“普通の人”を探す人は結婚できない?婚活でよくある勘違い
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 恋愛の法則
30代の婚活の現場でよく耳にするのが「普通の人でいいんです」という言葉です。
特別にお金持ちでなくてもいい、芸能人のようなルックスを求めるわけでもない、ただ「普通の人」であれば十分——。
そう口にする方は少なくありません。
ところが実際には「普通の人」を求めている人ほど、婚活が長引いてしまう傾向があります。
なぜそんなことが起きるのでしょうか?
「普通」の基準は人によってまったく違う
そもそも「普通」とは一体なんでしょうか。
ある人にとっての「普通の生活」は、週末に外食やショッピングを楽しむことかもしれません。
一方で別の人にとっては「休日は家でゆっくり過ごすのが普通」と感じているかもしれません。
同じ「普通」という言葉を使っていても、その中身は人それぞれ大きく異なるのです。
婚活で出会った相手と話をしていくうちに、
「え、それって普通じゃないの?」
「え?私にとってはこれが普通だけど?」
と驚く瞬間が生まれるのは、この“基準のズレ”があるからです。
婚活でズレが起きやすい「普通」の具体例
では、実際にどんな場面で“普通の違い”が出てくるのでしょうか。
お金の使い方
旅行に年に2回行くのが「普通」という人もいれば、旅行は特別なイベントだと考える人もいます。
休日の過ごし方
「普通は友達や家族と出かけるもの」と思う人もいれば、「休みの日は一日中家にいるのが普通」という人もいます。
食事や外食の頻度
週3回外食するのが普通な人もいれば、月1回でも多いと感じる人も。
家事の分担
「共働きだから家事も半分ずつが普通」と考える人と、「家事は女性がするものが普通」と思っている人。
このように、価値観の違いは日常のあちこちに潜んでいます。
「普通」という言葉に安心していると、実は相手と大きなすれ違いを招いてしまうことがあるのです。
なぜ「普通の人」は見つからないのか?
「普通の人でいいのに、なかなか出会えない」——そう感じる背景には、実はこんな心理が隠れています。
自分の普通が世間の基準だと思い込んでいる
自分の基準を“みんな同じだろう”と思ってしまうと、相手を理解する姿勢が弱まります。
理想を控えめにしているつもりで、実は抽象的すぎる
「普通」という言葉は便利ですが、あまりに幅が広いため現実に当てはめにくいのです。
安心感だけを重視している
「普通なら安心」と思うあまり、相性や価値観のすり合わせをおろそかにしてしまうケースもあります。
解決策は「普通」ではなく「歩み寄り」
婚活をうまく進めるためには、「普通」という言葉に頼らず、次の視点を持つことが大切です。
自分にとっての普通を具体的に言葉にする
「休日は出かけるのが好き」「家事は協力してほしい」など、具体的に話すことで相手との違いが見えます。
相手の普通を否定しない
「そんなの変だ」と切り捨てるのではなく、「そういう考え方もあるんだ」と受け止める姿勢を持つ。
歩み寄れるかどうかを見極める
「全て一致すること」ではなく、「違いをどう埋められるか」に目を向けることが、結婚生活を長続きさせる秘訣です。
まとめ
「普通の人がいい」という気持ちの裏側には、安心したい、失敗したくないという思いが隠れています。
でも実際の婚活では、「普通」という言葉ほど曖昧で、人によって違うものはありません。
だからこそ大切なのは、「普通の人」を探すことではなく、相手の普通を理解し、自分の普通を伝え、お互いに歩み寄ることです。
婚活を通じて出会う一人ひとりは、誰にとっても“普通”であり、同時に“特別”な存在です。
30代の婚活では「普通」という言葉に縛られず、価値観を分かち合える相手を見つけることが、結婚への一番の近道です。
奈良で設立20年 婚活カウンセラー五十嵐
👇結婚相談所Ring the Bell-リングザベル-公式ホームページこちら👇
交際経験0でも、交際しても結婚に繋がらないあなたも安心して婚活していただけます。