第2章 仮交際中の彼がくれた誕生日
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目次
- この日だけの、特別な夜だった
- 覚えていてくれたことが、いちばん嬉しかった
- この時間が、私の未来につながっている気がした
- まとめ
この日だけの、特別な夜だった
彼から「夜、少しだけ食事できないかな?」と誘われたのは、数日前。
いつもは昼から夕方までのデート。
だけどこの日は、珍しく夜の時間。
誘いの理由は聞かなかったけれど、
後になって、彼のやさしさに気づいた。
「誕生日は、きっと子どもと過ごすと思ったから──」
そう考えて、当日はあえて誘わなかったのだと。
だからこの夜は、“私だけ”の時間だった。
覚えていてくれたことが、いちばん嬉しかった
「誕生日、おめでとう」
彼がそう言って、そっと差し出してくれた小さな箱。
中には、アロマオイルと入浴剤。
私がプロフィールに書いていた“好きなもの”を、ちゃんと覚えていてくれた。
「重くないプレゼントが好き」って、前にこぼしたことも、忘れずにいてくれた。
こうして誰かに大切にされている実感が、少しずつ、私の心をあたためてくれていた。
この時間が、私の未来につながっている気がした
あたたかな灯りの中、彼と向き合って食事をしている時間が、
ただただ、心地よかった。
静かに微笑む彼を見ながら、ふと心に浮かんだのは、
子どもと、彼と、そして私。
三人で過ごす未来の誕生日の風景だった。
ケーキにロウソクを立てて、
小さな「おめでとう」の声が響く部屋。
それはまだ夢のような光景だけど、
今日のこの時間が、
その未来へと続いている気がした。
まとめ
誰かに大切にされていると感じる時間が、自分の未来を信じられるきっかけになること。
そんな日が、きっと、誰にでも訪れます。
💫ルーチェファータは、いつでもあなたの味方です。あなたが「幸せになりたい」と願う限り、 私たちはいつでも、そばにいます。