婚活がうまくいかない本当の理由
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婚活を頑張っているのに、
「良い人がいない」「誰に会ってもピンとこない」。
そんな声を耳にするたび、胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになります。
ですが、多くのケースは“相手がいない”のではなく、
相手の良さが見えなくなってしまっている状態なんです。
この記事では、婚活をこじらせる原因になりやすい「減点方式思考」を手放し、
関係を育てていく婚活へシフトするヒントをまとめました。
婚活で「こじらせ」が起きる根本原因:完璧主義と自己肯定感の罠
婚活が長引いている方から、よくこんなお話を聞きます。
「●●人に会ったけど良い人がいない」
「どの方も何か引っかかる」
「条件はいいのにピンとこない」
ただ、そのたびに私は思うのです。
“出会えていないのではなく、出会っている人を見ていないだけ”ではないかと。
学生時代は好きな人が自然にできていたのに、なぜ婚活ではできないのか?
私には、いつもお伝えしたくなる体験があります。
学生時代、クラスや部活に異性が30〜50人いれば、自然と「いいな」と思える人が何人かはいたはず。
ところが婚活に入ると、100人会っても「誰も良い人がいない」と悩む方が増えます。
このギャップはどこから生まれるのでしょう。
理由のひとつが、頭で相手をジャッジする“減点方式”に切り替わってしまうこと。
・年収がもっと高いほうが…
・見た目が理想と違う
・会話のテンポが微妙
・優しさが足りない気がする
こんな風に、相手を“採点”しながら会ってしまうと、本来のフィーリングが見えなくなります。
その裏側には、自己肯定感の低下や、過去の恋愛の傷、
失敗への怖さが隠れていることも多いものです。
評価軸を180度転換!「減点方式」から「加点方式」へ変わるロードマップ
婚活がこじれるとき、知らず知らず「選ぶ側」に重心が寄っていることがあります。
ただ、結婚は“選ぶ・選ばれる”という関係ではなく、
一緒に育てていくパートナーシップです。
“条件”や“ときめき”より、まず「居心地の良さ」を見る
完璧主義の方ほど、条件やときめきに目が向きがち。
ですが、断言できます。
結婚生活を支えるのは、ときめきではなく「居心地の良さ」です。
たとえば、
・無理に話題を探さなくていい
・自然に言葉が出てくる
・素のままでいられる
・一緒にいるとホッとする
この“ラクさ”がある人は、長い時間を共にするパートナーとして強いです。
「恋愛感情は後から芽生える」と知ることでラクになる
よくある誤解が「ピンとこなかった=無し」という判断。
実は、成婚された方の中には、後からじわじわ好きになるケースも多いです。
一目惚れのような強いときめきがないと判断できないわけではないのです。
“好き”は、関係の中で育つもの。
この視点だけでも心がかなり軽くなります。
即実践!今日からできる「減点思考」を断ち切る具体的行動5ステップ
考え方を変えるのは大切ですが、行動が変わらないと心のクセは戻ってしまいます。
ここからは、今日から試せる5つのステップをご紹介します。
1. 「1回で判断しない」ルールを設定する
減点思考の方は、初回の15分で切ってしまいがち。
ですが、初対面は誰でも緊張します。
最低3回は会ってみる。
このシンプルなルールだけで、見える景色がまったく変わります。
2. 期待値をゼロにして「フラット」に会う
「次こそ素敵な人かも」と期待が膨らむほど、失望もしやすくなります。
初回は“ただ話す時間”と割り切ると、気持ちがとても軽くなります。
3. 比較癖をやめて、自分の前進にフォーカスする
誰かと比べると、必ず減点が始まります。
それよりも、今日の自分が何に挑戦したか、
どこを改善したかに意識を向けてみてください。
4. 相手の「良いところを3つ探す」癖をつける
加点方式の練習です。
会うたびに良い点を3つ見つける。
・気配りがある
・真剣に話を聞いてくれた
・表情が柔らかかった
小さな積み重ねが、相手を見る目をゆっくり変えていきます。
5. 「自分から愛しにいく」姿勢を持つ
自己肯定感が下がると受け身になりがち。
ですが、人間関係は“自分がどう関わるか”で大きく変化します。
・自分から連絡してみる。
・良いところを伝えてみる。
・興味を向けてみる。
“愛されるかどうか”より、自分がどう愛するかに重心を置いてみてください。
まとめ:出会えないのではなく、「見えるようになっていないだけ」
最後に、どうしてもお伝えしておきたいことがあります。
私はこれまで多くの方が「良い人がいない」と言うのを聞いてきました。
でもそのたび、学生時代のことを思い出します。
同じクラスに数十人いれば、好きな人は自然とできた。
なのに婚活ではゼロになる。
ここに違和感を持たないほうがおかしいのです。
つまり、
出会えていないのではなく、減点方式が“心の窓”を曇らせているだけ。
婚活は“完璧な相手探し”ではありません。
“良好な関係を築ける自分”へ成長するプロセスでもあります。
減点方式をそっと脇に置き、
居心地の良さを大切にし、
相手の加点ポイントを丁寧に拾っていくと——
止まっていた婚活が、静かに動き始めます。
もし「どう切り替えたらいいのか分からない」と感じたら、遠慮なくご相談ください。
あなたの歩幅に合った方法で、しっかりサポートいたします。
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