血液型占いって知っていますか?
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血液型占い
大阪市福島区の結婚相談所、良縁サロン Plus de bonheur(プリュ ドゥ ボヌール)の福井です。
先日、献血に行ったことをお話しましたが、そもそも、私がなぜ定期的に献血に行っているかと申しますと・・・
たぶん、私の血液型がAB型だからです。
AB型の人口は、日本では1割にも満たない割合と言われており、この割合は、私が子どものときからほぼ変わっていません。
中学生のころから、AB型と聞くと親近感がわいていました。
そのせいか、私の友人にはAB型の人が、日本の人口比率から考えるととても多いです。
「少ない者同士、相互扶助の精神で助け合わなければ・・」みたいな気持ちが何となくあるのは、私だけではなく
AB型あるあるな気がします。
そんな私ですので、献血も「助け合わなければ!」の思いから、大学時代から幾度となくチャレンジしてきました。
でも、献血できた試しはありません。
献血前の検査で「比重が軽すぎて無理です」と、いつも門前払いにあっていたからです。
不健康だったんでしょうねぇ・・・
ところが、40歳を過ぎて、久しぶりにチャレンジしたところ、人並みに検査も通過し、献血ができたんです!!
「わたしも、AB型の誰かの役に立っているかも!?」と嬉しくなり、それから定期的に献血をするようになりました。
これからも健康を維持して、69歳の年齢制限まで献血してまいりたいと思います。
さて、本日は、血液型占いのお話です。
「血液型占い」知っていますか?
平成以降生まれの方は、「何それ?」って感じでしょうね。
300以上の研究で、血液型と性格には科学的根拠がないとされているそうで、
現在では「血液型占い」という言葉を耳にすることはなくなりましたが、
今から、40年数年前は、血液型占いは全盛期、「血液型占い」の本は少女のバイブルと言っても過言ではなかったと思います。
血液型による相性診断や、🔲型の男の子が好きな女子は、こんな人みたいな、適当なことが書かれていた気がします。
タレントさんのプロフィールにも、必ず血液型が書かれていましたし、
気になる男の子がいたら、趣味とか好きなスポーツより、まず血液型を気にしていたような、おかしな時代でした。
「〇〇くんは、🔲型なんだってー。相性悪いって書いてあるー。どーしよー」
みたいなことが小学生女子の悩み。平和でした。
読んでいて、馬鹿々々しいと思いますよね?
自分で書いていても、なんでそんなものに踊らされていたのかしら?と思っています。
大人になり、時代とともに価値観が変わった今だからこそ、血液型で相性を決めて、勝手に悩む小学生の話を
馬鹿々々しいと感じられますが、その時代、小学生女子にとってはとても重要なことだったはずなんです。
血液型ではなくとも、相手を知る前に、自分から「相性が悪い」と決めつけていることはありませんか?
結婚相談所に相談に来られる方の中には、異性に対して、「〇〇じゃないとダメなんです」というような希望を言われる方がいらっしゃいます。
その希望が、本当にその方の思いであれば、こだわるべきですし、大切にされるべきだと思います。
しかし、ヒアリングを続けていると、何となく違和感を感じることもあります。
例えば、
「スーツを着ないお仕事の方はダメ」とか・・・
「どうして、スーツを着ないお仕事の方はダメなの?△△さんにとって重要なことなのでしょうか?」
「・・・」
自分の思いではなく、親御さんに聞かされてきた思い込みや、周りの友人の目を気にして植え付けられた価値観であれば、そのために、出会える人の層を狭めてしまうのはもったいないと感じます。
何十年後に、
「あんなことにこだわって、もったいなかったな」
ということにならないよう、婚活を始められたら、本当に自分が相手に求めるものは何か、今一度考えてみていただけたらと思います。
血液型占いブームさえなかったら、私だって、小学校、中学校で素敵な彼氏がいたはずですから・・・