第51回 "断れない私"が婚活で傷つく理由
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📘 第51回
"断れない私"が婚活で傷つく理由
~優しさと我慢の違いを知り、自分を守りながら愛される関係を築く方法~
①(冒頭)
「嫌だと思ったのに、『いいよ』と言ってしまった」
お見合いの後、お相手から次のデートのお誘いが来た。 本当はあまり気が進まない。 でも、「せっかく勇気を出して誘ってくれたのに、断るのは悪いな……」 そんな思いが頭をよぎり、気づけばスマホの画面にこう打ち込んでいた。
「ありがとうございます!ぜひ、そちらの予定に合わせますね」
仮交際が始まってからも、そうです。 お相手が予約してくれたレストランが、本当は苦手な雰囲気だった。 でも、「わがままだと思われたくない」「空気を壊したくない」から、 精一杯の笑顔で「素敵なお店ですね」と言ってしまう。
今、あなたは真剣交際に進むかどうか、暗闇の中で迷っていませんか? まだ心の準備ができていない。 もう少し、確かめたいことがある。 それなのに、お相手の真っ直ぐな期待や、カウンセラーさんの「いい人ですよ」という後押しを感じて、 「もう少し考えたい」「今はまだ無理」 その一言が言えずに、喉の奥でつかえていませんか。
気づけばいつも、あなたは自分の気持ちより、相手の気持ちを優先している。
周りからは「本当に優しい人だね」「気遣いができるね」と言われるかもしれません。 でも、あなたの心の中はどうでしょうか。 小さな「嫌だ」が、雪のように静かに、でも確実に降り積もっていませんか?
デートの帰り道、一人になった途端に襲ってくる、鉛のような疲労感。 「私、本当は何がしたかったんだっけ……?」 そんな虚無感が、お風呂の中で、あるいは寝る前の静寂の中で、あなたの心を侵食していく。
もしあなたが今、「断れない自分」に苦しみ、婚活の中で自分を見失いかけているのなら。 どうか、一度だけ立ち止まって、深く呼吸をしてみてください。
あなたが感じているその息苦しさは、「優しさ」のせいではありません。 それは、あなたがこれまで一生懸命に続けてきた**「我慢」**という名の、悲鳴に近いサインです。 そして、その「我慢」こそが、皮肉にもあなたを「本当の幸せ」から遠ざけてしまっている可能性があるのです。
今日は、「断れない私」がなぜ婚活で傷ついてしまうのか。 そして、どうすれば自分を守りながら、心から安心できる人に愛される「愛され体質」になれるのか。 ナオトと一緒に、ゆっくりと紐解いていきましょう。
② 心の癖の言語化(なぜ「断れない」のか)
「断れない」という心の癖。 それは決して、あなたが意思が弱いからでも、優柔不断だからでもありません。 あなたがこれまで、誰かを傷つけないように、そして自分自身が傷つかないように、 必死に身につけてきた**「生きるための知恵」**だったはずです。
でも、その背景には、一つの切ない感情が潜んでいます。 それは、**「嫌われることへの恐怖」**です。
「ここで断ったら、お相手をひどく傷つけてしまうかもしれない」
「自分の意見を言ったら、わがままだと思われて嫌われるかもしれない」
「ここでNOと言ったら、もう次のチャンスは一生来ないかもしれない」
婚活は、ルールや期間が決まっていますよね。 「半年以内に成婚」という目標があるからこそ、「この人を逃したら、もう後がない」という焦りが、 あなたの「No」という大切な声を、心の奥底に封じ込めてしまうのです。
ここで、一つだけ大切な真実をお伝えさせてください。
「断れない優しさ」は、実は相手を思いやる行為ではなく、自分を守るための「防衛行動」なのです。
厳しい言い方に聞こえたらごめんなさい。 でも、これはあなたを責めているのではありません。 あなたが本当に恐れているのは「相手の傷」ではなく、「相手から嫌われることによって、自分が傷つくこと」ではありませんか?
つまり、「断れない」という選択の裏側には、 「嫌われたくない」という、震えている自分を守りたい気持ちが隠れているのです。
この「嫌われたくない」という恐れ。 実は、あなたの過去のどこかで生まれたものです。 「勇気を出して本音を言ったら、お母さんに否定された」 「自分の意見を伝えたら、友達と距離を置かれてしまった」 そんな経験が、あなたの心に深く刻まれているのかもしれません。
だから、あなたは無意識に学習してしまった。 **「私は、相手に合わせて、相手の顔色を伺っていれば安全なんだ」**と。
でも、婚活という「一生のパートナー」を探す場所において、 その「安全策」は、本当にあなたを幸せに導いてくれているのでしょうか?
③ 負の感情の深掘り(「我慢」が生む心の負債)
「断れない」という選択を、まるで利息が膨らむ借金のように重ねていくと、 あなたの心の中には、恐ろしいほどの**「負の感情」**が蓄積されていきます。
最初に訪れるのは、**「自己不信」**です。 「私は、自分の食べたいものすら言えないのか……」 「いつも相手の顔色ばかり伺って、本当の私はどこに消えちゃったんだろう」 自分の一番の味方であるはずの自分が、自分を信じられなくなっていく。
次に訪れるのは、**「相手への不満」**です。 「どうして私ばかり、いつも我慢しなきゃいけないの?」 「なんで、私がこんなに気を使っていることに気づいてくれないの?」 最初は「いい人」だと思っていたお相手が、いつの間にか「私を苦しめる人」に変わってしまう。
そして最後に訪れるのは、出口のない**「自己嫌悪」**です。 「断れない私が全部悪いんだ」 「私には、自分の意見を言う価値なんてないんだ」
この負のループの中で、あなたは二つの決定的なダメージを受けています。
1.「本当の自分」の輪郭が消えていく
いつも相手の色に染まろうとしているうちに、 あなた自身が何を望み、何に喜びを感じ、何に悲しみを感じるのか。 その「輪郭」がどんどんぼやけていきます。 お見合いで「どんな結婚生活が理想ですか?」と聞かれても、 頭に浮かぶのは「一般的に正しい答え」ばかり。 あなたの魂が震えるような「本音」が、見えなくなってしまうのです。
2.「対等な関係」がくずれる
あなたが我慢し、相手に合わせ続けている関係。 それは一見、波風の立たない「平和」な関係に見えるかもしれません。 でも、それは本当の意味での「パートナーシップ」ではありません。
なぜなら、お相手はあなたの「本心」を何一つ知らないまま、 あなたの仮面(都合の良い人)と付き合っているだけだからです。
そして、ある日突然、あなたの我慢のダムが崩壊したとき。 お相手は驚いて言うでしょう。「そんなふうに思っていたなんて知らなかった。君は幸せそうだと思っていたのに」と。 お相手が悪いのではありません。 あなたが、「本当の自分」を愛してもらうチャンスを、自分で摘み取ってしまっていたのです。
ナオト式ではこの状態、 あなたは優しいのではありません。 世界でたった一人の「あなた自身」を見捨ててしまっているのです。
④ 視点の転換:「境界線」は、愛を守る防波堤
「断れない」という呪縛から自分を解放するために。 まず知ってほしい言葉があります。それが**「境界線(バウンダリー)」**です。
境界線とは、あなたと他者の間に引く、目に見えない「心の線」のこと。 この線の内側には、あなたの大切な価値観、感情、時間、エネルギーが詰まった「聖域」があります。 この線をしっかり引けている人は、 「ここまではいいけれど、ここからは嫌です」 と、自分の聖域を守るために適切に「お断り」ができるのです。
逆に、この境界線が霧のように曖昧な人は、 他者の要求や期待が、土足でどんどん自分の聖域に侵入してくるのを許してしまいます。 その結果、あなたの心は他者によって消費され、ボロボロになってしまうのです。
ここで、優しいあなたが誤解しやすいことがあります。 「境界線を引くなんて、冷たい人だと思われない?」 「断るなんて、わがままで自分勝手なことじゃないの?」
ナオトは、あえて断言します。 真実は、その真逆です。
境界線を引けない人ほど関係は壊れやすく、 境界線をハッキリ引ける人ほど、健全で深い愛を育むことができます。
なぜなら、境界線がない関係は、常に「我慢」と「不満」という爆弾を抱えているからです。 でも、境界線がある関係は、お互いが 「これ以上は苦しいんだな」「ここは大切にしたいんだな」 というルールを尊重し合えるため、不毛な探り合いがなく、圧倒的な安心感が生まれます。
婚活において、境界線を引くことは、相手を拒絶することではありません。 それは、**「私は、これを大切にしている人間です」という「自己紹介」**なのです。
その正直さこそが、お相手に「本物のあなた」を知らせる唯一の招待状。 そして驚くべきことに、境界線を引けるようになると、 「ありのままのあなたを大切にしたい」と願う、本物のパートナーだけがあなたの前に残るようになります。
⑤ ナオト式「幸せ婚パス」で境界線を取り戻す
今こそ、あなたの心の中に眠っている**「幸せ婚パス(しあわせコンパス)」**を再起動させましょう。
「断れない」とき、あなたのコンパスの針は、 磁石に吸い寄せられるように「お相手の期待」の方向を向いています。 でも、その針をグイッと「自分の心」の方へ戻してあげてください。
幸せな結婚とは、どちらかがどちらかに合わせることではありません。 二つの異なるコンパスが、お互いを尊重しながら同じ方向を向くことです。
そのために、まずはあなたのコンパスを「自分軸」に戻す3ステップを始めましょう。
⑥ ナオト式しあわせコンパス(3ステップ)
STEP1|整える(「小さなNo」を練習する)
いきなりお見合いを断ったり、交際終了を告げたりするのは、ハードルが高いですよね。 まずは、日常の些細な場面で「小さなNo」を言う練習から始めましょう。
コンビニで「袋はいりますか?」と聞かれて、必要なければ「いいえ」とはっきり言う。
友人からの「このお店でいい?」という提案に、 「実はあっちのカフェのコーヒーが飲みたいんだけど、どうかな?」と提案してみる。
この小さな積み重ねが、「自分の意見を言っても世界は壊れないんだ」という成功体験になり、 あなたの心に「安心の土台」を作っていきます。
STEP2|感じる(「違和感センサー」を研ぎ澄ます)
お相手からのお誘いやLINEが来たとき、返事をする前に3秒だけ目を閉じてください。 そして、自分の体に聞いてみてください。
胸のあたりが、キュッと苦しくなっていませんか?
胃のあたりが、重たくなっていませんか?
「あ、なんか気が重いな……」という微かな声が聞こえませんか?
その**「違和感」こそが、あなたの魂が発している「境界線警報」**です。 違和感を感じることは、わがままでも冷酷でもありません。 それは、あなたが自分自身を守ろうとしている「尊い反応」なのです。 まずはその声を、「あ、私、今嫌だと思ってるんだね。気づいてあげられなくてごめんね」と認めてあげてください。
STEP3|信じる(「断ること=愛を守ること」を信じる)
「断ること=関係を壊すこと」という思い込みを、今日で卒業しましょう。 ナオトと一緒に、新しい定義をインストールしてください。
「適切に断ることは、自分とお相手の未来を守る『最大の誠実さ』である」
もし、あなたが「No」と言っただけで去っていく男性がいたとしたら。 その人は、あなたの魂を愛していたのではなく、 「自分の思い通りになる便利な道具」を探していただけです。 そんな人と結婚しても、あなたを待っているのは、一生続く我慢の牢獄です。
あなたが勇気を持って「No」と言ったとき。 「そうなんだね、教えてくれてありがとう。じゃあ、どうすれば二人が心地よくなれるか一緒に考えよう」 そう言ってくれる男性こそが、あなたが人生を預けるにふさわしい、本当のパートナーです。
⑦ 境界線を引けると、愛される体質になる
境界線を引けるようになったあなたには、魔法のような変化が訪れます。
まず、「本物のあなた」が放つ光が変わります。 相手に合わせるのをやめ、自分の感情に素直になると、 言葉に力が宿り、表情に「あなたらしい美しさ」が溢れ出します。 その輝きに、あなたと本当に価値観の合うお相手が、磁石のように引き寄せられてくるのです。
次に、「本物の信頼関係」が築けるようになります。 あなたが自分の「好き・嫌い」をハッキリさせることで、お相手も安心して本音を言えるようになります。 「この人には本音を言っても大丈夫だ」という信頼が、 何十年経っても色褪せない、強い絆の土台になるのです。
そして何より、「自分を大切にする女性」として、最高に尊重されるようになります。 自分を粗末に扱う人は、他人からも粗末に扱われがちです。 でも、自分の境界線を凛として守る女性は、 お相手から「この人を大切に扱わなければならない」という敬意を勝ち取ります。
「愛される女性」とは、すべてを受け入れる「YESマン」ではありません。 自分の「心地よさ」を自分で守れる、「自律した女性」のことなのです。
🌷 Happy for you ブログのご紹介
ここまで読んでくださったあなたへ。 「断れない理由」や「境界線を引けなくなってしまった背景」は、 実はもっと深い、幼少期からの心の癖とつながっていることもあります。
Happy for you 公式ブログでは、 婚活の現場で起きる、より具体的な「心の揺れ」を、 生活目線で掘り下げてお伝えしています。
🔸 あわせて読みたい記事
▶ 【関連ブログ①】
▶ 【関連ブログ②】
IBJブログでは書ききれない、 「我慢が習慣になってしまった心への処方箋」を、 そっと寄り添うような言葉で綴っています。
🎥 YouTube動画のご案内
今回のテーマについて、YouTubeではナオトの声と言葉で、 さらに噛み砕いてお話ししています。
文章だけでは伝わりにくい
「No」を言う時の具体的な「魔法のフレーズ」
境界線を引いた後の「気まずさ」の解消法
なぜ境界線を引くと、お相手の年収や外見に振り回されなくなるのか
などを、ホワイトボードを使って解説しています。 通勤時間や、夜のリラックスタイムにぜひ。
⑧ 行動提案:「境界線ノート」をつけてみよう
今日から、あなたの「心の地図」を書き換える習慣を始めてみませんか? ノートを一冊用意して、真ん中に一本、線を引いてみてください。
左側には**「私が心地よいこと(YES)」** 右側には**「私が心地よくないこと(NO)」**
どんなに小さなことでも構いません。
【心地よいこと】
夜22時以降は、一人の時間を過ごしたい
お店選びは、一緒に相談して決めたい
褒められたときは、素直に「ありがとう」と言いたい
【心地よくないこと】
突然の電話。心の準備ができていない
焼肉よりも、お魚や野菜が中心の食事が好き
毎日LINEを強要されるのは、少し疲れてしまう
このリストは、あなたの**「しあわせコンパスの設計図」**です。 婚活で迷ったとき、このノートを開いてください。 「これは私の境界線の内側? 外側?」 そう自分に問いかけるだけで、あなたは自分を裏切らない選択ができるようになります。
⑨ 公式LINE
「断りたいけど、嫌われるのが怖くて、言葉が出てこない……」 「自分の境界線がどこにあるのか、もうわからなくなってしまった」
そんな悩み、一人で抱え込んで、夜中に涙を流していませんか? 公式LINEでは、あなたの「断れないタイプ別・診断」をプレゼントしています。
【3分でわかる「しあわせコンパス診断」】 この診断を受けることで、あなたがなぜ今の苦しさを抱えているのか、 そして、どんな言葉を使えば自分を守りながら愛されるのかが、ハッキリと見えてきます。
原因がわかれば、必ず解決の糸口は見つかります。 もう、一人で我慢しなくていいんですよ。
⑩ まとめ
「断れない」というあなたの癖は、あなたがこれまで、 誰かを愛そうと、そして懸命に生きようとしてきた証です。 それは、あなたの心の根っこにある「美しさ」そのものです。
でも、これからはその美しさを、まずは「あなた自身」のために使ってあげてください。
境界線を引くことは、孤独になることではありません。 「本当のあなた」として、一生愛し合えるパートナーと出会うための「儀式」なのです。
「No」と言える勇気を持ってください。 その一言が、あなたを「我慢する人」から「尊重される女性」へと変えてくれます。
大丈夫。あなたの「No」で、本当の愛は壊れたりしません。 むしろ、そこから本当の絆が始まっていくのですから。
ナオトは、そんなあなたの「小さな一歩」を、誰よりも応援しています。
⑪ 次回予告
第52回:「"完璧な私"を演じるのに疲れた。ありのままで愛される勇気の持ち方」 ~欠点を隠さなくていい、そのままのあなたが一番魅力的な理由~
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ナオトより一言 この記事を読んで、もし心が少しでも軽くなったら、ぜひ公式LINEで「読みました!」とスタンプ一つ送ってくださいね。あなたの勇気を、私がしっかり受け止めます。