婚活テクニック~似た者同士のふたり~
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似た者同士のふたり
こんにちは。
群馬県の結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
今日は、身近な男女1組の例をご紹介します。
当人同士は、気づいているかどうか、
傍目からは”似た者同士だなあ”とつくづく感じます。
長所や短所が似てる、似てる。
この男女は兄妹か?と苦笑いしてしまいます。
意気投合するときは、
他人は入り込めない二人の間の結束力、
他方、
ぶつかるときは、警察に通報しようか?!と
周囲が青ざめるほどです。
二人でひとつの目標に向かって邁進しているときは、
もはや強力な戦友のようです。
彼女は、普段はまるで彼の母親にでもなったかのように、彼の短所をそれはそれとして受け入れていますが、
彼女にとって、どうしても許しがたい場面(彼に信じられていないと感じたとき)に直面したときは、
ショックと怒りのあまり、彼が激怒するのと同じように、このときばかりは彼女は悲しみと怒りを爆発させてしまうようです。
普段、彼の短気や我儘といった短所を、見逃し、それも彼だと受け入れている彼女だからこそ、
彼に信じられていないと感じたときのショックと怒りは計り知れません。
彼のような男性には、
おとなしく自分の考えや主義を持たず、家で彼の帰りをじっと待っているような女性のほうが、
平穏な日常生活を送れることでしょう。
また、彼女のような女性には、
彼女の目標を応援してくれる、理性がある物静かな男性のほうが、
楽な気持ちで生活できることでしょう。
仲人(婚活カウンセラー)としての客観的な考えから、
彼らにそのことを提言したことがあります。
すると、こんな答えが返ってきました。
彼は
「俺は頭のいい女房がいい。
目標に向かって邁進してみせる・という女房がいい。
黙って俺の言うことを聞き、何の主義もなく、おとなしく家で待っていてほしいとは思わない。
そんな女はつまらない。
俺は頭のいい女房がいいんだ。」
うーん、、皆さん、彼のこの答え、どう思われますか?
頭がよく、目標に向かって努力していくような女性は、
おとなしく穏やかではありません。
闘って勝ち抜いて見せるというような心を持っています。
日常生活においては、その心は表出せず、「母の顔・妻の顔」で生活しています。
ですが、彼女にとって、緊急事態が起きれば、その心の中の強さが表面化します。
見た目は10代女性と見間違うような若くてきゃぴきゃぴしているけど、
実際は50代の女性を妻にしたいと言っているようなものです。
彼の希望は、矛盾しています。
そのことに彼が本当に気づく日がくるでしょうか。
そのとき、彼は本当の幸せを掴めることでしょう。
彼は、自ら自分の幸せを壊しかねません。
一方、彼女はこう答えました。
「私はおとなしくて温厚な夫を求めていない。
生き抜く強さと闘う強さを持っていてほしい。
与えられたものを磨くのではなく、何もないところから自分の力で生みだせる人を夫にしたい。」
似た者カップルだなあ・・
このふたり
何があっても心と心を結び付けていられれば、
強力な夫婦になるだろう。
ふたりの夢を必ずや実現することだろう。
この先、このふたりがどんな人生を歩んでいくのか、
そっと見守っていきたい。
婚活会員さんからも時折、矛盾する声が聞こえてくる。
「仕事に一生懸命で、しっかり稼いできてくれて、
できれば実業家とかいいな♡
それでいて、家事も育児もしっかり協力してくれて、休日はしっかり家族サービスしてくれるマイホームパパがいいな♡」
普通、これは無理です。
矛盾しています。
人より秀でるということは、人より努力もし、犠牲にしているものもあるということです。
幸せになりたい皆さんが、
二次元の世界ではなく、
リアルの世界でご縁をつなげますように。