なぜか安心される人の共通点。それは「動作の丁寧さ」にある
- 婚活のコツ
- カウンセラーの日常
こんにちは。
婚活サロンCOMPASS婚活アドバイザーの宮本です。
私事ですが…
何年経っても抜けない癖があります。
それは「ドアを閉めたら、最後まで見届ける」こと。
なぜか安心される人の共通点。それは「動作の丁寧さ」にありました。
専門学校を卒業し、夢と希望を胸に飛び込んだ結婚式場。
私がウェディングプランナーとして過ごした数年間は、想像を遥かに超える厳しさとの戦いでした。
当時は「なぜそこまで?」と理不尽に感じた指導の数々が、
何十年も経った今、私の人生にとってかけがえのない「お作法」となって残っていることを、
今日はお話ししたいと思います。
新人時代に叩き込まれた“所作の美学”
1. 「頭(顔)を揺らさない」
ポニーテールが少しでも揺れることを許されず、「常に軸を意識しなさい」と厳しく注意されました。
お客様の前で落ち着きのない印象を与えないための、徹底した指導でした。
2. 「ドアの開閉は、完全に閉まるまで見届ける」
ドアを閉めた後、カチャッと音がして閉まりきるのを確認してから、ようやく歩き出すことが許されました。
少しでも早く動こうものなら、すぐに先輩の厳しい視線が飛んできます。
当時は「しんどい」「そこまで求めるの?」と反発してしまうこともありました。
今振り返ると、あの徹底した指導が「丁寧な動作」を体に染み込ませてくれたのだと思います。
何十年経っても抜けない「癖」が教えてくれたこと
不思議なことに、その頃に叩き込まれた“癖”は、今も私の中に生きています。
家でドアを閉めるときも、無意識にカチャッと音がして閉まりきるまで見届けている。
また、動作の一つ一つを静かに丁寧に行うことも自然と身についています。
家族からは「なんでそんなに静かなの?」と笑われることもありますが、
それが私にとっては“心地よく生活をするために必要なこと”になっているのです。
厳しさは愛だった。「動作のお作法」
当時は理不尽に感じた厳しい指導も、今思えば“愛のある教え”でした。
丁寧な動作は、相手への敬意であり、自分自身を大切にする姿勢でもあります。
私はあの時期に、仕事の技術以上に「人としての振る舞い」を学びました。
“丁寧な動作”こそ、実は婚活にも通じています。
相手に安心感や信頼感を与える人は、言葉だけでなく、
立ち居振る舞いに「落ち着き」と「思いやり」を感じさせるもの。
何気ない所作の積み重ねが、
「この人と一緒にいたい」と思ってもらえる印象をつくっていきます。
ぜひ、何気ない日々の中の所作や動作を静かに丁寧に行う意識をしてみてください。
それが、婚活という戦う舞台で活きてくると思います。
皆さんの婚活を応援しています。