婚活テクニック~条件から始まった”無条件の愛情”~
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条件から始まった”無条件の愛情”
こんにちは。
群馬県の結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
ある女性のお話です。
彼女は、結婚相手に高い理想を掲げていました。
幸運にも、彼女は、彼女にとっての最高級の相手と巡り会うことができました。
彼女は、最初は条件で彼を選んだことは否定できません。
さらに、彼の外見も彼女にはかっこよく見え、
彼の生き抜く力の強さも彼女の心を打ちました。
お互いの性格の強さが合わさり、
ある面では、
力を合わせ、目標に向かって突き進む最強のふたりに、
ある面では、
大きくぶつかり、もう修復不可能という局面を何度も迎えるふたりでした。
彼女は、彼に言ったことがありません。
彼のどこがいちばん好きなのか。
彼の欠点をカバーしてしまうほど、
彼女にとっての彼の最大の魅力。
彼女は、彼を条件で選びました。
いちばんの武器は年収だったそうです。
彼女に聞いてみました。
「あなたは彼を最初は年収諸々の条件で選びました。
いま、彼が事業に失敗し、年収が半分以下に激減したら、彼から離れますか?」
彼女は、力強い眼差しではっきりと答えた。
「彼の年収が半分になろうと1/3になろうと、
私は彼のことが大切。
私が成功して、彼の負担を減らしてみせる。」
彼女は、芯が強い。
芯の強さが仕事ではよく出るが、
妻としては夫が手に負えなくなる状況も往々にあるだろう。
ただ、芯の強い彼女だからこそ、こういった覚悟につながるのだろう。
また、芯の強い彼女に、そこまで大切に思わせてしまうほどの何かが彼にはあるのだろう。
それは、彼女にしか見えないのかもしれない。
人生は何が起こるかわからない。
これまで病気一つしたことがない人が突如病に倒れることもある。
これまで人が羨む高年収だった人が突如平均年収以下になることもある。
こうなったとき、破綻するケースが多い。
好きだから大丈夫!なんて軽々しいものではないからだ。
だが、彼女のように、心に熱い覚悟を隠し持っている人も稀にいる。
それが女性として幸せなのかどうか、悩ましい。
彼女自身は、本当に幸せなのだろうか。
彼女は言う。
「私は彼より先に死にたい。
彼を失う人生は苦しい。
もうこれ以上の悲しみを味わいたくない。
あとはどんな苦労もいとわない。
彼と一緒にいることに人生の意味がある。」
彼も、彼女を同じように大切にしてくれるのであってほしいと願うしかない。
条件で始まったはずの無条件の愛情。
あなたは、どうですか?