【婚活】💛男性不妊を知らないまま結婚するな!
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【婚活】男性不妊は「他人事」じゃない。妊活は“男女で一緒に”取り組む時代へ
🌸カウンセラーブログ Vol.500🌸
大阪梅田結婚相談所kotopuro 代表の岩田寿子です。
kotopuroには、「結婚して子どもがほしい」という願いを持って、20代30代の男女が入会をしてこられます。
然しながら、妊娠の知識、妊活への取組み、不妊治療の現実などに目を向けている人はあまり多くありません。
今回のブログは、500本目となり、私が結婚相談所を運営する中で、婚活者にもっと知っておいてほしいことを少し辛口でまとめました。
長文にはなりますが、ぜひ最後までお読みいただき、明日からの婚活の参考にしていただけると嬉しいです
WHO世界保健機関が、不妊の原因の約半分は男性側にあるとするガイドラインを発表しました。
さらに世界的な研究では、この50年あまりで精子数が半減、しかも2000年代に入り減少スピードが加速している、というショッキングなデータも出ています。
それでも、現場で婚活者と話していると、
「不妊とかは、まあ結婚してから考えればいいかな」
「自分は健康だと思うので大丈夫です」
と、根拠のない“自信”と“先送り”だらけ。
1|不妊原因の半分は男性側。それでも“女の問題”にしていませんか?
WHOの新しいガイドラインでは、
不妊症の原因の約半数は男性側にある
と明言されています。
ところが、
精子に関する検査を受けた男性は**13%**程度
受けない理由1位は「自分に問題があるとは思わない」
つまり、多くの男性は
**「自分だけは大丈夫」**と根拠なく信じているわけです。
歴史的には、
「子どもができない=嫁のせい」
として女性だけが責められてきました。
しかし今のデータを見てもなお、
婦人科に通うのは主に女性
男性側は仕事を言い訳にノータッチ
「とりあえず奥さんが検査してから」
このパターン、婚活&妊活の現場で本当に多いです。
“不妊は女性側の問題”と思っている時点で、情報アップデートが止まっています。
2|精子数は世界規模で“半減”。それでも生活習慣を変えないの?
ABEMA Primeでは、最新研究の内容も紹介されていました。
世界的に精子数はここ50年で半減
2000年代以降、その減少はさらに加速!
論文では原因は特定しきれていませんが、男性不妊の専門家・辻村教授は、次のような要因を挙げています。
慢性的な睡眠不足
仕事・将来不安によるストレス
肥満・メタボ
喫煙
高温環境(サウナ、熱いお風呂の長湯)
きつい下着・自転車・長時間座位による局所の温め・圧迫
正直、婚活男性のライフスタイルと見事に被ります。
「残業続きで寝不足だけど、休日はサウナで整ってます。」
「在宅ワークで一日中座りっぱなしです。」
「ストレス発散は酒とタバコです。」
…これ、**妊活目線では完全に“アウトコース”**です。
3|無精子症当事者の声から見える、男性の深い葛藤
番組では、「精液は出るのに精子がいない」
無精子症と診断された寺山竜さんが、自身の経験を語っていました。
不妊治療専門クリニックで、「精子がいない」と判明
「男として壊れた気がした」「屈辱だった」と自己否定
母親に「なんでこんな体に産んだんだ」と責めてしまった
奥さんとは、将来の話をするだけで重い空気になる
第三者からの精子提供という選択に至るまで、2年かかった
男性不妊は、
**“気合いで乗り越えるメンタルの問題”**ではなく、
体の構造と現実を受け止める残酷さを伴うことがあります。
ここで重要なのは、
「男性も相当しんどい」
「パートナーの支えが不可欠」
という事実を、女性側も理解しておくことです。
4|婚活者に伝えたい「ブライダルチェック」は男女セットが当たり前
婚活の現場では、こんな会話を本当によく聞きます。
「結婚したらすぐ子どもが欲しいです」
「できれば2〜3人希望です」
…なのに、
自分の体の状態は一切チェックしていない人が大半です。
しかも、検査に動くのはたいてい女性だけ。
婦人科でブライダルチェックを受けるのは女性
男性側は「仕事が落ち着いたら」「まあそのうち」で先送り
いざ時間が経つと、夫婦で消耗しながら不妊治療の沼へ…
これ、結婚相談所で何度も見てきたパターンです。
■婚活段階で“最低限”やっておくべきこと
結婚前に「子ども」について本音で話す
〇欲しいか/欲しくないか
〇欲しい場合、いつ頃までに欲しいか
〇可能なら、ブライダルチェックを男女で受ける
女性:婦人科での検査
男性:精液検査(泌尿器科・男性不妊外来など)
睡眠時間・体重・喫煙・サウナ・下着・運動習慣を見直す
「もし授かりにくかったらどうするか?」も話題に入れておく
5|女性だけが頑張る妊活は、もう終わりにしませんか?
番組内でも、
「不妊治療はなぜか女性だけが頑張る構図になりがち」
という話が出ていました。
通院の負担
採血・検査の痛み
ホルモン治療による体調不良
仕事との両立の困難さ
これらを、ほぼ女性側だけが背負っている夫婦は少なくありません。
でも、
不妊原因の約半分は男性側です。
それにも関わらず、
「俺は大丈夫だと思うから」と検査すら受けないのは、
正直に言って パートナーへの配慮に欠けています。
■婚活者へのメッセージ(辛口だけど本気です)
「自分は健康だから大丈夫」は、ただの願望です
データを知らないまま結婚するのは、相手に対しても不誠実になりかねません
ブライダルチェックは女性への思いやりであり、男性としての責任でもあります
不妊のリスクは、2人で知って、2人で受け止めるものです
6|としこ先生のまとめ:体のことを“知らないまま結婚”が一番のリスク
「自分は大丈夫」
「そのうち授かるはず」
「なんとかなるでしょ」
この3つは、婚活と妊活において、かなり危険な思い込みです。
精子数は世界的に減っている
不妊原因の約半分は男性側
生活習慣は妊娠力に直結している
それでも検査もせずに結婚するカップルが多い
だからこそ、婚活コンサルタントとして私はこう考えています。
婚活者はしっかり自分の体の状態を理解しておくこと。
妊活は男女で取り組むもの。
ブライダルチェックは男女ともに必要。
これは“怖がらせたい”からではなく、
「知らなかった」という理由で、誰にも責められないはずの人が傷ついてほしくないからです。
結婚はゴールではなく、スタートです。
その先の「家族の未来」まで見据えられる人同士が、安心して出会い、結ばれていく――
そんな婚活を、これからも全力でサポートしていきます。
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