婚活女性がお見合いで会話が盛り上がらないと感じる理由!
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会話が盛り上がらないと次に会いたいと思わない?
結婚相談所で数多くのカップルを成婚に導いてきた経験から、会話が盛り上がらない理由と、その後の交際継続意思について詳しく解説したいと思います。
💭 会話が盛り上がらない主な理由と具体的事例
1. 質問攻めで尋問のような雰囲気になるケース
事例: 30代前半の女性Aさんは、相手男性から「仕事は?」「休日は?」「趣味は?」と矢継ぎ早に質問され、まるで面接のように感じてしまいました。彼女の回答に対して男性は「へぇ」「そうなんだ」と短い相槌だけで、会話が深まることはありませんでした。
<分析>
・男性は緊張から「何か話さなければ」と焦り、質問リストをこなすことに必死
・女性の答えに興味を示さず、次の質問に移るため、「この人は私に興味がないのでは?」と感じさせる
・双方向のコミュニケーションではなく、一方的なインタビューになっている
2. 自分の話ばかりで相手の話を聞かないケース
事例: 35歳の女性Bさんは、相手男性が自分の仕事の自慢話を延々と続け、Bさんが何か話そうとすると「あ、それで思い出したんだけど俺も…」と話を奪われてしまいました。2時間のデートで、彼女が話せたのは全体の2割程度でした。
<分析>
・男性の自己アピール欲求が強すぎて、相手への配慮が欠けている
・女性は「私のことを知ろうとしてくれない」「自分の話を聞いてもらえない」とフラストレーションを感じる
・対等な関係性が築けないと判断される
3. 共通の話題が見つからないケース
事例: 28歳の女性Cさんは、アウトドア派でキャンプや登山が趣味。相手男性は完全なインドア派でアニメとゲームが趣味。お互いの趣味について話しても「そうなんですね…」と会話が続かず、沈黙が何度も訪れました。
<分析>
・趣味嗜好の違いは問題ではないが、お互いの興味に歩み寄る姿勢がない
・「この人とは価値観が合わない」という先入観が会話を硬くする
・共通点探しに終始し、目の前の相手そのものに興味を持てていない
4. 緊張しすぎて本来の自分を出せないケース
事例: 32歳の女性Dさんは、「良い印象を与えなければ」というプレッシャーから、無難な話題しか選べず、当たり障りのない会話に終始。普段は明るく話好きな性格なのに、お見合いでは借りてきた猫のようになってしまいました。
<分析>
・「失敗できない」という思いが強すぎて、自然体でいられない
・相手も同様に緊張していると、お互いが探り合いのような状態に
・本当の相性を確認できないまま時間が過ぎてしまう
5. ネガティブな話題が多いケース
事例: 36歳の女性Eさんは、相手男性が「前の職場がブラックで…」「最近の若い人は…」「今の日本は…」と愚痴や不満ばかり話すため、楽しい雰囲気にならず疲れてしまいました。
<分析>
・初対面で愚痴や不満を言う人は、一緒にいて楽しくないと判断される
・ポジティブなエネルギーが感じられず、将来を共にするイメージが湧かない
・「この人と結婚したら、毎日愚痴を聞かされるのでは」という不安を抱かせる
6. 価値観の押し付けがあるケース
事例: 29歳の女性Fさんは、相手男性から「女性は家庭に入るべきだ」「子どもは3人欲しい」「妻は夫を立てるべき」など、一方的な価値観を語られ、彼女の意見を聞こうとしない態度に違和感を覚えました。
<分析>
・結婚観や家族観の相違は重要だが、初期段階での押し付けは逆効果
・相手の考えや希望を尊重しない姿勢は、対等なパートナーシップを築けないサイン
・「この人と一緒になったら、自分の意見は通らない」という懸念を生む
🤔 会話が盛り上がらなかった後、次回も会いたいと思うか?
<基本的な心理>
会話が盛り上がらなかった場合、約70%の女性は「次回は会いたくない」と判断します。しかし、残り30%には次回のチャンスがあります。その分岐点を分析します。
✅ 次回も会いたいと思われるケース
1. 誠実さや真面目さが伝わった場合
会話は盛り上がらなかったものの、相手の誠実な人柄や真面目に向き合おうとする姿勢が感じられた場合、「緊張していただけかも」「もう少し知りたい」と前向きに考える女性もいます。
<判断ポイント>
・話下手でも、真剣に聞こうとする姿勢があった
・不器用ながらも気遣いが感じられた
・礼儀正しく、マナーがしっかりしていた
2. お互いの緊張が原因だと理解できた場合
「私も緊張していたし、相手もきっと緊張していた」と客観的に振り返れる女性は、2回目のチャンスを与える傾向があります。
<判断ポイント>
・1回目は様子見と割り切れる成熟した考え方
・カジュアルな場面なら違う一面が見られるかもという期待
・プロフィールや条件面での魅力があった
3. ちょっとした好印象ポイントがあった場合
会話全体は盛り上がらなくても、一瞬でも「いいな」と思える瞬間があれば、次回につながる可能性があります。
<具体例>
・さりげない気配り(椅子を引く、歩く速度を合わせる)
・笑顔が素敵だった
・清潔感があり、身だしなみが整っていた
・食事のマナーが良かった
❌ 次回は会いたくないと判断されるケース
1. 生理的に無理だと感じた場合
・清潔感がない(服のシワ、体臭、フケなど)
・食事のマナーが悪い
・態度が横柄、店員への態度が悪い → これらは会話の内容以前の問題で、挽回不可能
2. 価値観の不一致を強く感じた場合
・女性を見下すような発言
・金銭感覚の大きなズレ
・結婚観・家族観の根本的な違い → 「この人とは合わない」という確信を持たれる
3. 会話を盛り上げる努力が全く見られなかった場合
・スマホばかり見ていた
・明らかにやる気がない態度
・相槌も打たず、無関心な様子 → 「私に興味がない」「誠意がない」と判断される
4. ネガティブな印象が強く残った場合
・愚痴や悪口ばかり
・自慢話や武勇伝の連続
・マウンティング的な発言 → 「一緒にいて疲れる」「楽しくない」と感じられる
💡 仲人からのアドバイス/会話が盛り上がらなくても諦めないために
◆男性へのアドバイス:
・質問だけでなく、共感と感想を入れる
「〇〇なんですね。それって△△だから楽しそうですね」
・相手の話を深掘りする質問を心がける
・自分の話は3割、相手の話を7割聞く
・聞き上手は婚活の最強スキル
・緊張は正直に伝える
・「実は緊張していて…」と素直に言うと、相手もリラックスできる
◆女性へのアドバイス:
・1回目で完璧を求めすぎない
・お互い緊張していることを理解する
・2〜3回会ってから判断する余裕を持つ
・自分からも会話を盛り上げる努力をする
・相手任せにせず、自分からも話題を提供する
・リアクションを大きめにすると、相手も話しやすくなる
・会話以外の要素も観察する
※人柄、気遣い、マナー、雰囲気、会話スキルは後から改善できるが、人間性は変わらない
📊 統計的データ(相談所の実績より)
・1回目のお見合いで交際に進む割合: 約35%
・会話が盛り上がらなくても2回目につながる割合: 約30%
・2回目以降に印象が好転した割合: 約45%
最終的に成婚したカップルの「1回目の印象」: 約60%が「普通」または「微妙」だった
結論として、初回の会話が盛り上がらなくても、それが全てではありません。 大切なのは、お互いに誠実に向き合おうとする姿勢と、相手を理解しようとする努力です。婚活は「完璧な初デート」を目指すのではなく、「お互いを知っていくプロセス」を楽しむことが成功の鍵となります。
ます!