【婚活カウンセラーが"婚活してた時"の話 】ー 輪廻転生
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婚活カウンセラーになる前、
私も一度、自称:婚活者でした。
懺悔も含めて申しますと、
あまり…いえ、かなり「善良な婚活者」ではなかったと思います💦
お見合いトーナメント
お見合いが次第に、RPG化。
どんな風に会話をしていったら OKでる?
今回の武器は何?
だんだん ”婚活戦略家” みたいになって。
いま思えば、
相手を見ているようで、
ずっと「勝ち負け」しか見ていなかったんだと思います。
選択 or 回避
婚約解消からの婚活開始だったので、
なんだか目的が
「失意の回収」だったのかな、と。
結婚がしたいというより、
「一生一人かも」という不安の波に、
思いきりのまれていました。
結婚が「選びたい未来」ではなく、
「回避したい現実」になっていたんですよね。
だから本当に、
欲しいものがはっきりしていれば動ける、変われる。
そんな性格の私は、
不安が動力になったときの
自分の扱い方を知らなかった。
結果、
お見合いだけは全勝。
でも、
一向に心は結婚に近づかず、
ぼんやり付き合って、
挙句にプロポーズされて、
相手の方を深く傷つけてしまいました。
結婚したいと言いながら、
誰かと「人生を引き受け合う覚悟」は、
まだ育っていなかった。
──というより、
育て方を知らないまま、婚活をしていたのだと思います。
今、私が婚活を支援する理由のひとつに、
この経験があります。
婚活しくじり先生だからこそ、できること
初めての婚活。
その先の結婚。
正直、
とんとん拍子にうまくいく人のほうが少ない。
これはもう、統計がそう言っています。
じゃあ、
どんなふうに進めていくのがいいのか。
私の体験から言えるのは、
その人の「心」を、丁寧に見ていくこと。
そして、
その人ひとりひとりの
感覚や考えを、いったん言葉にして、
整理して、整えて、
その人の細胞レベルにまで浸透させていくこと
なのかな、と思っています。
たとえば、こんな問いかけ。
「なんで、そう感じたんだろうね?」
「どうだったら、嬉しかった?」
「今の感想って、相手の行動から来たもの?
それとも、過去の自分の経験から来たもの?」
こうした問いかけやブレストって、
婚活において、
とーーーーても大事。
ここが置き去りにされると、
私がかつてやっていたような
『外郭だけの婚活』なってしまいます。
でも逆に、
このプロセスがちゃんと踏めると、
その過程そのものが、
ちょっと楽しくなってくる。
自分を知ること。
相手を理解して、距離が縮まること。
そこには、
温かくて、充足感のある楽しさがあるんです。
時には、
女子トークみたいに。
時には、
チーママみたいに。
正直に、
ピリッとスパイスをきかせながら、
成功も失敗も一緒にシェアして。
明るく、楽しく、温かく。
みなさんの婚活が進んでいくように🌟
そして、きっと、
私のあの「しくじり」は、
そのためにあった。
そう信じています。笑