いい人ほど婚活で苦戦する理由と突破法
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こんばんは(^^♪
婚活カウンセラーをしていると、「周りからは『いい人だね』って言われるんですが、お見合いではそれが伝わらなくて…」という相談をよく受けます。
年収や学歴では勝負できないけど、人柄には自信がある。
職場や友人からは信頼されているのに、婚活だと「また会いたい」と思ってもらえない。
「自分の良さを、どうアピールすればいいのかわからない」──。
実は、「いい人」こそが、婚活で最も求められているんです。
今回は婚活カウンセラー目線で、
人柄の良さを自然に伝えるコミュニケーション術
を3つご紹介します。
💬1.「聞き上手」は最強の武器。でも「聞くだけ」はNG
「いい人」と言われる方の多くが、実は聞き上手なんです。
相手の話をしっかり聞ける、相槌が上手、否定しない──。
これは婚活でも、非常に大きな武器になります。
でも、こんな失敗していませんか?
・相手の話を聞くだけで、自分のことを何も話さない
・「そうなんですね」「すごいですね」だけで会話が終わる
・相手に質問ばかりして、面接のようになってしまう
・自分の意見や感想を言わず、「どちらでもいいです」が多い
こうした「聞くだけの姿勢」は、相手に「何を考えているかわからない」「興味がないのかな?」と不安を与えてしまいます。
実際にあった事例
30代の男性会員様が、10回以上お見合いをしても交際に進めず、悩んでいました。
職場では「優しい」「話しやすい」と評判の方でしたが、お見合いの様子を聞くと、
「相手の話を聞いて、『そうなんですね』『いいですね』と相槌を打っていました」とのこと。
「ご自身のことは話されましたか?」と尋ねると、
「あまり…自分の話をすると、相手が退屈するかなと思って」とのこと。
そこで「聞くだけでなく、自分の経験や感想も伝えてみましょう」とアドバイスしました。
次のお見合いでは、
相手:「休日は、よくカフェ巡りをするんです」
本人:「いいですね!僕も最近、コーヒーに興味が出てきて。先週○○のカフェに行ったら、すごく居心地が良くて。○○さんは、どんなカフェが好きですか?」
このように、**「共感→自分の経験→質問」**の流れで話したところ、
「すごく話しやすかったです」と相手から好評で、交際に進むことができました。
ワンポイントアドバイス
聞き上手は武器。でも「聞くだけ」ではなく、「自分も話す」バランスが大切です。
会話の黄金比率:
・相手の話を聞く:60%
・自分の話をする:40%
自分の話をするときのコツ:
・「僕も」「私も」で共通点を見つける
・「それ、すごくわかります。実は私も…」と共感を示す
・「○○さんは、どう思いますか?」と相手にも意見を求める
IBJの成婚データでも、「お互いに話せた」と感じたお見合いの交際成立率は、そうでない場合の約2.5倍高いという結果が出ています。
🌟2.「いい人」の魅力は「具体的なエピソード」で伝える
「優しい」「真面目」「誠実」──。
これらは素晴らしい長所ですが、言葉だけでは相手に伝わりにくいんです。
よくある失敗パターン
お見合いでの自己紹介
「私は優しい性格だと言われます」
「真面目に仕事をしています」
「誠実な人間だと思います」
これでは、抽象的すぎて相手の心に響きません。
実際にあった成功例
30代の女性会員様が、「人柄で勝負したいけど、どう伝えればいいかわからない」と相談に来られました。
話を聞くと、
・後輩の悩みをよく聞いてあげる
・友人の誕生日には必ず手作りのお菓子を贈る
・週末はボランティア活動に参加している
素晴らしいエピソードがたくさんあったんです。
そこで、お見合いのプロフィールと自己紹介を、具体的なエピソードで伝えるように変更しました。
変更前
「優しい性格で、人の話を聞くのが好きです」
変更後
「後輩が仕事で悩んでいると、ランチに誘って話を聞くようにしています。『○○さんに相談すると、いつも元気が出る』と言ってもらえるのが嬉しいです」
この変更後、お見合いで「すごく温かい人柄が伝わってきました」と言われ、交際率が大幅に上がりました。
ワンポイントアドバイス
「○○な性格です」ではなく、「こんなことをしています」と具体例で伝えましょう。
人柄を伝える具体例の作り方:
「優しい」を伝えたいなら
→ 「困っている人を見ると、つい声をかけてしまいます。先日も駅で迷っている外国人の方を案内したら、すごく喜んでもらえて」
「真面目」を伝えたいなら
→ 「仕事では、締め切りは必ず守るようにしています。チームメンバーからは『○○さんがいると安心』と言ってもらえます」
「思いやりがある」を伝えたいなら
→ 「友人が落ち込んでいるときは、『話聞くよ』とメッセージを送るようにしています。時間がかかっても、相手が笑顔になるまで付き合います」
抽象的な言葉ではなく、具体的な行動で、あなたの人柄が伝わります。
💝3.「自分の弱み」も見せることで、人柄が伝わる
「いい人」と言われる方ほど、実は完璧に見せようとしすぎているケースが多いんです。
こんな態度になっていませんか?
・お見合いで、常に笑顔でいようと頑張りすぎる
・相手に合わせすぎて、自分の意見を言わない
・失敗談や弱みを見せないようにしている
・「どちらでもいいです」「お任せします」が口癖
実は、完璧すぎる人は、相手に「距離感」を感じさせてしまうんです。
実際にあった事例
40代の男性会員様が、「真面目で誠実」と職場でも評判の方でした。
でも、お見合いでは「また会いたい」と思われることが少なく、悩んでいました。
お見合いの様子を聞くと、
・常に笑顔で、相手に合わせる
・失敗談や弱みは一切話さない
・「僕は何でも大丈夫です」と言ってしまう
「完璧に見せようとしすぎて、逆に『本当の姿が見えない』と思われているかもしれません」とアドバイスしました。
次のお見合いでは、あえて「弱み」も見せるようにしました。
相手:「お料理はされますか?」
以前:「はい、できます」(実際はあまり得意ではない)
今回:「正直、あまり得意じゃなくて(笑)。この前カレーを作ったら、水を入れすぎてスープみたいになってしまって。でも、結婚したら、一緒に料理できたら楽しいだろうなって思います」
この「失敗談+前向きな姿勢」が相手に好評で、
「完璧じゃないところも含めて、素敵な方だと思いました」と交際に進むことができました。
カウンセラーからのアドバイス
「完璧な自分」より「等身大の自分」を見せることで、人柄が伝わります。
弱みを見せるコツ:
① 失敗談を笑い話にする
「実は方向音痴で、この前デートの待ち合わせに遅刻しそうになって(笑)。でも、そういうときこそ『ごめんね、今どこにいる?』って素直に言える関係がいいなって思います」
② 苦手なことも正直に伝える
「料理は得意じゃないんですが、洗い物は任せてください!」
「朝が弱いので、休日は一緒にゆっくり起きられる人がいいなって思います(笑)」
③ 相手に頼る姿勢を見せる
「○○さん、詳しそうですね。今度教えてもらえませんか?」
「僕、そういうの苦手で…○○さん、助けてください(笑)」
人は、完璧な人ではなく、「人間らしさ」のある人に惹かれます。
成婚者データでも、「お互いに弱みを見せ合えた」と感じたカップルの成婚率が高いという結果が出ています。
🌸人柄で勝負する婚活は、必ず成功する
婚活では、年収や学歴、容姿ばかりが注目されがちです。
でも実は、**長く幸せな結婚生活を送っているカップルの共通点は「人柄の良さ」**なんです。
先日成婚された36歳の男性会員様が、こうおっしゃっていました。
「最初は、年収も高くないし、イケメンでもないし、婚活で勝てないと思っていました。でも、カウンセラーに『あなたの誠実さや優しさは、必ず伝わります』と言われて。具体的なエピソードで自分を伝えたり、弱みも見せるようになったら、『一緒にいて安心する』と言ってもらえるようになりました。結果的に、素敵な女性と出会えて、今すごく幸せです」
条件で選ばれる結婚より、人柄で選ばれる結婚の方が、ずっと幸せです。
今日からできること
① 自分の「人柄エピソード」を3つ書き出す
・どんなときに「優しい」と言われるか
・どんな行動をしているか
・周りにどんな影響を与えているか
② お見合いで「聞く:話す」のバランスを意識する
相手の話を聞いたら、自分の経験や感想も伝える
③ 「完璧な自分」ではなく「等身大の自分」を見せる
失敗談や弱みも、笑いながら伝えてみる
④ カウンセラーと一緒に「自分の魅力」を整理する
自分では気づかない「人柄の良さ」を、客観的に見つけてもらう
🪞まとめ
✅ 聞き上手は武器。でも「聞く60%:話す40%」のバランスが大切
✅ 「優しい」より「こんなことをしています」と具体例で伝える
✅ 「完璧な自分」より「等身大の自分」を見せると人柄が伝わる
✅ 人柄で選ばれる結婚は、条件で選ばれる結婚よりずっと幸せ
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「いい人」こそが、婚活で最も求められている人材です。
あなたの人柄の良さは、必ず誰かに伝わります。
私たちカウンセラーが、その魅力を最大限に引き出すお手伝いをします。