【結婚と出産に関する全国調査 夫婦調査】夫婦の出会い
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目次
- 夫婦が知り合ったきっかけ
- 調査結果発表
- 「職場や仕事で」は減少
- 「友人・兄弟姉妹を通じて」は微増
- 「学校で」は横ばい
夫婦が知り合ったきっかけ
兵庫県西宮市の結婚相談所黄色い花束の婚活カウンセラー松本キミコです。昨日紹介したように独身でいる理由1位は男女ともに「適当な相手にまだめぐり会わないから」でした。では、なぜ適当な相手にめぐり会わないのでしょうか?これについて考えるために、参考にしたいのは夫婦調査の「夫婦が知り合ったきっかけ」の調査結果です。
調査結果発表
2015年7月〜2018年6月に結婚した夫婦第1位「職場や仕事で」28.2%
2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦第1位「友人・兄弟姉妹を通じて」27.0%
2015年7月〜2018年6月に結婚した夫婦第2位「友人・兄弟姉妹を通じて」25.9%
2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦第2位「職場や仕事で」21.4%
2015年7月〜2018年6月に結婚した夫婦第3位「学校で」14.2%
2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦第2位「学校で」14.1%
【設問】 夫と妻が知り合ったきっかけは?
【選択肢】「職場や仕事で」「友人・兄弟姉妹を通じて」「学校で」「街中や旅先で」「サークル・クラブ・習いごとで」「アルバイトで」「幼なじみ・隣人」「見合い結婚」「メディアを通じて」「ネットで」「その他」「不詳」
【調査】 結婚と出産に関する全国調査 夫婦調査(2021)※
【対象】 2015年7月〜2018年6月に結婚した夫婦および2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦
※厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所による「結婚と出産に関する全国調査」(第1部「独身者調査」第2部「夫婦調査」から構成される。およそ5年ごとに実施され2021年のものが最新。)
「職場や仕事で」は減少
「職場や仕事で」の割合は2015年7月〜2018年6月に結婚した夫婦の1位だったところから2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦では2位に後退しました。28.2%から21.4%への6.8ポイントの減少でしたが、これは新型コロナウイルス感染拡大下で在宅勤務が増えたことや、社内でのイベントが減ったことがその理由ではないかと考えられます。それだけではなく、コンプライアンスが厳しく異性に声をかけずらくなっている環境もあるでしょう。今後はますます職場や仕事で適当な相手とめぐり合うのは難しくなるかもしれません。
「友人・兄弟姉妹を通じて」は微増
「友人・兄弟姉妹を通じて」が2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦では1位になったのですが上昇幅は25.9%から27.0%への1.1%の上昇に過ぎません。順位が入れ替わったのは「友人・兄弟姉妹を通じて」であった夫婦が増えたというより「職場や仕事で」出会った夫婦が減ったということになります。コロナ禍で行動制限があった中で「友人・兄弟姉妹を通じて」出会いがあったのは少し意外な気もしますが、行動制限があったからこそ友人・兄弟姉妹とのコミュニケーションが密になっていたのかもしれません。
「学校で」は横ばい
「学校で」巡り合った夫婦は横ばい。「学校で」で出会ったお相手との結婚には学生時代から交際を続けてゴールインされる場合と、卒業後に同窓会などで再会されて交際を始めてゴールインされる場合があるでしょう。前者のご夫婦は時代は変わっても一定数いらっしゃることでしょう。SNSが発達した現代なら、卒業後に連絡が途絶えていたお相手と連絡も取りやすくなっていることが、後者のご夫婦が増える一因かもしれません。