エプーズモア会員「Ｊ」の婚活Scene11運命のお見合い
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～Scene11.運命のお見合い～
こんにちは。
結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
エプーズモアの女性会員Ｊをモデルとし、
彼女の婚活全容をご本人の許可を得て、一挙公開中！
～Scene11.運命のお見合い～
前代未聞の緊急事態宣言下において、
婚活も様変わりした。
婚活パーティーはことごとく中止となり、
婚活パーティ―を主軸に婚活をしていた方々からは、悲嘆の声が聞こえてきた。
しかし、結婚を真剣に考える人たちが活動する、フォロー体制もシステムも整った仲人型の結婚相談所では、
コロナ禍においても、今こそできる活動を新しい試みが始まっていた。
オンラインお見合いはその代表格だ。
コロナ禍において、婚活が停滞した人もいれば、
同じ期間で活動を始め、ご成婚に至った人もいる。
この差は大きい。
Ｊは、まさにコロナが流行する時期に活動を始めた。
最初は抵抗を示していたオンラインお見合いも、取り組んでくれた。
Ｊ自身の勇気と決意と行動力なくしてては、幸せはつかめなかっただろう。
それは、ある日突然やってきた。
いつも通りにお見合いの取り次ぎをしていると、
Ｊへ１件のお見合い申し込みがあった。
日々、多くのお見合い取り次ぎがあり、その１件１件について、取り次ぐ時点での印象を記憶の中から思い起こすことは、難しい。
しかし、その取り次ぎの瞬間は、なぜか鮮明に覚えている。
正直に打ち明ければ、
Ｊの結婚相手に求める希望とは、ちょっと離れているな・・・という迷いがあった。
だが、Ｊがどう思おうと、たとえＪが断ろうと、この申し込まれたお見合いをＪへ取り次ぐことにした。
相手は、結婚後も群馬に住み続けたいというＪにとっては、遠く離れた場所に住んでいる。
コロナ婚活の今でなかったら・・
Ｊは間違いなくオンラインお見合いをしようとは思わないタイプの女性だ。
リアルお見合いだったら、成立することさえなかった可能性が大きい。
でも、いまのＪなら、オンラインお見合いに抵抗がなくなっている。
もしかしたら、Ｊのご縁の突破口になるかもしれない。
さて、Ｊはこのお見合いを承諾してくれるだろうか。
あえて、Ｊにお見合いを承諾するよう勧める連絡は入れないでおいた。
Ｊが地元群馬にこだわる人生を選び続けるなら、それがＪの人生観だからとやかく言うのはやめよう―。
確かに、群馬からは遠すぎる。
やっぱり、お断りかな・・そう考え直した頃、
Ｊから返事が来た。
お見合いをお受けする。
オンラインお見合いでお目に掛かってみる。
このときの気持ちを私はいまでもはっきりと覚えている。
続く
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