑うと少し目尻が下がるのが印象的でした。
会話のテンポも心地よく、コーヒーを飲むタイミングが何度も重なり、自然と笑いが生まれたのを覚えています。
天間さんに相談し、正式にプロポーズをすることを決意。
当日はバラの花束を抱え、胸が高鳴る中で「結婚してください」と伝えました。
彼女の瞳に涙が浮かび、笑顔で「はい」と答えてくれた瞬間は、今も鮮明に覚えています。
価値観の違いこそ、向き合うチャンス。一歩踏み出すあなたへのエール
私自身、この活動を通して「価値観の違いへの向き合い方」「気持ちを言葉にして伝える勇気」を学びました。
時に勇気のいる選択もありますが、誠実に、素直に向き合えば必ず相手に伝わります。
諦めずに一歩ずつ進めば、きっと素敵な出会いが待っています。