仲のいい夫婦ってどんな関係？—愛情表現で育てる毎日の絆

「愛情表現」って、結婚後も必要？

結婚したからって、「好き」の気持ちが言葉にしなくても伝わる——
そんなふうに思っていませんか？

実は、結婚してからこそ、日々のちょっとした“愛情表現”が大事だったりします。
ありがとう、すごいね、今日もおつかれさま。
そんな言葉が交わされている夫婦は、いつまでも仲の良い関係を保ちやすいんです。

愛情表現があると、なぜ長続きするの？

人は、「愛されている」「大切にされている」と感じると、自然と笑顔になれるもの。
その安心感は、自信や思いやりにもつながっていきます。

たとえば、
「○○くんのそういうところ、やっぱり好き」
「いつも子どもに優しくて、助かってるよ」
そんな何気ないひとことが、夫婦の絆を“目に見える形”にしてくれるんです。

どんなふうに気持ちを伝えたらいいの？

特別な言葉じゃなくていいんです。
ポイントは、「素直な気持ちを、できるだけ言葉にしてみること」。

恥ずかしければ、まずは“ありがとう”や“助かった”からでもOK。
それだけでも相手は、「ちゃんと見てくれてるんだな」って思えるはず。

スキンシップが自然な家庭なら、軽いタッチやハグも効果的。
“うちは言葉が少ないから”とあきらめず、自分から少しずつ始めてみることが大事です。

思い出を共有する時間も、大切な愛情表現

子どもがいて忙しい毎日でも、夫婦だけで過ごす時間をほんの少しでも持つことが、
関係を深めるきっかけになります。

たとえば——

初めてのデートの場所にふたりで立ち寄ってみる

ふたりで選んだお茶碗をもう一度見に行く

子どもが寝たあと、10分だけ好きな番組を一緒に観る

「この人と一緒にいてよかったな」って思い出せる時間を、日常の中に作っていくことが、夫婦の愛情を育てる種になります。

夫婦の“好き”は、ちゃんと育てていくもの

再婚後の家庭は、「ふたりで新しく家族を作ること」から始まります。
「ちゃんと伝える」「ちゃんと受け取る」を意識するだけで、
日常の中の“好き”は、もっとあたたかく、深くなっていきます。