『本当に全然かっこよく無いんです…』と言うけれど...
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『でも本当にカッコ良くないんです…』『好きな気持ちが全く湧かないんです...』
― “第一印象フィルター”から抜け出すための考え方 ―
① お見合いから仮交際に向けての気持ちの上げ方(持ち方)
お見合い後によく耳にする言葉のひとつが、
「話は普通にできたけど、正直タイプじゃないんです」や
「優しそうなんですけど、全くときめかなくて…」というお声です。
でも、ここで一度立ち止まってほしいのです。
**「タイプ」や「ときめき」というのは、恋愛初期の脳内ホルモン(ドーパミンやフェニルエチルアミン)が生み出す一時的な“錯覚”にすぎません。
婚活で大切なのは、恋愛ドラマのような“最初の熱”よりも、「一緒にいて心が安らぐか」「話が自然にできるか」**といった“後から育つ感情”の芽を見逃さないことです。
ですから、
お見合いで悪い印象でなければ、まずは“人間としてもう少し知ってみよう”という気持ちで仮交際に進むのがおすすめです。
最初から恋愛スイッチが入らなくても、2〜3回会ううちに「この人、意外といいところがあるな」と感じるケースは少なくありません。
② このようなことを言う女性に向けてのアドバイス
率直に言えば、
「カッコ良くない」「好きな気持ちが湧かない」と言って仮交際を断る女性の多くが、
ご自身の理想像に縛られすぎています。
20代の恋愛では“感情の高まり”で選んでも、若さと勢いでなんとかなったかもしれません。
でも30代半ばになれば、結婚相手として求めるべきは「感情」ではなく「信頼・尊敬・安心」です。
外見や瞬間的なときめきだけで判断してしまうと、
自ら“ご縁の芽”を摘み取っている可能性があります。
“カッコ良い”男性は人気が集中します。
そんな人が本気で結婚を考えているとは限らず、
またあなたを選ぶとは限りません。
結婚相談所の婚活は、「恋愛の勝ち負け」ではなく「人生のパートナー探し」。
この視点を見失うと、活動が長期化するだけでなく、年齢的にも不利になってしまいます。
③ このような女性に対するマインドチェンジアドバイス
感情が動かないのは「相手が悪い」のではなく、
“自分の中の基準”が恋愛モードのまま止まっているからです。
次の3つを意識してみてください。
1.「外見より中身」を意識的に見てみる
清潔感・話の誠実さ・あなたへの気遣い。
その人の“人柄の温度”を感じ取るようにしてみましょう。
2.「好きになる前に、理解する」
恋愛は“好きになってから関わる”ものではなく、
婚活は“関わるうちに好きになる”ものです。
3.「結婚後の生活を想像してみる」
休日に一緒に買い物に行ったら?
体調を崩した時にどう接してくれそう?
そう考えると“見た目”より“本質”の大切さが実感できます。
恋愛感情は、
「自分を安心させてくれる存在」に対して後から湧いてくるものです。
“最初に燃える恋”ではなく“じんわりと温まる愛”を見つけましょう。
④ まとめ
「カッコ良くない」「好きになれない」という言葉の裏には、
“理想を手放せない”という心のクセが隠れています。
婚活で本当に必要なのは、
相手を変えることではなく、自分の見方を変えること。
お見合いでお会いした方の『お相手の良いところを3つ書き出してみてください』
恋愛の「ときめき」から、結婚の「安心」へ。
このシフトチェンジができた瞬間、
これまで見えなかった“ご縁”が不思議と見えてきます。
婚活頑張っていきましょう!!