婚活で自然消滅ばかり…そんな私が変われた理由
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30代前半の会社員、博美さん(仮名)。婚活歴1年。結婚相談所に登録してからも、毎月のようにお見合いを重ねていました。仮交際に進むことも少なくなかったものの、どれも3回目くらいのデートで自然消滅してしまう、そんなパターンが続いていました。
博美さんはこれまでの傾向を振り返り、こう語っていました。「初回は、プロフィール通りの印象を素直に受け止めます。2回目では、共通の話題を探して距離を縮めようとします。けれど3回目になると、価値観の違いが見えてきて、そこで終わってしまうんです。」
疲労がピークに達した頃、面談で彼女はぽつりとこぼしました。「もう辞めたいけど、辞めたら後悔しそうで続けているんです」その時の博美さんは、涙をこらえるような表情をしていました。
そんな博美さんに、新たなお見合いの予定が入りました。お相手は同年代のエンジニア。プロフィールを見る限り、際立った特徴はないものの、穏やかで安定した人柄が伝わってくる男性でした。
博美さんは、いつものように期待を抑えながらお見合いに臨みました。場所はホテルのラウンジ。1時間ほどの会話の中で、男性は少し緊張した様子で、仕事や趣味について淡々と話していたそうです。笑顔は控えめで、特別な盛り上がりはなかったといいます。
お見合い後、博美さんから連絡がありました。「やっぱり今回も、どこかパッとしないまま終わってしまいました。次に進むべきか、少し迷っています」と。
そこで私がお伝えしたのは、「まだお相手からOKの返事をいただいていない段階で、自分が選ぶ側のような姿勢にならないこと」。そして、たとえ仮交際が成立したとしても、それはまだお互いを知っていくための入り口にすぎないということを、改めて意識してもらいました。そして今回はいつもと違う視点で観察してみてはどうかと提案しました。
具体的には、相手の言葉だけでなく、その裏にある行動に目を向けること。それは、ほんのささやかな気遣いや、こちらに向けられた好意のサインかもしれません。
初デートは、いつものようにお茶だけ。2回目は夜ご飯の約束でした。男性が予約してくれたのは、小さなピザ屋さん。事前に、彼女の好物を聞いてくれていたそうです。会話は今回も仕事の話から始まりましたが、男性は自然な流れで、彼女の最近の悩みや仕事のストレスにも耳を傾けてくれました。
博美さんが少し疲れた様子で答えると、男性は自身の経験を交えながら、こう提案しました。「僕も昔、似たような状況だったことがあって。週末に散歩するだけでも、気持ちがずいぶん楽になったよ。もしよかったら、次は公園を一緒に歩いてみない?」
その言葉に触れたとき、博美さんは「押しつけがましくなく、自分のペースを尊重してくれている」と感じました。まだ心が大きく動いたわけではありませんが、3回目のデートに応じてみようという気持ちが芽生えていました。
3回目のデートは、近所の大きな公園での散歩でした。秋の陽気が心地よく、ベンチに並んで座り、コーヒーを片手にゆっくりと話していたときのこと。ふとした拍子に、博美さんがヘアピンを落としてしまいました。
慌てて探す博美さんに、男性はすぐに立ち上がり、一緒に探してくれました。ほどなくしてヘアピンを見つけてくれた彼は、笑顔でこう声をかけました。「見つかってよかったですね」
その自然な優しさに、博美さんは思わずハッとしました。これまで彼女は、デートの盛り上がりや共通点の多さを判断の軸にしていました。けれどこの時、男性のさりげない行動が、言葉以上に信頼できるものだと感じたのです。
面談の中で、博美さんはこう話してくれました。「いつもなら、このあたりで価値観の違いを見つけて終わらせていたと思います。でも、彼の優しさって、特別な演出じゃなくて、日常の中に自然とある感じがして。そういう人となら、安心して過ごせるかもしれないって思えたんです」
その後、彼女は自分から4回目のデートを提案。映画館へ行きました。映画の後、男性が彼女のコートを自然に持ってくれたり、帰りの電車で席を譲るような気遣いが続きました。そんな時、彼の態度や行動は、安定したパートナー像にぴったりだと気づいたのです。
そしてもう一つ、博美さんが今回意識して取り組んだのは、質問の仕方を変えることでした。
これまでは、相手の貯蓄や結婚観について、率直に尋ねる傾向がありました。今回は、自分の将来像を穏やかに共有しながら、相手の考えを聞くようにしたのです。「私の夢は、穏やかな家庭を築くことなんです。そういうのって、どう感じますか」彼は少し照れながらも、「僕も同じで、支え合える関係が理想だよ」と答えてくれました。
このやり取りを重ねる中で、お互いの本音が少しずつ引き出され、仮交際から真剣交際へと進んでいきました。そして、交際が始まってから2ヵ月後。彼から、プロポーズがありました。
あなたも今、似たような状況で疲れているかもしれません。でも、彼女のように小さな習慣を加えてみてください。次のお見合いやデートでは、相手の言葉だけでなく、席を譲るタイミングや、飲み物を勧めてくれる順番などに目を向けてみてはどうでしょうか。
そして、もし少しでも「また会ってみてもいいかも」と感じたなら、自分から次のデートを提案してみてください。小さな一歩が、思いがけないご縁につながることもあります。焦らず、でも止まらず。続けているあなたに、きっと巡り会える日がやってきます。
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