奢り・おごられ問題の本質──婚活を成婚へ導くための戦略
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はじめに:なぜ奢り問題が消えないのか
婚活の現場で必ずといっていいほど話題に上がるのが「奢り・おごられ問題」です。
「男性は奢るべきなのか?」「女性はどう振る舞うべきなのか?」──SNSや婚活掲示板でも、永遠のテーマのように繰り返し議論されています。
しかし冷静に考えると、この問題は金額の大小や誰が払うかといった表層的な部分ではありません。本質はもっと深く、男女双方の**マインドセット(心構え)**に隠れています。
奢ってもらって当然と考える女性
奢ったのだから見返りがあるはずと考える男性
損得勘定ばかりで相手を値踏みする思考
こうした姿勢が「奢り問題」をこじれさせるのです。
婚活においては、奢り・おごられは、単なる支払い行為ではなく、価値観や信頼関係を浮き彫りにする“試金石”と捉えるべきです。
この視点に立つことで、初めて奢り問題を「戦略的に活かす武器」に変えることができます。
僕が直面した「奢り・おごられ問題」エピソード
あるとき、僕がサポートしていた30代半ばの男性会員さんが、デート後に相談してきました。
「天間さん、初回デートで食事代を全額払ったんですが、相手の女性が“ごちそうさま”すら言わなかったんです。正直、モヤモヤしてしまって……」と。
僕はその瞬間、思い出したことがありました。
実は僕自身、昔似た経験をしています。
実体験:僕の奢りが“当然”にされたとき
20代の頃、当時お付き合いしていた女性と初めてのディナーで、僕が全額支払ったことがありました。
そのとき彼女は、伝票が下げられるのを当然のように眺めていて、何も言わずに「次はどこ行く?」とだけ。
僕は「感謝の言葉が一つもないのか」と心のどこかで引っかかりました。
その瞬間、彼女に対してではなく、自分自身に問いが浮かんだんです。
自分は“奢ること”を見返り目的でしていたのではないか?
:“ありがとう”が欲しいから払っていたのか?
:それとも、本当に相手を喜ばせたいからだったのか?
気づいたのは、僕のマインドも相手のマインドも歪んでいた、という事実でした。
学び:奢りは“投資”ではなく“信頼残高の積み上げ”
その経験を通して僕は理解しました。
奢り・おごられ問題の本質は、相手がどう反応したかだけではなく、自分がどんな姿勢で奢ったかにあるのだと。
「ありがとう」と言ってほしいから奢るのは、実は“見返りを求める投資”に近い。
でも、「この時間を楽しんでもらえたなら嬉しい」という姿勢で奢れば、それは信頼残高を積み上げる行為になります。
その後、僕は会員さんにこう伝えました。
「モヤモヤしたのは自然なこと。でも、奢る側のマインドが“投資”に寄ってしまうと、相手の反応次第で心が乱されます。大事なのは、自分の奢りを“信頼残高”として積み上げること。そうすれば、相手が感謝を示す人なのかも冷静に判断できますよ。」と。
男性への戦略アドバイス:初回は“スマートに投資”せよ
まず男性にとって、最初の関門は「初回デートでどうするか」です。
婚活市場の現場感として、依然として「初回は男性が奢った方が好印象」という傾向は根強いです。
ここで勘違いしがちなのが、「全額奢る=経済力アピール」だと考えること。
実際は、金額よりも“姿勢”が見られています。
スムーズに会計を済ませるスマートさ
「今日はご一緒できて楽しかったので、ご馳走させてください」と一言添える余裕
細かい計算やモタつきを見せないリーダーシップ
こうした振る舞いが、女性に「この人に任せられる」という安心感を与えます。
逆に、「割り勘で」と小銭を数え始めたり、「今日は自分が出したから次回はね」と“貸し借り”のように捉える態度は、せっかくの好印象を帳消しにしかねません。
つまり、初回は迷わず“信頼の先行投資”をするのが、婚活戦略上もっとも効率的なのです。
女性への戦略アドバイス:“感謝とリターン”で信頼を返す
一方で女性に求められるのは、「奢ってもらった=当たり前」というマインドを手放すことです。
奢られた側の態度次第で、男性は「この人とは将来を考えられる」と思うか、「この人は自分に依存してくるかも」と不安を抱くかが分かれます。
女性ができることはシンプルです。
しっかり感謝の言葉を伝える(「今日は本当にありがとうございます。ご馳走になってしまって恐縮です」)
次回は自分から小さく“返す”アクションを取る(コーヒー代を払う、手土産を用意するなど)
「次は私に出させてください」と自然に申し出る
この“信頼の返済”を行える女性は、男性に安心感を与え、結果的に「結婚後も一緒に支え合える人だ」と思われやすくなります。
逆に、奢りを当然視する女性は「金銭感覚がずれている」「依存体質」と見なされ、早々に交際終了になるケースが少なくありません。
奢りをどう受け止め、どう返すか──それが女性にとっての婚活戦略の分岐点です。
共通のマインド矯正:“損得勘定”から“信頼投資”へ
男女どちらにも共通する大きな落とし穴は、奢りを「損得勘定」で捉えることです。
男性「こんなに払ったのに、脈なしなら損じゃないか」
女性「奢ってくれないなんて、器が小さい」
この発想のままでは、関係は深まりません。
結婚は、生活費や時間を“シェア”して生きていく営み。奢り・おごられはその縮図です。
大事なのは「今日は自分が信頼を積み立てる番だ」と考えること。
男性が奢れば「誠意の先行投資」、女性が感謝や行動で返せば「信頼の配当」として機能します。
つまり、奢りは収支のゼロサムではなく、信頼を増やす共同投資なのです。
ケーススタディ:奢り問題で失敗する人/成功する人
ここで、婚活現場の典型例を挙げます。
失敗例(男性)
初回デートで「今日は割り勘でいい?」と伝票を差し出す。女性は「リードしてくれない」と感じ、次回につながらない。
失敗例(女性)
奢られて当然と受け取り「ありがとう」すら言わない。男性は「この人は依存するタイプかも」と判断し交際終了。
成功例(男性)
初回は全額負担し、「ご一緒できたお礼に」と笑顔で対応。女性は安心感を抱き、次のデートにつながる。
成功例(女性)
奢ってもらったら「今日は本当にありがとうございます」と丁寧に感謝。次回は「カフェ代は私が」と負担し、好循環が生まれる。
この違いを生むのは、結局“お金”ではなく“マインド”なのです。
まとめ:奢り問題を“戦略ツール”に変える
奢り・おごられ問題は、衝突の火種ではなく、結婚観や価値観をすり合わせる戦略的ツールです。
男性:初回はスマートに奢ることで誠意を示す
女性:感謝とリターンで信頼を返す
共通:損得勘定を超え、信頼投資の発想を持つ
この思考を持てる人は、「奢り問題で悩む人」ではなく、「奢り問題を使いこなす人」となり、結果的に成婚への最短ルートを歩むことができます。
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