徒然妻日記 第3話 しゃべり言葉
- カウンセラーの日常
家庭内で妻が発する単語で、独特に進化している言葉がある。
ありがとう → ありがチョモランマ
ただいま → ただいマンゴスチン
忙しい → いそがおしっこ
行きます → 行きマッシュルーム
なるほど → なるホライズン
などがそうだ。最初はつっこんでいたが、もう聞きなれたものなので普通の会話としてスルーしてしまっている。今では僕も使ってしまうこともある。
上記の言葉は問題ないのだが、
同意するとき → うむ。
自分のこと → 我(われ)。
この二つの言葉が、油断していると家庭外でも発してしまうことがある。
先日、会員さんとの定期面談の時に自分のことを「われが思うに・・・」と発してしまった、すぐに「ヤバいっ」と気づき、とっさに「我々が思うに・・・」と言い直した。少しへんな空気にはなったが、つっこまれなかったのでそのまま押し通した。
我ながら上手くごまかすことができた気がする。この“我”は正しい使用方法なのだと思うと、日本語って難しいなと思う。
会員さんと話すときは、気を引き締めて話さなければ。特に「いそがおしっこ」は使わないようにしなければ、と心に刻む。