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婚活で猫をかぶる

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出張型結婚相談所WO「婚活で猫をかぶる」-1

相手を喜ばせるために“猫をかぶる”

結婚相談所での交際期間は、最短で3か月、最長でも6か月です。その限られた期間の中で、成婚、つまりプロポーズまでを目指します。


一般的には「スピード婚」と言われる期間ですが、結婚相談所ではごく普通のスケジュールです。


この短期間で結婚を決断するためには、できるだけ間隔を空けずに会うことが重要になります。


理想は週に1回、少なくとも10日に1回。予定が合わないこともあるでしょうが、工夫次第で会うことは可能です。


ゆっくり食事ができなくても、短時間のお茶でも構いません。隙間時間を使って会う意識が大切です。


交際中は、余分な予定を後回しにする必要も出てきます。


友人との約束や遊び、飲み会など、どうしても外せないもの以外は断る判断も求められます。優先順位はあくまで婚活です。


この短期間で行うべきことは、価値観のすり合わせ、結婚観の確認、そして相手の人間性を知ることです。


人によって重視するポイントは異なりますが、交際を通して「この人と一緒に生活できるか」を見極める必要があります。


スペックや見た目、年齢といった条件だけでなく、人としての中身を知ることが欠かせません。


そうした中で、「どうすれば結婚までたどり着けるのか」と考える人もいるでしょう。その一つの方法として、相手を喜ばせるために自分を偽る、いわゆる“猫をかぶる”やり方があります。


普段の自分ならしないような態度でも、相手が喜びそうな言葉や行動を取る。人に無関心な人が相手を褒める。食に興味がないのに「美味しい」を連発する。動物園や美術館に興味がなくても、楽しそうに振る舞う。


そうやって自分を演じ、相手を喜ばせるのです。


しかし、本来興味のないことを続けるのはストレスになります。


表面的なやり取りで距離を縮め、結婚に至ることは可能かもしれませんが、「何としてでも結婚したい」という強い意志があってこその方法です。


「うわべだけ」か「努力する」か

実際に結婚して生活が始まれば、いずれ素の自分が出てきます。


そのとき、相手に「交際中と全然違う」と感じさせてしまう可能性もあります。そうなると、お互いに楽しめない結婚生活になってしまうかもしれません。


そのため、交際の段階から極端に相手に媚びない人も多くいます。それはごく自然な考え方です。


誰でもありのままの自分を知ってほしいと思いますし、その方が精神的にも健全です。


ただし、「ありのままの自分」は、本当に相手に選ばれるのでしょうか。


不思議なことに、「うわべだけ」「取り繕う」「ストレスが溜まる」と聞くとマイナスな印象を受けますが、これを「努力する」「改善する」「相手を喜ばせる」と言い換えると、非常に前向きな行動になります。


大切に思える相手だからこそ、自分なりにベストを尽くす。相手を喜ばせようとする姿勢は、決して悪い婚活ではありません。


相手を喜ばせようとするうちに、その行動が自分の一部として定着すれば、それは成長とも言えるでしょう。


大切な人のために努力することは、決して間違いではないのです。

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