婚活テクニック~プロフィールに騙されるな~
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
プロフィールに騙されるな
こんにちは。
群馬県の結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
先日、ある打ち合わせの中で、
結婚情報サービス関連に在籍のある会員さんのプロフィールについて、疑義があがった。
プロフィールの内容に違和感があるというのだ。
見れば、一見かなり好条件なプロフィール。
写真もどの程度手を加えたのだろうか、
おそらく「奇跡の1枚」以上のものを感じる。
お見合い申込は殺到するだろう。
年収、職業、経歴。
嘘ではないが、実態とは異なる可能性が高いというのだ。
それは、PRの文章にも表れる。
見る人が見れば、一読してわかるだろう。
今回は、年収について取り上げる。
たとえば、同じ年収1千万円だとしても、
サラリーマンの年収1千万円と
個人事業主の年収1千万円と
経営者の年収1千万円では
可処分所得(実際に手元に残り、使える金額)に大きな差がある。
この事案では、確定申告のどこを見たのか?ということが問題視された。
極端な例だが、
個人事業主の年収1千万円は、実際に使える金額として手元に入る所得は、500万円くらいのこともある。
一方、経営者の年収1千万円は、実際に使える金額として手元に入る所得は、2千万円くらいのこともある。
私は、仲人(婚活カウンセラー)だが、FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)資格を有している。
おそらく、一般のかたよりも、他の家庭の収支状況を目にする機会は多かっただろう。
そもそも、確定申告書だけでは、実態は把握しきれないだろう。
相談所の担当者が果たしてどこまで見抜けたか、疑問が残る。
年収と可処分所得は比例しないことを婚活中の女性には肝に銘じていただきたい。
年収5千万円の経営者が、妻にはお金を自由に使わせていないという実例もたいして珍しくはない。
プロフィールの年収を、結婚したら自由に使える金額だと思っていたら、痛い目に遭う。
嘘ではないが、実態とは異なる。
世の中にはこういうことが多い。
与えられた情報だけを鵜呑みにすることは、愚の骨頂。
婚活女子の皆さん、外見を磨くことはもちろんだが、脳みそも磨こう。
あなたがエリート男性を狙うなら、外見だけでは生き残れない。