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「良い人」がいたら結婚したい女性の心理とは?

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ゆりあい結婚相談所「「良い人」がいたら結婚したい女性の心理とは?」-1

「良い人」って何!?

「良い人がいたら結婚したい」と語る独身女性の心理には、複数の側面が存在します。この言葉は一見するとシンプルな希望のように思えますが、その裏には、恋愛観・結婚観・過去の経験・現在の環境・将来への不安など、さまざまな感情や思考が折り重なっています。以下では、この心理を詳しく紐解きながら、現代女性の心の内に迫っていきます。


1. 「結婚=人生のゴール」ではないという価値観の変化

現代女性の多くは、「結婚だけが幸せの形ではない」と考えるようになっています。これは、社会の変化とともに個人の生き方が多様化し、キャリア・趣味・人間関係などを大切にしながら自分らしく生きる選択肢が広がったことに起因します。

「良い人がいたら結婚したい」という言葉には、「自分の人生を無理に変えてまで誰かと結婚するつもりはない」「無理に結婚を急ぐことはしないけれど、素敵な相手がいればその時に考えたい」という柔軟な姿勢が現れています。これは結婚に対する積極性がないわけではなく、「自分にとって本当に意味のある結婚でなければしない」という意志の現れでもあります。


2. 過去の恋愛経験による慎重さ

過去の恋愛で傷ついた経験がある女性は、新たな恋愛や結婚に対して慎重になる傾向があります。「もう失敗したくない」「相手をよく知らないまま流されるように結婚したくない」という思いから、安易に恋愛や結婚に飛び込むことを避けるのです。

そのため、「結婚したいけど、また傷つくのが怖い」「本当に信頼できる人じゃないと意味がない」という思いから、「良い人がいたら」という条件付きの希望を口にするようになります。これは自己防衛の一種であり、自分の心を守りながら前向きな未来を描こうとする姿勢でもあります。


3. 周囲との比較やプレッシャーへの対処

30代前後になると、友人や同僚が次々と結婚・出産していくことから、周囲との比較や「私もそろそろ」というプレッシャーを感じやすくなります。しかし、無理に「婚活を頑張ってます」と言うことで自分を追い込んだり、「結婚したい」と強く言うことで周囲からの目を気にすることもあるため、「良い人がいたら」というあいまいな言い方を選ぶことがあるのです。

この表現は、自分の気持ちを隠す一方で、結婚に興味がないわけではないことをやんわり伝えるバランスの取れた言い回しでもあります。社会的な立場や空気を読みながら、自分の本心を少しオブラートに包んで表現しているとも言えるでしょう。


4. 現実的な視点と理想との葛藤

多くの女性は、ある程度年齢を重ねる中で理想と現実のギャップに直面します。20代前半の頃に思い描いていた「理想の男性像」や「理想の結婚像」と、実際に出会う男性たちとの違いに気づき、次第に「完璧な人などいない」と悟ります。

しかしそれでも、「どうしても譲れない価値観」や「一緒にいて安心できる人」という理想は持ち続けていたい。そんな葛藤の中で、「理想を追い求めすぎても結婚できない」「かといって妥協しすぎるのも違う」という気持ちから、「良い人がいれば」という中間的なスタンスに落ち着くのです。

この言葉の裏には、「絶対に誰かと結婚したいわけじゃないけれど、理想に近い人が現れたら前向きに考えたい」という現実と理想のバランスを取ろうとする心理があります。


5. 自立した生活と自由の手放しへの迷い

現代女性は経済的・精神的に自立している人が多く、仕事もプライベートも自分のペースで充実させています。そんな中で、「結婚することで今の自由や生活スタイルを失うのでは?」という不安を感じている女性も少なくありません。

「良い人がいれば」という言い方は、現在の生活を無理に犠牲にせずに済むような相手を望んでいるという意味でもあります。つまり、「自分の価値観やライフスタイルを尊重してくれる相手」「自立したパートナーシップが築ける相手」でなければ、結婚する意味がないと考えているのです。


6. 恋愛・結婚に対する期待と現実のバランス調整

恋愛や結婚に対する期待がゼロになったわけではありません。「良い人がいたら」と言う女性は、心のどこかで「運命的な出会い」や「穏やかで安心できる関係」を望んでいます。ただし、それがなかなか現実に訪れないことも理解しており、夢と現実のはざまで折り合いをつけようとしている状態でもあります。

自分から積極的に探しに行くことに疲れてしまった女性や、婚活に疲弊した経験のある女性も、「自然な形で良い人と出会えたら…」という願望をこの言葉に込める傾向があります。つまり、「自分のペースで、無理なく、良いご縁があれば」といった、やや受け身だけれど前向きな姿勢を表しています。


7. 「良い人」とは何かが明確でないことの曖昧さ

「良い人がいたら」と言うときの「良い人」とは、具体的にどんな人なのかが人によって異なります。実はこの「良い人」という言葉には、「自分でもまだ明確に定義できていない相手像」が含まれていることも多くあります。

つまり、「どんな人とならうまくいくのか」「自分に合う相手ってどんな人なんだろう?」と模索している段階の女性も、「良い人がいれば」と言う傾向があるのです。これは、自分自身の価値観や将来像がまだ定まっておらず、考えながら進んでいるという過渡期の心理状態でもあります。


まとめ

「良い人がいたら結婚したい」という言葉は、単なる受け身な希望ではなく、現代女性の複雑な感情と現実を反映した深い心理表現です。
この言葉の裏には、

結婚に対する柔軟な価値観

過去の経験による慎重さ

周囲との比較と自尊心のバランス

自立した生き方とパートナーシップの理想

現実と理想を行き来する葛藤

が重なり合っています。


「良い人がいれば」という表現は、ただの曖昧な願望ではなく、「幸せな結婚をするためには、無理をせず、自分にとって本当に納得のいく相手と出会いたい」という強い願いと自己理解の深まりを表しています。

本心を見つめ、人生におけるパートナーシップの意味を真剣に考えているからこそ、あえて「良い人がいれば」と慎重に言葉を選ぶ女性たち。その言葉には、今を真剣に生きている証と、自分なりの幸せを見つけようとする意思が込められているのです。

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