日本の少子化対策は「愚策」なのかを、婚活の現場から考えて
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「日本の少子化対策は愚策だ」
そんな言葉を、最近よく目にするようになりました。
ニュースやSNSでは、
給付金や制度の是非について、
さまざまな意見が飛び交っています。
ただ、婚活の現場にいると、
少し違う景色が見えてきます。
オポ・福岡に来られる方の多くは、
「子どもを持ちたくない」と言っているわけではありません。
むしろ、
「持てるなら持ちたい」
「家族を作れたらいい」
そう思っている方がほとんどです。
それでも結婚に踏み切れない。
その理由は、とても現実的です。
収入の不安。
働き方の問題。
将来が読めないことへの怖さ。
誰かと人生を組む覚悟を、
一人で抱えなければならない重さ。
制度が悪い、政策が足りない、
そうした議論も大切だと思います。
でも現場では、
「制度があれば結婚できる」という話は、
ほとんど聞きません。
結婚は、
補助金や数字だけで決められるものではないからです。
誰となら話し合えるか。
不安を共有できるか。
困ったときに逃げずに向き合えるか。
そうした人間関係の土台がなければ、
どんな支援があっても、
一歩を踏み出すのは難しいのだと思います。
少子化対策がうまくいかない理由は、
「お金が足りないから」だけではなく、
結婚そのものが、
とても孤独な決断になってしまっていることにも
あるのかもしれません。
誰にも相談できず、
正解が分からないまま、
一人で考え続ける。
その状態では、
前向きな選択はしづらくなります。
オポ・福岡が大切にしているのは、
結婚を増やすことではなく、
納得して結婚を選べる人を増やすことです。
その積み重ねが、
結果として、未来につながっていくと信じています。
少子化対策が愚策かどうか。
その答えは簡単ではありません。
ただ一つ言えるのは、
人の人生は、制度だけでは動かないということです。