因果応報!?経歴詐称はやめましょう。
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神様は意地悪?経歴詐称はどこかでバレる?
こんにちは!大阪市福島区の結婚相談所 良縁サロン Plus de bonheur(プリュ ドゥ ボヌール)の福井です。
婚活を始めるとき、アプリも結婚相談所もプロフィール登録が必要ですよね。
特に、結婚相談所の場合は、結婚するかも知れないお相手のことなので、お互い嘘があってはいけません。
伝えたくない情報や、隠しておきたいこと「ここはボヤかしても良くない?」と思うこともあると思いますが、どこかで露見して気まずくなったり、お相手が不快な思いをするようなことであれば、嘘を書くのは止めておきましょう。
私が、企業で新卒採用をしていた時に、学生さんに伝えていたことがあります。
「皆さんは、これからいろいろな企業を調べて、採用選考を受け、何社も内定を獲得されると思います。そのとき、受けた企業に対しては誠実に対応することをお勧めします。最終面接に連絡もせず選考をやめてしまったり、一度、内定を受けた企業に対して連絡をすべてスルーして、他企業に入社したりすると、神様は意地悪なので、後々、皆さんが社会人として活躍するようになってから、何かの取引で選考をスルーした企業と関わることになったり、異業種交流会で、選考をドタキャンした企業の顔を知っている方と出会ってしまったりします。そんな時に、後ろめたい思いをしないように、お断りするなら、誠意をもって断るようにして欲しいと願います。」
と言う話です。
学生さんなので、この話を、どれぐらい真摯に聞かれていたかは分かりませんが、因果応報・・・どこかで若い時の自分のふるまいのツケが回ってくると私は思っています。
実際にあったエピソードですが、私が中途採用で入社した企業で、私の部署で社員を募集することになりました。
当時の上司は、なぜかD市に住んでいる人を嫌っていて「D市に住んでて色白な女性は避けたいな」と言っていました。
理由を伺うと、私の入社する以前に、勤めていた方が、毎日遅刻するのに、人事という職権を濫用して、打刻を修正して遅刻していないようにデータ改ざんをしたり、日中はまったく仕事をせずネットサーフィンをしたり職務を果たしていなかったからだと言われていました。
それは、確かに社員としての資質に欠けると思いますが、その一人のためにD市在住者を嫌がるとは、よほど問題のある社員だったのでしょう。
なぜ、辞められたのかと聞いたところ、「ちょっと、面白いことがあってね・・・」と話してくれたエピソードをご紹介します。
セカンドキャリア専門の人材紹介会社の方が、「大手企業の〇〇さんで部門縮小のため、退職希望されている方のセカンドキャリア支援を行っています。人事系のスキルのある方もおられるのですが、お会いになってみませんか?」と、営業に来られたので、採用した企業側には成功報酬も発生しないとのことですし、お会いすることにしました。
面接での印象はあまりよくなかったのですが、「〇〇で正社員として人事部門で数年の経験のある方なら、知識を活かして活躍してくれるかも知れない」と期待をこめて採用を決めました。
しかし、彼女が入社して、期待は無駄だったことがすぐに分かりました。
何を質問しても、人事部門での経験があったとは思えず、事務処理は苦手。一日中ぼーっと座っていて、注意すれば逆切れ。
「〇〇さんで、正社員で人事のお仕事されてたんですよね?」と聞くと「そう思うなら、そうなんじゃないですか」と、他人事のようなモヤモヤする対応。
その上、人事部門のスタッフという立場を利用して、1週間のうち、ほぼ遅刻していても、打刻を改ざんする始末です。
改善指導を行っても、改善の見込みもなく、周りの社員のストレスだけが募っていきました。
そんなとき、商談でこられたある会社の営業さんが、会議室から出てきたとき、一瞬、フロアが見えたようで、「あれは△△(彼女の名前)じゃないですか?!」と言われたのです。
「そうです。△△さんですが、ご存知ですか?」
「ええ、〇〇さんに出入りしていたので。アイツ仕事できますか?」
「いやぁ。〇〇さんで正社員でバリバリやってたと聞いたんだけど、どうもねぇ」
「アイツ、派遣っすよ」
「・・・正社員と聞いていましたが・・・」
その後、度重なる打刻改ざん等の不正行為に対して改善するよう、再三言われるのが嫌だったのか、間もなく彼女は退職されたそうです。
上司から「〇〇さんで派遣社員だったんだってね。」と言われたことも、プレッシャーになったかも知れません。
もちろん、勤務態度や仕事への努力は、雇用区分とは関係ないので、彼女が派遣社員であったことが問題だったわけではありません。
正社員であったと虚偽の情報で採用されたことが問題なのです。
彼女からすれば、もともと勤務していた場所とは全く異なるエリアで、雇用区分を偽ったところで露見するはずがないと思っていたのかも知れませんが、神様は意地悪もするのです。偶然営業に来た人が、自分を知っている人だったとは・・・。
このエピソードのように、まさかと思う場面で、自分の嘘がばれてしまうことはあるのです。
嘘によって、せっかく築いた信頼やキャリアを失うことを思えば、初めから嘘をつかなければ良かったと思うはずです。
皆様は、虚偽のプロフィールで婚活や就活はしないでくださいね。
婚活も就活も、相手の方(企業)に誠実に対応いただくことが、良き出会いへの第一歩と思います。