男性がパートナー(妻)に希望するライフコース
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目次
- 結婚と出産に関する全国調査 独身者調査(2001)
- 「両立コース」が1位に
- 25年前のエピソード
結婚と出産に関する全国調査 独身者調査(2001)
兵庫県西宮市の結婚相談所 黄色い花束の松本キミコです。前回に続き「結婚と出産に関する全国調査 独身者調査(2001)」のデータをご紹介したいと思います。今回は「男性がパートナー(妻)に希望するライフコース」です。
「両立コース」が1位に
【設問】 パートナー(妻)となる女性にはどのようなタイプの人生を送ってほしいと思いますか。
非婚就業コース 6.5% (3.6%)
DINKsコース 5.5% (3.3%)
両立コース 39.4% (33.9%)
再就職コース 29.0% (37.4%)
専業主婦コース 6.8% (10.1%)
(※1)カッコ内は前回調査(2005年)
(※2) 結婚し子どもを持つが、仕事も続ける。
(※3) 結婚し子どもを持つが、結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び就職する。
男性が希望するパートナー(あるいは妻)のライフコース像として初めて「両立コース」が1位となっています。これは女性自身が理想とするライフコース像と一致しています。景気や教育費の負担といった経済的要因もある一方、経済的にも精神的にも対等なパートナーを求める男性が増えていると考えることもできるでしょう。
25年前のエピソード
25年ほど前の話。今は50代の私の友人は結婚相談所へ入会しようとしていました。そのカウンセリングでプロフィールを記入していた時の話。名前、住所、電話番号、生年月日などの基本情報に続いて学歴を記入していた時のこと。友人は「A大学卒業」「A大学大学院修了」から続けて書こうとしていたところで、仲人から「まだあるんですか?」と言われたとのこと。友人は「はい。その後B大学の大学院にも行ったので」返したところ「それほど学歴が高くては無理です」と。男性は自分より学歴や年収が低い女性を求めますから、うちでは紹介できる人はいませんと。これに腹を立てた彼女は「もう結構です!」とその場で入会を取りやめて帰ってきたとのこと。ちなみに彼女は「税理士資格」や「中小企業診断士」の資格も持っており年収も1千万円ほどありました。入会していたとしてもやはり無理だったのでしょうか?今の時代なら経済力も女性の魅力の一つだと捉えられますし、これだけの資格を持っていれば働き方も自由度が増し「両立コース」の理想を叶えられるでしょうから、きっと入会を勧められていたことでしょう。彼女が入会しようとしていたのは、個人で経営されていた昔ながらの相談所だったため相談所内だけでお相手を探さすシステムだったことも理由だったのかもしれませんが。