会話が途切れない!魔法の質問術 〜結婚相談所カウンセラー
- 婚活のコツ
目次
- 基本の心構え:質問をすること は「相手に贈り物をすること
- 魔法の質問術:5つのコツ
- 会話が途切れそうになったときの処方箋
- 最後に
基本の心構え:質問をすること は「相手に贈り物をすること
「初対面の人と何を話せばいいか分からない…」 「会話が続かなくて困っています…」 「せっかくの出会いだけど、きちんと会話ができるか不安…」「初めてお会いするのでとにかく緊張します…」
このような悩みを抱く方は多いのではないでしょうか。今回は、会話を楽しく続けるための「魔法の質問術」をお伝えします。
相手に質問をすることは、「あなたのことを知りたい」という関心を示す素敵な贈り物です。ただし、一方的な質問攻めは相手を疲れさせてしまいます。質問と自分を開示することのバランスを意識しましょう。
魔法の質問術:5つのコツ
最初の緊張をほぐすには、今体験している中で共通することを見つけて、話し始めましょう。
例えば、お店やお天気、当たり障りのない範囲でお仕事に関することなど、誰にでも気軽に聞くことができるような質問です。
「今日のこのお店は、初めていらっしゃいましたか?」
「この季節、お仕事は忙しい時期ですか?」
「今日はお天気がよいですね」「今日は急に暑くなりましたね」
クローズド質問とは、「はい」か「いいえ」で答えることができる質問のことをさします。一方で、オープン質問とは、自由に答えることができる質問のことをさします。
最初に、
①クローズド質問(Yes/Noで答えられる)で話の方向性を確認
した後、
②オープン質問(自由に答えられる)で話を広げる
と、スムーズな会話につながるのではないでしょうか。
【会話の例】
①「休日は出かけることが多いですか?」(クローズド)
「はい、できるだけ外に出るようにしています。」
②「どんなところによく行かれるのですか?」(オープン)
抽象的な質問より、具体的な体験を聞く方が会話が広がります。
「最近、嬉しかったことはありますか?」
「休日に行った場所で印象に残っているところはどこですか?」
「今まで行った旅行で一番思い出に残っているのはどこですか?」
など、相手の体験について質問をしてみましょう。また、趣味や特技なども聴いてみましょう。
共通の趣味などがあると、より親近感を持っていただけるきっかけにもなりますよ。
相手の感情に関する質問は、会話を深めるきっかけになります。
「それを聞いてどう感じますか?」
「そのときはどんな気持ちでしたか?」
「どんなところに魅力を感じましたか?
相手の感情に関心を持つことで、「この人は自分のことを理解しようとしてくれている」と、親密さを高める効果があります。
ただし、以下の点には注意が必要です:
初対面やまだ親密でない段階では、強い感情を聞き出そうとしないこと。
相手のペースを尊重し、答えたくない様子があれば無理に聞き出さないこと。
自分も適度に感情を開示し、一方的な質問にならないようにすること。
そういう意味では、少し難易度の高い質問と言えるかもしれません。
相手の答えに共感を示してから、関連する新しい質問をしてみましょう。
【会話例】
「旅行がお好きなんですね」
「はい、まとまったお休みが取れたら旅行に行くことを楽しみにしています」
「素敵ですね。旅行先で特におすすめの場所はありますか?」
共感することで、相手は自分のことを理解してくれているというメッセージを受け取り、安心感をもつことができます。
会話が途切れそうになったときの処方箋
1. FORD戦略を活用する以下の4つのテーマを意識しておくと、会話が途切れそうになったときにも、話題に困りません。
Family(家族):「ご家族とは休日に会われますか?」
Occupation(仕事):「お仕事でやりがいを感じる瞬間は?」
Recreation(趣味):「休日はどのように過ごされていますか?」
Dreams(夢):「将来やってみたいことはありますか?」
もしも会話の空白ができそうであれば、この中のどれかを質問してみましょう。
2. 「実は私も」の共通点を探してみましょう相手の話に関連する自分の経験を共有し、共通点を見つけます。
相手の答えが返ってきたら、
「〇〇だったのですね。」と同じように繰り返してみましょう。
たったのワンクッション、繰り返すだけですが、相手の言葉を繰り返して言うことにより、自分のことを理解してくれていると感じ、親近感を持ってもらえるきっかけになります。
【会話例】
「温泉旅行がお好きなんですね」 「はい、特に露天風呂が好きで」 「実は私も温泉が大好きなんです。〇〇温泉に行ったことありますか?」
避けるべき質問
プライバシーに踏み込みすぎる質問
否定的な感情を引き出す質問
答えにくい価値観を問う質問
一方的な質問攻め
相手との会話はキャッチボールです。一方的になったり、強引に質問したりすると、相手はあなたに不信感を抱くことでしょう。
最後に
会話は「技術」である一方で、「気持ち」の部分も大切です。 相手のことを純粋に知りたい、理解したい、和やかに会話をしたいという気持ちがあれば、自然と良い質問ができるようになっていきます。
この「魔法の質問術」を参考に、あなたらしい会話をしてみてください。 きっと、素敵な出会いが生まれることでしょう。
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