年末に動けなかった30代前半男性へ

年末になると、焦る気持ちが出てくるのは自然なこと

「今年も彼女ができなかった」

「婚活に踏み出せなかった」

年末年始、こんな気持ちがふと浮かんだ30代前半の男性は少なくありません。

街はイルミネーションでキラキラしていて、恋人たちのイベントも増える時期です。

でも、まずお伝えしたいことがあります。

焦る必要はありません。

動けなかった＝失敗ではありません

今年動けなかったからといって、

結婚が遠のいたわけでも、失敗したわけでもありません。

ただし――

何もしないで時間だけが過ぎていくのは、少しもったいない

これは仲人として、そして一人の大人として、率直に思うことです。

♦ 婚活は「動いた瞬間」から始まるものではない。

婚活や恋愛は、

「行動した瞬間」から始まるものではありません。

実は、あなたが心のどこかで

「このままでいいのかな」

と感じた時点で、もう準備は始まっています。

未来を考えるとき、忘れがちな大事なこと

少し立ち止まって、こんなことを考えてみてください。

・どんな人と出会いたいのか

・どんな結婚生活を送りたいのか

そして、ここがとても大切なのですが、

その未来のイメージの中に

「自分自身」も置いてみてほしいのです。

♦ 理想が夢物語で終わってしまう理由

多くの人は、

「理想の箱」に「理想のパートナー」だけを入れて満足してしまいます。

でも、その隣に立っている

“自分”を想像できていない。

だから理想が、いつまでも夢物語で終わってしまうのです。

北新地時代から変わらない、私のアドバイス

北新地にいた頃から、私は

恋愛が苦手な方の相談を本当によく受けてきました。

その中で、必ずお伝えしていたアドバイスはたったひとつ。

「一度、自分を俯瞰して見てみましょう」

♦少しずつ整えただけで、景色が変わった30代男性の話

実は、少し前にこんな男性がいました。

30代前半、恋愛経験は多くありません。

「何から始めたらいいか分からない」

そう言って相談に来られた方です。

彼が最初にやったことは、

無理に出会いを増やすことでも、

急に自分を変えることでもありませんでした。

ただ、

・自分の理想を言葉にしてみる

・今の自分を客観的に見てみる

・外見や雰囲気を少し整える

それだけ。

すると不思議なことに、

話し方や表情が少しずつ柔らかくなり、

女性との会話も自然になっていきました。

彼が後で、こんなことを言っていたのが印象的です。

「何かを頑張ったというより、

整えたら自然に進んだ感じでした」

結果として、

その方は良いご縁に恵まれ、

今では穏やかな関係を築いています。

自分を客観的に見ると、自然と変わり始める

今の自分は、

理想のパートナーと並んだとき、どんな振る舞いをしているだろう。

どんな言葉を使い、

どんな距離感で接しているだろう。

そうやって自分を客観的に見るようになると、不思議と

言動や雰囲気が少しずつ変わっていきます。

「その人にふさわしい自分でいよう」

とする力が、自然と働き始めるのです。

♡ レイコママの一言♡

「理想の相手に出会う前にね、

その人と一緒にいて心地いい“自分”になっておきなさい。」

ちょっと魔法みたいに聞こえるかもしれませんが、

これは私が現場で何度も見てきた、本当に起こる変化です。

⭐年明けの今は「整え始める」タイミング

婚活は、最初から大きく変わらなくていい。

年明けの今は、

未来に出会うパートナーのために

自分を整え始めるのに、ちょうどいい時期。

答えを出す必要はありません。

でも、立ち止まったままにしないこと。

それが、30代前半からの婚活で

一番大切な姿勢だと、私は思っています。