“ママ”の私じゃなく“私自身”を見てほしい
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目次
- “お母さん”って呼ばれるたびに、私の名前が消えていく
- "私を、ちゃんと見てほしいだけ"
- “女性として見てもらえること”を、あきらめなくていい
- “ひとりの女性”として見てくれる人は、必ずいます
“お母さん”って呼ばれるたびに、私の名前が消えていく
「“お母さん”って呼ばれるたびに、私の名前が消えていく気がした」
いつからか、名前で呼ばれることがなくなって——
「○○ちゃんのママ」とか、「お母さん」としか呼ばれなくなった。
家庭でも、職場でも。
“私”という存在は、誰かを支える役割に変わっていった。
でも、ふとした瞬間に胸の奥がざわつく。
「私は、誰かに“女性”として見てもらえる日がくるのかな」
"私を、ちゃんと見てほしいだけ"
キラキラした恋をしたいわけじゃない。
ただ、私の話にまっすぐ耳を傾けてくれる人。
子どもがいるとか、離婚歴があるとか、
そんな“条件”じゃなくて——
私の声や表情、好きなものに目を向けてくれる人に出会いたい。
そう願えるようになった自分を、少し誇らしく思う。
“女性として見てもらえること”を、あきらめなくていい
「そんな人、本当にいるのかな」って、今は思っているかもしれない。
でも、心のどこかで、
そんなふうに私を“女性として”見てくれる人がいてくれたら——
って、願っていた。
ある日、「○○ちゃんのママ」じゃなくて、
名前で呼ばれた瞬間があった。
そのとき、何も言えなかった。
ただ、胸の奥がじんわり熱くなって、
涙がにじんだ。
私は、ちゃんと“私”として、そこにいた。
“ひとりの女性”として見てくれる人は、必ずいます
子どもがいるから、とか
バツイチだから、とかじゃなくて、
あなた自身に心を向けてくれる人。
そんな出会いは、確かにあります。
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