40代前半/男性
Yさん 会社員
誰かと笑って一緒に楽しみたい。休みの朝の喫茶店モーニング
周りの友人がどんどん結婚しようと、姉に子供が生まれようと自分は独身の自由が一番だと思っていました。
婚活を始めたきっかけ:ひとりぼっちのモーニングを寂しく感じた時
休日は昼前まで寝て、それからパソコンをいじったり家電量販店でパソコンのパーツを探し歩いたりと、誰にも気を遣わず自由に過ごしていました。それが心地よかったんです。
でも45歳を前に、ふとした瞬間に「このまま一人で歳を重ねていくのか」と考えるようになりました。
決定的だったのは、週末に近所の喫茶店でモーニングをしていると、隣の席に同世代のご夫婦が楽しそうに話しているのを見た時です。
その時、「老後、誰とも話さない日々が続くのは寂しい」と実感したんです。
自由も大切だけれど、人生を共に歩むパートナーがいる方が豊かなんじゃないか、そう思い直しました。
実際使ってみても、大変失礼ですが誠実な方とはなかなか出会えませんでした。
こちらの年齢が高いこともあってか、食事をごちそうしてもらって当然、また会いたかったら今度はホテルディナーがいいとまで言われたこともあります。
結局マッチングアプリは退会し、本気で結婚を考えている人とだけ出会えそうな結婚相談所で婚活を本格的に始めることにしました。
確かに費用はかかりますが、その分カウンセラーのアドバイスや真剣な会員が多い環境に投資する価値があると判断しました。
失敗続きのお見合いには理由があった。指摘されたはっと気づいたこととは。
ですが7割くらいの確率でそこから先のデートに進めません。
カウンセラーさんに「何がいけないんでしょうか」と相談したところ、「Yさんのお話は仕事の話ばかりになっていませんか」と指摘されたんです。
確かに初対面の緊張もあって、つい話しやすい仕事や電子機器の話題に逃げていました。
カウンセラーさんから「相手の女性は、あなたの仕事ぶりより人柄をみていますよ」と痛いところを突かれ、それからは女性の話を主に聞くように心がけました。
パソコンの話をする時も「この操作をすればPCの動きが速くなる」「写真はこのアプリを使えば簡単にバックアップできる」など、なるべく会話が広がるような話題を選びました。
そのおかげで緊張も少なくなり、自然に他の話題もでてくるようになりました。
あの時カウンセラーさんが率直に指摘してくれなければ、今でも同じ失敗を繰り返していたと思います。
本当に感謝しています。
この頃になるとだいぶ緊張しなくなってきていたのですが、彼女の柔らかい笑顔にさらにリラックスできました。彼女は看護師で、仕事の大変さを分かち合えたのが良かったのかもしれません。
同じ京都出身であるほかにも、食の好みが似ていたり毎年決まった鉾のちまき(※)を買うことなど、共通点がいくつも見つかって嬉しかったです。
※相談所補足:ちまきとは祇園祭の宵山期間、各山鉾町により授与される厄除けのお守りのこと。
婚活を始める方へメッセージ:素の自分をさらけだしてみませんか
結婚相談所に入会するにはちょっと思い切りがいりますよね。特に年齢を重ねてからのスタートは、不安も大きいでしょう。
ですが、素の自分を受け入れてくれる人は必ずいます!