“会ってみたい”が増えるプロフィール
- 婚活のコツ
“会ってみたい”が増えるプロフィール
プロフィールは“第一印象の台本”。読む人が「この人と会ってみたい」と自然に思えるよう、写真と文章の骨組みを整えるだけで、伝わり方は大きく変わります。ここでは、写真の撮り方から文章構成、実際に使える例文までを一気にご紹介します。
まずは写真(フォトスタジオ推奨)※本記事ではスタジオ撮影を前提にしています。
1) 撮影プランの基本 撮影カットは1~3枚①正面の微笑(上半身) ②少し斜め・動きのある一枚 ③必要に応じて全身 所要時間:ヘアメイク込みで90分前後が目安。 レタッチの範囲:肌の色味・明るさ調整、飛び毛の整理、クマの軽減まで。体型や輪郭の大幅修整はNG(実物との差が出るため)。
2) 服装(ベースの考え方) 清潔感×普段の延長:新しく買うなら“普段より半歩きれいめ”を。サイズは肩線・袖丈・着丈が合うものを最優先。 色:トップスは明るい無地(オフ白/ライトブルー/淡ピンク等)。ボトムやジャケットはネイビー/グレー/ベージュで引き締め。 柄:細かいストライプ・千鳥・ドットなど微細柄はモアレが出やすいので避ける。大きなロゴや強い原色も避ける。 素材:光沢つよめのサテンやシワのある麻は光で表情が変わりやすい。マット〜微光沢が安定。
女性の例 ワンピース(膝丈前後)+薄手ジャケット、又はブラウス+スカート。 アクセサリーは小粒ピアス/細チェーン程度に。ネックラインは開きすぎないクルー〜ボート。 靴はプレーンなパンプス(3〜5cm)。タイツやストッキングは肌なじみ色。
男性の例 ジャケット+無地シャツor上質カットソー。ネイビー/チャコールが万能。 襟はレギュラー〜ワイド。白シャツは透け対策(厚手 or インナーをベージュで)。 靴はプレーントゥやローファー。白すぎるスニーカーや重いブーツは避ける。
3) 準備(前日まで) ヘア:カット・カラーは撮影の3〜7日前がベスト(馴染むまでの時間を確保)。 肌:前夜のピーリング/強いケアは避け、保湿重視。 眉・ヒゲ:男性は当日朝にシェービング。青みが気になる方は軽いコンシーラー可。 メイク:ベースはツヤを出しすぎずセミマット。ハイライトは控えめ。 メガネ:反射防止コートのもの/レンズの指紋を完全除去。予備フレームも持参。 持ち物:リントローラー、ハンカチ、ミラー、ヘアピン/ワックス、予備トップス、口紅/リップ、飲料水。
4) 当日の流れ&ポージング 姿勢:座位は骨盤を立てて浅掛け、立位は足を半歩ずらしSライン。 表情:「口角2mmアップ→鼻から吸う→口から細く吐く」で力みを抜く。 目線:カメラ真芯だけでなくややレンズ上/横にも数カット。 手元:指先はふわっと重ねる。腕組みは強く見えやすいので基本NG。 チェック:1セットごとにモニターで確認→気になる箇所を即修正(襟・髪・テカリ)。
5) カットの選び方(納品時) 正面+斜め+自然光の三点セットをまず確保。 目が細くなりすぎていない/歯の見え方が自然/首〜肩のラインが美しいものを優先。 背景の整理(柱や額縁が頭から生えない)。 可能ならカラーデータ+軽いレタッチ前の元データも併せてもらう。
6) 撮影同行含むカウンセラーサポート
事前コンサル(オンライン30分) ・服候補の写真を送付→似合う色・襟開き・丈感を具体指定。 ・撮影の目的(アプリ/相談室プロフィール/パンフ等)に合わせメッセージ性を設計。 ・足りないアイテムを1〜2点のみ追加(過剰投資を防ぐ)。
撮影当日の同行 ・皺・ホコリ除去、前髪・襟・ネクタイの微調整、反射チェックを随時サポート。
・カメラマンと光・角度・背景の相談役として動き、あなたは表情に集中。 写真のセレクト同席・候補10〜15枚から用途別ベスト3を決め、プロフィール用の一点に絞る。 レタッチ指示の代行
・「実物との差が出ない範囲」の線引きを明文化し、ナチュラル仕上げを徹底。
7) 最後のミニチェック(写真版) ✅無地ベースでサイズぴったり(例:ライトブルー無地ブラウスM/肩線OK) ✅テカリなし・飛び毛整理(例:Tゾーン皮脂オフ/前髪コーム調整済) ✅歯の色味が自然/唇の乾燥なし(例:リップバーム塗布) ✅背景の水平・垂直が安定(例:壁のラインが水平) ✅正面・斜め・自然光の3点が揃っている(例:屋外窓辺カット採用)
プロフィールシート基本フォーマット あいさつ(「見てくれてありがとう」「こんな出会いができたら嬉しい」の二本柱) 性格(第三者評価+行動に置き換える) 仕事(何を“どう”大切にしているか/価値観が見える一文) 趣味・休日の過ごし方(具体的なシーンを1~2つ) 結婚観(“理想像”ではなく“日常の約束事”で描く) 締めのあいさつ(最初のハードルを下げるひとこと)
各パートのコツ(短く・具体的に) 1) あいさつ 例:「プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。穏やかな時間を一緒に楽しめる方と出会えたら嬉しいです。」 NG:意識高すぎ/長すぎ → OK:100字前後で温度が伝わる一言
2) 性格 第三者の声+具体。 例:「よく『穏やかで話しやすい』と言われ、初対面でも相手の話を聞くのが得意です。」
3) 仕事 業務名の羅列より姿勢を。 例:「事務職で段取りと数字管理が得意。忙しい時期もチームで助け合えるよう声かけを意識しています。」
4) 趣味・休日の過ごし方 名詞の並びではなく情景を。 例:「午前は散歩と本屋、午後は家事を済ませて美術館へ、の穏やかな休日が好きです。」
5) 結婚観 “価値観の相性”は日常の約束で描く。 例:「家事や家計はオープンに話し合い、無理なく分担。記念日や季節の行事を一緒に楽しみたいです。」
6) 締め ハードルを下げる呼びかけ。 例:「まずはメッセージから気軽にお話しできたら嬉しいです。」
よくあるNG → OKリライト
抽象語の連続(「優しい・真面目・誠実」)
→ 行動で言い換え(「約束の5分前行動」「連絡の返信はその日のうちに」) 長文1ブロック→ 段落を分ける/一文は60字目安 理想像が大きすぎる
→ “一緒にやる小さな行動”へ(「週末の献立を一緒に決める」など)
はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。落ち着いた関係を大切にしながら、日々を丁寧に重ねていける方と出会えたら嬉しいです。 【性格】よく「穏やかで話しやすい」と言われます。初対面でも相手のお話を聞くことが多く、場の空気を整えるのが得意です。 【仕事】仕事は事務職で、数字や段取りを整えるのが好きです。忙しい時期でもチームで助け合い、気持ちよく働ける環境づくりを心がけています。 【趣味・休日の過ごし方】休日は本屋や美術館、近所のカフェ巡りを楽しみます。午前は散歩、午後は家事をさっと済ませて読書、という穏やかな過ごし方が多いです。旅行では計画を立てるのが好きで、行きたい場所を調べて効率よく回るタイプ。 【結婚観】結婚後は、無理のない分担で家事や家計をオープンに話し合い、ささやかなイベントを一緒に楽しめる関係が理想です。お互いの時間も尊重しつつ、帰ってきたくなる家を一緒につくれたらと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。よろしければ、まずは気軽にメッセージからお話しできると嬉しいです。
カウンセラーからのアドバイス
他者目線を一行入れる:「〜と言われます」で客観性が増します。 数字を一つ足す:「月2回は美術館へ」「朝は散歩30分」など、リアルさが出ます。 “やらないこと”も一言:無理な夜更かしはしない等、生活リズムの相性を示せます。 写真は“あなたらしさ>盛れ”:服・髪・表情の統一感を優先。過度な修整はギャップのもと。 更新日をつける:季節やライフイベントに合わせて見直しやすくなります。