収入と支出と資産
皆さん、こんにちは。アエルふくしまの市川です。
今現在交際中である複数の会員さんから、婚活中のお金に関する質問がありましたので、それらについて話していきたいと思います。
まず最初にお伝えしたいのは、「お金」には「入るお金(収入)」と「出るお金(支出)」、そして、「残るお金(資産)」の3つがあるということです。
結婚相談所での婚活をされている方ならご存知の通り、男性は基本的に「年収額」がプロフィールに記載されています。
だから、収入についてはプロフィールを読めば分かるということになりますが、「出るお金(支出)」の部分や、「残るお金(資産)」については、具体的な数値の記載はありません。
趣味とか資産とか家族構成の欄を読めば、ある程度のイメージをすることは可能な場合もあります。
収入が多い=資産が多いとは限らない
過去に存在した実際の男性会員さんの話なんですけど、仮にAさんとしましょうか。
そのAさんは、年齢における世間一般の平均からすると年収額は低めだったのですが、その代わり実家暮らしで、あまりお金を使わないような趣味だったので支出も少なく、早めに株式なり資産形成をコツコツと続け、一定額の預貯金がありました。
もう一人、Bさんという男性もおりました。その方は、世間一般よりも年収額が高めの方ですが、趣味が海外旅行やゴルフなど、福島在住ですが週末は毎週友達と東京へ遊びに行くといった方で、資産は低かったです。
だから、Aさんが良い、という意味じゃありません。
プロフィール欄には年収額しか金額として記載はありませんが、支出や生活環境によって資産は変動するということを理解していただきたいのです。
つまり、「年収の高さ」で、その相手を判断できない、ということです。
相手の「お金」について聞くタイミング
もちろん、年収が高くて支出も少ないほうが、資産は多いはずですので、そういう方がいいと思うのも当然だとは思います。
ただ、今度はそういう方の中には、たまにケチな人もいるので、単純に「資産が多いから良い」とは限りません。まぁここは難しいところですが、交際中にデートを何回かすれば、相手の行動である程度は把握できると思います。
いずれにしても、お見合いではあまりにも踏み込んだ話ってしないので、分からないかもしれません。
普通は交際に入ってからだと思うし、ある程度は結婚後の具体的なイメージを話し合えるような、信頼関係ができてからだと思います。
婚活で「お金」の話は避けて通れない
結婚すれば、家族収入として、生きていくために必要なお金を把握することは大切ですし、例えば子供は何人欲しいとなった場合に、子供一人が成人するまでに必要となる金額や、その家族構成に見合った居住空間が必要になるわけですし、親が介護状態になったらその費用、自分たちの老後資金だって必要になってきます。
それらが同時に必要になるワケではありませんが、そういうことを夫婦で考えながら生活することになるワケです。
逆にいうと、それらを交際中に話し合えるような仲になっていれば、まぁ交際はある程度は深まってきている、と思って良いと思います。
ただ、そのお金におけるリアルな話を詰めていく過程において、金銭的な価値観の違いなどは分かって、結局は交際終了となる場合もあるかもしれませんけども、それはそれで結婚する前に分かって逆に良かったということになります。
まだまだ婚活におけるお金の話は色々あるのですが、長くなりますので今日はこの辺でしておきます。
...というわけで、今日は「婚活におけるお金」について話しました。それではまた。