『国宝』アカデミー賞ノミネートの意味 20260125
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映画『国宝』が、本場・アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされました。作品内容の素晴らしさはもちろんですが、主演やストーリーではなく、目立たない仕事が評価されたという点が、とても象徴的だと感じています。
『国宝』は、派手で分かりやすい映画ではありません。静かで、重く、観る側にも覚悟を求める作品です。
それでも深く心に残るのは、物語だけでなく、時代や人物の息遣いが、細部まで丁寧に積み上げられているからでしょう。
メイクやヘアスタイリングは、観客の記憶に強く残る仕事ではありません。けれど、少しでも違和感があれば、作品全体の世界観が一瞬で崩れてしまう。目立たず、しかし決定的に重要な役割です。
この評価のされ方は、婚活にもよく似ています。婚活というと、「会話力」「条件」「第一印象」といった分かりやすい要素に目が向きがちです。もちろん、それらも大切です。
ただ、実際にご縁が決まる場面を見ていると、決め手になっているのは、もっと地味な部分であることがほとんどです。
たとえば、・一緒にいて疲れない ・無理に盛り上げようとしない ・相手のペースを乱さない ・言葉や態度にトゲがない
こうした要素は、強く印象に残るものではありません。けれど、欠けていると確実に違和感として伝わります。
これはまさに、メイクアップやヘアスタイリングの仕事と同じです。「すごい」と思われる必要はない。でも、「雑」だと一瞬で分かってしまう。
婚活で結果が出ないとき、人はつい「もっと頑張らなきゃ」と考えます。もっと話を面白くしよう、もっと自分を良く見せよう、と。
けれど多くの場合、足りないのは努力ではありません。すでに積み重ねてきたものが、きちんと伝わる形になっていないだけです。
『国宝』が評価されたのは、派手さではなく、世界観を壊さない丁寧さでした。主役を引き立て、作品を成立させるための仕事です。
婚活も同じです。主役になろうとしなくていい。相手の人生を一緒に成立させられる人かどうかが、静かに見られています。
目立たなくてもいい。でも、雑にはならない。その姿勢は、必ず伝わります。
実際に成婚される方ほど、自分を大きく見せようとはしていません。ただ、相手が安心できる“整え方”を、
日々大切にしているだけです。
『国宝』のノミネートは、そんな在り方が、きちんと評価されることを教えてくれているように思います。