40代後半の会社員の女性が1年2ヶ月で成婚した婚活エピソード(4)

両親の金婚式のお祝いにイタリアンで食事をしました。普段ぶっきらぼうな父がちょっと嬉しそうにしていて、そんな様子を見ていると私も結婚したい！ってなんだか急に思ったんです。

娘はこのまま結婚しないんだと両親ともに思っていたそうなので、最近は何も言われなくなっていました。

それはそれで少し寂しいですよね(笑)

もう44歳になっていましたが、婚活、始めることにしました！ 結婚相談所って最初は少し敷居が高いイメージがありました。

入会金もかかるし、わざわざプロの力を借りるなんて大げさかなって。

でも、自己流で時間を無駄にするより効率的だと思いいくつかの結婚相談所をまわって比較してみた結果、ULPさんにお世話になることにしました。

まだULPさんに入会する前いくつかの結婚相談所で話を聞いてみたのですが、ULP仲人の西さんが一番フィーリングがあうと言いますか、物腰柔らかで話しやすかったのでこちらに決めたんです。

ですがプロフィールの作成やお見合いを進めるにあたっては、時に厳しいことも言われちゃいました。

「条件は大切だけど、実際の交際や結婚で幸せを感じる要素は見えにくい」と。

そのことばを聞いてからは条件を見直し、またわずか1時間のお見合いだけですぐにお断りをするのではなく、少しでも気にかかる点があった方とはもう一度会ってみるようになりました。 お見合いのホテルラウンジで会った彼は、特に印象に残ることはありませんでした。

西さんに正直にそう伝えると、
「お相手からは交際希望がきています。今度はカジュアルな場でデートしてみて、ホテルでの彼とは違う別の面があるか見てみてはいかがでしょうか」とアドバイスされました。

そこで個人的に前から気になっていた、たこ焼きとか天ぷらの食品サンプル作りに行ってみたいとお誘いしたところ快く賛成してくださいました。

デート当日ふたりでわちゃわちゃしながらサンプル作りしたのもとても楽しかったですし、その後入った居酒屋でも話がとても弾みました。

お見合いの時の彼はただ緊張していただけなんだと、その時気づきました。

44歳で婚活を始めた私は周りから、特に両親から「今さら！？」と言われたこともあります。

ですが人生経験をいろいろ積んだ今だからこそ、「一緒にいて心が安らぐ相手」「お互いを尊重し合える相手」の大切さがよくわかるんだと思います。

親や友達にも言えない悩みや相談事を話せる存在ってとてもありがたいですよね。

結婚できて本当によかったです。