エプーズモア会員「Ｊ」の婚活Scene14．真剣交際
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Scene14．真剣交際、始まる。
こんにちは。
結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
エプーズモアの女性会員Ｊをモデルとし、
彼女の婚活全容をご本人の許可を得て、一挙公開中！
～Scene14.真剣交際、始まる。～
Ｊはオンラインお見合いで出会った相手とオンライン交際を経て、
初めてのデートで、真剣交際を申し込まれた。
Ｊはその日、喜んでお受けする意向であることをお相手へ告げて帰ってきたという。
先方相談所からも翌日すぐに、真剣交際スタートをとの連絡をいただいた。
だが、
私は、Ｊへいったんこの件についてストップを求めた。
普通、仲人（担当カウンセラー）であれば、
当人同士が真剣交際の意向があるとなれば、大喜びで賛成することだろう。
私も、会員さんの性格によっては、もしくは、交際期間によっては、
当然反対などしない。
だが、本来慎重な考え方をするＪがいくらオンライン交際を続けてきたとはいえ、
初めて会ったお相手に即座に回答をしたことで、
私はＪの勢いを一度止める動きに出た。
私は、婚活において、Ｊをご両親から預かっている立ち場だ。
安易に賛成はできない。
私がお相手に会いに行きたいくらいだ。
そこで、Ｊにいくつか宿題を出した。
その宿題をすべて片付けられたら、
私はこの真剣交際を応援するとＪへ告げた。
Ｊは、その条件をのんでくれた。
ここで、お相手の人柄に感銘したことは、
お相手がＪの状況を察し、
こちらの返事を急かさず、真剣交際申し出をいったん取り下げる形にしてくれたことだ。
自分がどうしたいか？ではなく、
Ｊのことを優先して考えてくれてのことだということが伝わってきて、
Ｊをお任せできる人柄だと気持ちがじんわりと温まった。
Ｊは、この日から私の出した宿題に取り組み始めた。
まもなく30代を終えようとするＪに、ここまでの宿題を出すことが婚活支援をする上で果たして正しいのかどうか。
やり過ぎだという意見もあることだろう。
私は、実の子供にしても、パートナーに対しても、
無理しなくていいよ、
がんばらなくていいよ、
いまのあなたのままでいいよ、
という感情が湧いてしまう。
自由にのびのびと進んでほしい。
世間が敵に回るようなことがあっても、私は味方でいるから、大丈夫。
あなたの思うがままにやっていこう。
ただ、どうしてもいったん踏みとどまってほしいときは、
私は全力で阻止したい。
これは、会員さんに対しても、どうやら同じようだ。
Ｊが反発せず、素直に耳を傾け、
宿題に取り組んでくれたことに、
いま改めて感謝したい。
続く
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