婚活体験談
- 男性向け
- 女性向け
いつの時代も婚活の悩みは変わらない
今回は私のリアルな婚活体験談をお話します。
27歳の時でした。
やはりその頃も30歳という一つ目の壁がありましたね。
時は1997年(古)
当時の私は北新地のクラブホステスとして働く日々。
特に好きな人も彼氏もいない、仕事だけの毎日。
そんな中で、やっぱり結婚するなら30歳までなんかな~って、なんとなく意識していました。
ある日、お客様に連れられて独身の男性がご来店(当時は珍しかった)
その人は商社勤務(伊藤忠や丸紅といった企業ね)
32歳くらいだったかな~(うる覚え)
その人と、週末デートしようって話になって
土曜日にランチデートで神戸に行くことに。
ホステスにとって土曜日の昼って結構地獄。
二日酔いが半端ない。
それでも頑張ってお洒落して行ったんですよ。
向こうも彼女いないって言ってたし、そろそろ結婚したいって話もしてたので、期待を膨らませて行きました。
なのに、めちゃくちゃダサい格好でやってきた彼。
まあ、そこは仕方ないと目をつぶって彼の車で神戸へ。
ポートアイランドでランチをしながら色々と話してたんですが、彼がメインに聞いてきたのは
「今までどんな人と付き合ってきたの?」って・・・
私的にはあんまりいい質問とは思えない。
「芸能人とか?スポーツ選手もいたの?」って前のめりの彼。
そして「俺なんて・・・」って。
正直、全然楽しくなかった。
むしろ、私の貴重な休みを返せって感じ。
今思えば、彼は
「そんな、〇〇さんもすごいですよ」とか言ってほしかったのかな?
そんなお世辞、仕事でもないのに言いませんよ。
っていうか、貴重な休日にデートしてるんだから、もう少し自分に自信を持って欲しかった。あまりに自分を卑下する態度は、こっちにしても損した気分にさせられる。
このままこれ以上無駄な時間は過ごしたくないと思った私。
用事を思い出したから帰りたいって言って送ってもらうことに。その時の彼の配慮もかなり残念なものだった。
レストランを出ると小雨が降っていたんです。
普通だったら
「車回してくるから待ってて」っていうところを
「一緒に走れる?」って・・・
私、ヒール履いてたんですよ。
お洒落してましたからね。
冗談でしょって心の中で叫ぶ私。
仕方なく走って靴擦れして最悪な土曜日。
もう、婚活最悪、結婚もないわ~って。
家の前に着いて、彼が一言
「僕のどこがダメだったの?」って・・・
この人って本当に人の気持ちを全く理解できない人なのね。
想像力が無いから気遣いも出来ない。そういう所だよって言ってやりたかったけど、一応お客様の部下。仕事モードに切り替えて「そんなことないですよ~、またお持ちしてます」って苦笑いして帰りました。
当時の私にカウンセラーとして声をかけるなら
「もう少し温かい目で見てあげたら」
「仕事に真面目だったら嫌なところは伝えてみて直してもらえば」
「モテなさそうだから浮気の心配はないね」
って。
帰り際に聞いてくれたのがまだ救いだったかなって思います。これはポイントかな。
自社の会員だったら、この辺りは相談所同士で話せるのでお相手に上手く伝えてもらうことも出来ますしね。
とにかく”生理的に受け付けない”以外は、もう一回くらいは会ってみたらって言うかな。
彼側のカウンセラーだったとしたら
まず、デート前の服装はちゃんとアドバイスして
会話に不安があるならデート前にロープレをするかな。
そこでしない方がいい話題(元カレの話とか)もきちんとお伝えして、女性の履物には特に注意ねと促します。
こう改めて考えると、私たち仲人の役割ってかなり重要だな~と思いました。このアドバイス一つで実る恋があると思うとワクワクもします💗
今後も会員様のお見合いやデートが上手くいくように
しっかりとアドバイスをしていきたいと思います。