婚活エッセイ掲載~第3号~
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 恋愛テクニック
目次
- 婚活についてエッセーを執筆しました③
- 前書き(エッセーには非掲載)
- 婚活には戦略がある
婚活についてエッセーを執筆しました③
群馬県桐生市に拠点を構える、桐生タイムス社発行「タウンわたらせ」にて日々つれづれエッセーを掲載。
その一部を紹介。
前書き(エッセーには非掲載)
婚活には戦略がある
発行:桐生タイムス社「TOWNわたらせ」第920号より~
「婚活には戦略がある」
婚活を成功させるためには、いくつか戦略がある。婚活疲れ、婚活難航、婚活長期化、婚活失敗させないために、戦略は必要だ。
そのひとつを実例を挙げて紹介したい。自分はどんな異性から結婚相手として好まれる傾向があるか、理解すること。
結構モテるのに結婚には至らない。そう感じるなら、結婚相手としては見られていないことが考えられる。「モテる」をはき違えているうちは、婚活はうまくいかない。
かつて私が婚活していた時のこと。私のことを気に入ってくれるのは、極めて特定層の男性だとわかった。
当時の私は、いわゆるアラフォー世代で、かつ美人でもない外見のわりには、多少モテるほうだった。但し「黙って入れば」という条件付きだ。
黙っていれば、いろいろなタイプの男性から気に入られたが、私の意見や目標を主張し、本性を見せようものなら、極めて特定層の男性を除き、多くの男性は真っ青な表情で走り去っていったものだ(笑)。
本心や主義を隠し続けようと試みたことがるが、これは非常に疲れる。相手と一緒にいる間は、油断ができない。本音をこぼしてはいけないと、自らの言動を抑制し、ずっと猫をかぶり続けるのだ。これでは、結婚生活なんて到底無理。
こうなると、私の考えや願望を見せても逃げていかない、極めて限られた特定層の男性に絞るしかない。
サラリーマンや公務員の男性にとって、私は結婚相手としては絶対に選びたくないタイプの女らしい。ならば仕方ない。私は、結婚相手に求める第一条件を「経営者側にいる人」にした。かつ、継いだときには既に会社が安定していた2代目3代目の経営者だと、私のやりたいことをやらせてくれない傾向があることもわかった。
このことに気がついてから、私の婚活の流れは変わった。サラリーマンや公務員男性には、私は妻として選んでもらえない。初代で立ち上げてきたか、2代目以降でも会社を這い上がらせてきた経営者には、私は選んでもらえる。だったら私は、最初からその類の経営者狙いでいくしかないと答えを出した。
選んでもらえない相手へ勝負を挑んでも、結果は望めない。負け戦を続けているうちは、婚活の道のりはまだ長い。