婚活テクニック~ふたりにとって最適な関係~
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ふたりにとって最適な関係
こんにちは。
結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
今日は「結婚」を目指す婚活会員さんには、ちょっと異質な内容になるかもしれません。
だた、世の中にはいろいろな形の夫婦やパートナーがいることを知っていてもらえたらな、と思います。
日本は法律婚、夫婦同姓という制度がありますが、
欧米の先進国など、法律婚によらないカップルも珍しくありません。
いまの日本では、確かに子供を出産し、育てていくには、法律婚でないと不利な点、煩わしい点があり、
事実婚の形をとっていた夫婦でも、子供の誕生を機に、法律上の夫婦となる選択をする事案が目立ちます。
では、子供を持たないと決めているふたりはどうなのだろうか。
年を重ねてから出会ったふたりはどうなのだろうか。
これまでの人生でそれぞれが培ってきたものがあり、
入籍となると諸問題が出てくることもあります。
それぞれの子供の問題、仕事の問題、住む場所の問題、
財産の問題、相続の問題等々、
年齢を重ねてからの結婚には、ふたりの間だけでは解決不可能な問題が浮上します。
私はこうして、仲人(婚活カウンセラー)の仕事に携わっていますが、
ファイナンシャル・プランナーと行政書士資格を有しています。
(行政書士とは、❝街の法律家❞と呼ばれています。法律を武器にあなたの身近で起きる問題解決のお手伝いをする職業です。)
何十年も前に離婚し、一切かかわりがなくなっていた元配偶者が亡くなったとき、相続問題が突如立ちはだかってきたり、
あるいは、再婚しようとしたところ、
それぞれの子供・孫の問題で、財産分与の争いが起こったりということもあり得ます。
「うちは財産がないから関係ない」と思い込んでいると、足をすくわれます。
財産が限られているほど争いが大きくなる事案、
また、相続はプラスの資産とは限らずマイナスの資産(借金ですね)である事案もあります。
話がそれましたが、
婚活をしている皆さんの中にも、最初から「事実婚を希望」としている会員さんもいらっしゃいます。
または、最初は法律婚を考えていたものの、ふたりが出会って、交際を深めていくうちに、ふたりにとっては法律婚によらない形がベストという答えに至るケースもあります。
日本で結婚という制度ができたのは、明治31年です。
どうでしょう?意外と浅い歴史だと思いませんか?
とりわけ、紆余曲折を乗り越え、年齢を重ねてから出会ったふたりには、
「結婚」しなければいけないという通念にとらわれず、
ふたりにとって望ましい形の関係を築いてほしいと願っています。