婚活成功体験テクニック～告白～
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告白
こんにちは。
群馬県の結婚相談所エプーズモアの小野里ちゃこです。
２回目のデート（夜中のドライブデートを入れれば３回目のデート）のことだった。
切り札さんは、真剣な眼差しでこう言った。
「俺たちはうまくいくと思う。」
「俺の中ではもう決めている。」
ふーん、そうか。
ありがたいけど、
信じていいものかどうか・・・
そんな私の心を見透かしたのか、
「いま見せて重荷にとられると困るから、
いま見せるべきじゃないかもしれないけど・・」
「俺の覚悟の証拠を見せるよ。」
がさごそと何か探している切り札さんの背中を見つめる。
証拠？
そんな証拠ってある？
一筆書いたとか？
まさか言わないよね？
A4判の封筒から書類を取り出し、
私に差し出す。
なに、これ。
理解するのに、数十秒かかった。
目に飛び込んできたのは、
10数万円の金額が表記されている書面。
なんかいろいろ書いてあるけど、
まずこの書類は何なのか？
この金額は何なのか？
数十秒、私は無言のまま両手に広げた書類を見つめていた。
「結婚相談所の解約書だよ。」
「Cちゃんとのお見合が決まる少し前に、
もうここでの婚活には出会いがないと諦めて、
大手の結婚相談所に入会手続きした直後だったんだ。」
なるほど。
確かに、大手の結婚相談所だった。
（※ちなみに、これもIBJではない。
いわゆる「仲人型の結婚相談所」ではなかった。）
切り札さんは続けた。
「Cちゃんと出会って、
この人だ！間違いないって決めたから、辞めた。」
よくこんなこと言ってくれたものだ。
これから数年たった切り札さんに、
聞かせてあげたい。
入会直後（すでにクーリングオフ期間は経過）
新規会員が突然辞めると言い出し、
相談所側は驚いたことだろう。
書類に表記してあった金額は、解約返戻金だった。
入会時の初期費用に対し、一切活動をしないまま退会だが、差額は10数万円だったように記憶している。
なぜ、わざわざ退会したのだろう？
私と成婚退会が確実になるときまで、
天秤にかけることもできただろう。
「Cちゃんは、真剣じゃないと見抜くよ。
気持ちがないって。
だから、辞めた。
それに、もうCちゃんに決めたから、
他を見る必要はない。」
嬉しいこと言ってくれる。
と、この時の私は素直に受けとった。
だが、
大丈夫だろうか。。
まだ３回しか会っていない。
「でも、俺はわかるんだ。
これまで何人も会ってきたからわかる。
Cちゃんとは合うんだよ。」
大丈夫だろうか。
いったいどんな人たちと会ってきたのだろうか？
わたしの何をもってそう思ってしまうのだろうか？
入会時、その結婚相談所の担当者は、嬉々として受け入れてくれたらしい。
切り札さんなら、すぐに相手が見つかりますよ✨
40代後半とはいえ、20代後半～30代前半の女性でも充分にご縁があります！
（なんて無責任なことを言う担当者だろう。。。。）
事実、プロフィールを公開した途端、多くのお申込みをいただいたらしい。
思わず、決意が揺らぎそうになるほど、
若く、美しい女性も多くいたそうだ。
（※以上、本人談。）
もう婚活する必要がなくなったので、退会したいと申し出たところ、
さらに多くの女性を紹介され、必死に退会を引き留められたそうだ。
本人は退会したい
相談所は引き留めたい
話し合いが対立し、
”退会させてくれないなら弁護士を使う”と切り札さんはついに主張するまでに至ったそうだ。
（今となっては、切り札さんが言いだしそうなことだ・とわかる。）
揉めた証拠に、
解約書類には、
該当相談所連盟本社の担当者からびっしりと事の経緯と謝罪の意が記載されていた。
成婚退会が決まったわけではない。
これからわたしたちがどうなるか保証もないのに、
私のために、他に入会したばかりの相談所を退会してくれたのか。
そう思うと、女性としては、
そこまで覚悟を決めてくれたのかと
感動に近い熱いものが込みあがってきた。
（甘かったな、私。）
私、切り札さんに決める。
結婚相談所に入会して、
ちょうど４か月が経とうとする頃だった。
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