スピード婚を結婚相談所で実現させるために知っておきたい事

「恋愛と結婚は違う」と知ろう

こんにちは！群馬県高崎 前橋の結婚相談所 ブライダルPunonoの清水かなこです。

 

結婚相談所に登録する方は、みなさんもちろん結婚したい、いい人とめぐり会いたいとお考えでしょう。

いつまでも婚活を続けるよりも、すぐにいい人と出会い、結婚して退会したいと皆さんお考えのことと思います。

 

私たちの結婚相談所にご登録いただく方も、なかなかお相手が見つからず時間がかかるタイプと、「えっ、もう？」というくらいすぐにゴールイン、卒業されていく方の2つに分かれます。

速い方は本当にものの数ヶ月、「ちょっと前に入ったばかりなのに」と思うほどの速さです。

 

そのようなスピード婚をする人の特徴から、すぐにお相手を見つけるためにどんなことを知っておいていただきたいか、3つにまとめましたので、お伝えします。

 

  <!-- [endif] -->「恋愛と結婚は違う」と知ろう

すぐにお相手を見つける方は、結婚相談所に「結婚相手を探しに」来ています。当たり前のように思えるかもしれませんが、言い換えれば「恋愛の相手」と「結婚するパートナー」は違うと割り切っているのですね。

恋愛の相手だったら、ちょっと悪そうな男性や遊び慣れているチャラチャラした人、お金持ちの独身貴族なおじさまなどが楽しいかもしれません。「世話を焼きたくなるようなダメな男の人が好き」という女性も多いでしょう

そういう人と結婚する、となったらどうでしょう。遊び好きな人は、ずっと遊びたいから１人の女性に絞るのは嫌と思うかもしれません。もし結婚したとしても、変わらず遊び続けて家にはほとんどいなかったり、浮気をする可能性もあります。

「ダメな彼を私が変える！」と意気込んで結婚した女性がいます。結果は、彼は何も変わらず、彼女がなんでもやってくれるので依存するようになり、ギャンブルにハマり借金まで作ってしまいました。

恋人なら愛想が尽きれば別れればいいだけですが、結婚していると恋人同士の別れよりもはるかに大変です。その女性も「子供もいるし我慢するしかない」と言っています。

結婚相談所ですぐにお相手を見つける方は「結婚してこの先何十年も一緒に暮らせる相手か」を基準に選んでいます。

強いときめき、燃えるような思いはなくても、一緒にい続けられそうか、を大事に人を見る。

そうすると、今まで目に入っていなかったような人も、よいお相手候補になってくるものです。

 

自分が好きなタイプと好かれるタイプは違うと知ろう

ある40代の男性は「自分が好きな女性と、ずっと熱い恋愛をし続けたい」と言っています。

ではどんなタイプが好きかと聞くと「滝川クリステルさんのような人」だそうで、「高嶺の花すぎ。そんな人とは、まず出会うことすら無理でしょ」と周りの人全員に言われても、彼は決してあきらめずに独身を続けて出会いを求めています。

その人は30代前半から長年そのように言っていて、ブレないその好みには感心しますが、結婚となると時間がかかっちゃいますよね。

自分が好きなタイプに好きになってもらえればこんなに嬉しいことはないですが、多くの人は好きなタイプには振り向いてもらえず、「言い寄ってくるのはなんの魅力もない男ばかり」と言っています。

 

私たちの結婚相談所の会員さんに、お相手候補を紹介すると、返ってくる反応のほとんどは「え〜」という感じです。

「出会うならもっといい人がいい」と顔に書いてあります。

私たちもプロですから、会員さんの希望や結婚のイメージなどを聞いて「この人が合いそう」という人を紹介するのですが、会員さん本人の希望とはズレがあるものです。

結婚相談所を早々に卒業する人は、お相手候補を見たときに「私にはこういう人がいいのかも」と、まず受け入れます。

もちろん会ってみて違うとなったら別の人を紹介するのですが「自分の好きなタイプじゃないからなし」と考えるのではなく、「結婚相手としてよさそうな、結婚相談所が勧める相手はまず前向きに検討する」考えの人が、お相手を見つけるのも速いです。

考えてみれば、自分は好きでも相手はそうじゃない場合、相手に好きになってもらうのは工夫や努力が要ります。「それが恋愛の楽しみ」なのかもしれませんが、頑張ってもうまくいかないことのほうが多いもの。

相手が自分のことを好きな場合、選ぶかどうかはこちら次第です。

結婚は「ゴール」ではなく、「スタート」と知ろう

ここまでお伝えすると、こんな声が聞こえてきます。

「いくら好かれても、自分が好きになれない相手とは付き合えないし、ましてや結婚なんて絶対無理」

その通りだと思います。私たちがアドバイスしているのは、いきなり「好き」を目指さなくていい、まずは「嫌じゃない」くらいからスタートしてください、ということです。

「生理的に絶対無理。一緒にいるのも嫌」なら無理する必要はありません。あなたには選ぶ自由があります。

でも「一緒の時間を過ごしてみても悪くない」と思えるならば、もう少し次に進んでみることを、考えてほしいのです。

 

結婚相談所のデートは、そのような形から始まります。最初に会ってみて「絶対にこの人、ぜひお願いします！」というケースはまずありません。実際に成婚に至るケースも、お相手の第一印象は「まぁ悪くはないかな」くらいなものです。

その後、何度か会っていくうちに「こんないいところがある」と少しずつ相手のことを知っていき、また「その人といるときの自分はどんな感じか。無理をしていないか」といったことを考えながら、距離を縮めていき、数ヶ月で成婚、退会へと進んでいきます。

 

結婚相談所ですぐにお相手を見つける方は、「これから」で考えます。お相手に知らない部分はまだまだたくさんあるけれども、それはこれから知っていこう。パートナーとの時間は、これからたくさん作っていこう。

もちろん結婚するにあたって隠していてはいけないことは、結婚相談所がしっかり身辺調査し、ご紹介の段階でお伝えしていますから、「都合の悪い知らないこと」はないと思っていただいて結構です。

 

「結婚は勢い」だと多くの既婚者は言います。

「案ずるより産むが易し」ということわざがありますが、結婚もそうだと思います。

「まずはやってみよう」と無責任なことは言えませんが、考えすぎるよりは動いてみる、が大事と思います。

 

「大恋愛の末に結婚」というケースは、残念ながらその後別れてしまうことも多いもの。恋愛で気持ちのピークを迎えると、その後は下がっていくばかりになってしまうからですね。結婚がゴールになってしまった形です。

また、そのような恋愛は、いわば「非日常」普通じゃない状態だから楽しくもありますが、結婚するとは「新たな日常」を得ること。

結婚を「ゴールイン」とよく言いますが、幸せな結婚生活を送っていただくためには、結婚をゴールであると同時に、パートナーとともに歩む新たな日常のスタートである、と思っていただきたいと思います。