恋愛と結婚は違いとは、具体的に何が違うのか?
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恋愛と結婚は違うとよく言われますが、具体的に何が違うのかを5つ挙げて説明をします!
結婚相談所の仲人として、多くのカップルを見てきた経験から、「恋愛と結婚の違い」について具体的にお話しさせていただきますね。
<恋愛と結婚の5つの決定的な違い>
1. 関係性の時間軸:「瞬間」か「永続」か
恋愛は「今この瞬間」を大切にする関係です。週末のデートやドキドキする気持ちなど、現在の感情を楽しむことが中心となります。一方、結婚は「これから先の人生」を見据えた関係です。5年後、10年後、老後まで、長期的な視点で相手を選び、共に歩んでいく覚悟が求められます。
私がよくお伝えするのは、「恋愛は100メートル走、結婚はマラソン」という例えです。短距離走は瞬発力とスピードが魅力ですが、マラソンには持久力とペース配分が必要なのです。
2. 選択基準:「感情優先」か「現実も含めた総合判断」か
恋愛では「好き」という感情が最優先されます。相手の外見、一緒にいる時の高揚感、会話の楽しさなど、心が動かされることが重要です。しかし結婚では、感情に加えて経済力、価値観、生活習慣、家族観、仕事への姿勢など、現実的な要素も重要な判断材料になります。
仲人として多くのご相談を受けますが、「大好きだけど結婚には向かない」というケースも実際にあります。例えば、金銭感覚が極端に違う、子どもへの考え方が真逆、介護への価値観が合わないなどです。
3. 責任の範囲:「二人だけの世界」か「社会的・法的責任を伴う関係」か
恋愛は基本的に二人だけの私的な関係です。別れても法的な手続きは不要で、お互いの合意があれば自由に関係を終えられます。対して結婚は、法律に基づく契約であり、社会的な制度です。配偶者としての権利と義務が発生し、お互いの家族との関係も生まれます。また、子どもが生まれれば親としての責任も加わります。
離婚には法的手続きが必要で、財産分与や慰謝料、子どもがいれば養育費や親権の問題も発生します。この「責任の重さ」が恋愛と結婚の大きな違いです。
4. 生活の現実:「非日常を楽しむ」か「日常を共に作る」か
恋愛中のデートは、ある意味「非日常」です。お洒落をして、素敵な場所で食事をして、楽しい時間を過ごす。お互いの「良い面」を見せ合う時間が中心です。しかし結婚生活は「日常そのもの」です。朝起きてから夜寝るまで、家事、仕事、お金の管理、体調不良の時のケア、時には喧嘩の仲直りなど、地味で現実的な時間の積み重ねです。
私がよくアドバイスするのは、結婚前に「普段着の相手」を見ることの大切さです。疲れている時、機嫌が悪い時、風邪をひいている時—そんな「素の姿」を受け入れられるかが重要なのです。
5. 目的とゴール:「プロセス自体が目的」か「スタート地点」か
恋愛は、相手と一緒にいること、恋をしている状態そのものが目的であり、ゴールです。ドキドキする気持ちや、相手のことを考える時間自体が喜びとなります。一方、結婚は「人生の新しいスタート地点」です。結婚式がゴールではなく、そこから家族を築き、時には子どもを育て、人生の様々な困難を共に乗り越えていく長い旅の始まりなのです。
だからこそ、結婚相手には「困難な時こそ支え合える相手」を選ぶことが重要です。順風満帆な時は誰といても楽しいものですが、病気、失業、家族の問題など、辛い時にこそパートナーの真価が問われます。
<仲人アドバイザーとしてのメッセージ>
これらの違いを理解した上で、「では恋愛感情は結婚に不要なのか?」と聞かれれば、答えは「NO」です。理想は、情熱的な恋愛感情と、現実を見据えた冷静な判断の両方を持つことです。
恋愛感情があるからこそ、困難な時期も乗り越えられる。でも現実的な相性も良いからこそ、日常生活がスムーズに回る。この両立が、幸せな結婚生活の秘訣だと、数多くのカップルを見てきた私は確信しています。
婚活中の方には、「ときめき」と「安心感」の両方を感じられる相手を探していただきたいと、いつもお伝えしています。